誰もいないのに、声が聞こえたという経験はありませんか?
そういう状況についてインターネットで検索すると「幻聴」「心のSOS」「精神症状」「統合失調症」そんな言葉が並んでいます。
現代のストレス社会において、実際にそのような症状にお困りの方も多いのだと思います。
でも、そうではないのに「声が聞こえた!」という体験をし始めている人も、もしかしたら多いのではないでしょうか?
私の友達も最近、そのような体験をしているようです。
それは直感が鋭くなり、何かをキャッチし始めているのかもしれません。
私なりの「声が聞こえた?!」という体験や、それについての考えをお伝えしてみたいと思います。
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これは直感?それとも第六感?
直感という言葉は結構、誰でも身近な言葉で、会話の中でも聞かれることがありますよね。
「直感で決めた」なんて表現をしますよね。
直感はある時、突然ふと頭に浮かびます。
でもそれは思考に左右されやすく、すぐに消えてしまいやすいものです。
例えば「この前見たあれ、やってみたいな!」と直感で思ったとします。
その直後に「でも今はお金がないし…」「仕事休めないから…」と、思考がその直感を打ち消します。
この思考さんが厄介で、ご丁寧に毎度毎度「こういう理由で自分はできないですよ~」と理由を説明してくれるんですよね…。
第六感や虫の知らせという言葉もありますよね。
悪いことが起こる前にそれをなんとなく「なんだか悪い予感がする」「胸がざわざわする」と察知したりすることがあります。
人間には自分の考えとは別のところで、感覚で何かをキャッチする能力があるようです。
それは「私にはそういう能力はないから」と言っている人にも、多かれ少なかれみんなあります。
私の周りにも、何人もいるんですよ。
散々いろいろ自分の今までの不思議体験を語っておいて、最後の最後に「でもさ、私にはそういう直感とか霊感とか、そういう能力はないからさ!」って。
「いやいやいやいや!そこ別にわざわざ否定しなくていいから!」って思うんですけどね。
インスピレーションの意味は?
直感、第六感の他にも似たような言葉で、インスピレーションという言葉もありますね。
瞬間的なひらめきや思いつきという意味の言葉です。
インスピレーションは時間をかけて考えつくような考え、アイディアではなくて、天からメッセージがおりてきたかのように突然思い浮かぶ考えです。
「インスピレーションがわく」なんて言いますね。
「降ってきた」「おりてきた」「ピンときた」「ビジョンがみえた」などと表現することもあります。
インスピレーションは理性を必要とせずに、瞬間的に感じ取ることで、過去の経験や考察とは別のものがおりてくることがあります。
それをまたご丁寧に思考さんが「それは自分には無理でしょ!だってこういう理由で…」って打ち消そうとしてくれるんですけどね。
私の周りには直感、第六感、インスピレーション、そういう感覚を持っている人も多いので、しょっちゅうみんなおりてきます。笑
そしてそれを聞いた人も、その人におりてきたことはその人にとって大切なこと、と認識していて尊重しています。
さらに誰かにおりてきたインスピレーションは、結構周りの人にもプラスの影響を与えるんですよね。
「霊感の強い人のそばにいると霊感がうつる」なんて言ったりしますが、それもちょっと理解できますね。
目には見えない世界に興味のある人は、霊感のある人の近くでそういう話をよく聞いていると、自分も感じようとしたり見ようとするので、感覚を開くことにつながるんですよね。
私も分かる人に「ここの場所からエネルギーが違ってるよぉ^^」なんて言われると「どれどれ…」って感じてみますからね。
そういうふうに現地通訳してもらえると、分かりやすいですよね。
声が聞こえる体験
なんとなくこう感じる、という感覚でキャッチする体験は、誰でもあると思いますが、誰もいないのに声が聞こえるという体験はありますか?
実際に声で、言葉として聞こえる体験です。
私の体験を、いくつかご紹介したいと思います。
ねぎらいの声?
私が一番初めに体験したのは20代になって、すぐくらいの頃だったと思います。
仕事でへとへとでお風呂も入らず、ベッドの端に上半身もたれかかって、うとうとしていた時です。
突然声が聞こえました。
一言、「つらいのか?」
・・・ハッ!!
キョロキョロ、ドキドキドキドキ…(-_-;)
部屋には誰もいないんですけどね。
夢という感じでは全くなく、男の人の声なのですが、中性的なイメージの男の人の声で、ハッキリ聞こえました。
思わずびっくりして条件反射で「大丈夫です!」と声に出して言いましたけど。笑
あれが初めての時ですね。
それからも何度か、声が聞こえることはありました。
それは鼓膜を震わせて耳で聞こえるというよりも、頭の中に直接声が響いてくるような、そんな感覚です。
ざわざわした話し声
その同じ頃、私は夜寝る前にベッドに横になって目をつぶると、頭の中でざわざわと人がたくさんいて話しているような声が聞こえていたんです。
でも寝ている間って、脳が情報の処理をしているって言うじゃないですか?
だから、まだ眠ってはいないんですけど、それがきっともう始まっているんだなと、毎晩思っていました。
ある日、友達に「夜寝る直前ってさー、なんか頭の中に声がいっぱい聞こえたりするでしょ?」と当たり前に言いました。
そしたら「そんな声なんか聞こえないよ!」とびっくりされて、逆に私が驚いたことがありました。
「普通、声は聞こえないんだぁ…」って。
頭の中にたくさんの人の話し声が聞こえていたのはその数年間だけで、その後はなくなったので(別の現象にその後変わっていってはいますが…)やっぱりあの時期だけだったのだなと思います。
松丸政道さんの個人セッションで
それ以降も時々、頭の中にダイレクトに声が聞こえる体験は何度かありましたが、その中でも自分でちょっと驚きだった体験があります。
それは、松丸政道さんの個人セッションを初めて受けた時のことです。
松丸先生は、陰陽師の家系の26代目であり、物理学博士であり、一級建築士であり、江原啓之さんのお友達でもある霊能力者さんです。
江原啓之さんがテレビ出演などで有名になり、個人的な問い合わせやセッションに手が回らなくなった時期に、江原さんから松丸さんにクライアントがどんどん回されてきたそうです。
一級建築士の仕事をしていたのに、「江原のせいでこっちの世界の仕事をせざるを得なくなった。笑」とおっしゃっていました。
松丸先生の個人セッションを受ける前に、会場の廊下で1人順番を待っていました。
いつもならこういう時、私は事前に聞きたいことをしっかり紙に書いてまとめて行くのに、今回はなんとなく書かないまま会場入りしていたので、相談する内容についてあれこれ考えていました。
そうしたらまた突然、頭の中に聞こえたんですよ、声が。
やっぱり中性的な男性の声で。
「小手先の相談しないで、丸ごとぶつかれ」って。
小手先の相談…?
そういえば無意識に、自分がちょっと遠慮した聞き方をしようとしていたことに、その時気付きました。
「丸ごとかぁ。自分の中の深いところにあるものを、そのままストレートにぶつけてみよう!」そう思いました。
深いところにあるものを相談できるような人は、当時の私の周りにはいなかったですからね。
でも、これって自分の思考とは別に浮かんだ言葉なんですよ。
聞こえたその直後に「小手先って言葉、改めて考えるとどんな意味だ?」と思考で思って、スマホで調べましたからね。
だからこれは、私の思考から出てきた言葉ではなかったと思っています。
それが分かってちょっとびっくりでしたね。
まとめ
私の周りに、スピリチュアルな感覚に目覚め、自分の人生や生き方について、改めて真剣に考え始めている人たちがたくさんいます。
そういう人は、今まで全く感じたことがなかったという人でも、直感やインスピレーション、そして時にはビジョンが見えたり聞こえたり、そんな体験をし始めています。
目覚めの過程では、そのような感覚も開いていくそうです。
初めて体験した人に多いのが「いやいやいやいや!気のせいでしょ!」と自分で感じたことをなかったことにしてしまうことです。
「自分にもそういう能力はある」そう認め、自分に許可すると、そのような感覚はどんどん開いていきます。
そして本来は誰もがそのような感覚を持っているのに、忙しいストレスを感じるような毎日の中で、感じる能力が使えなくなっていただけです。
きっとこれからの令和の時代は、1人1人が本来持つ能力を発揮して、より良い人生を生きていける、そんな時代になっていくと思っています。
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