両手振り体操や気功のスワイショウその効果は?私の症状克服体験

体操 健康

両手振り体操というのを知っていますか?

両手振り体操は船井幸雄さんがよくすすめていたので、それで知っているという人も多いかもしれませんね。

とても様々な面で健康効果が高いことが知られています。

この両手振り体操の、両手を前後に振る動きは、気功の世界にも「スワイショウ」と呼ばれる気功法としてあるんですよ。

私も1年半付き合ってきた困った症状を改善することができた、おすすめの健康法です!

両手振り体操のやり方や、実際に私がやってみて感じた体の変化についてお伝えします。

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両手振り体操とは?

まず最初に、両手振り体操とはどんなものなのかお伝えします。

年齢ごとの回数の目安などもあるので、参考にしてみてください。

達磨大師が伝えた健康長寿法

木々の緑

両手振り体操は、船井幸雄さんがよくその良さについて伝えていたので、それで私もこの体操のことを知りました。

両手振り体操は、両手を前後に振るだけのとても簡単な体操です。

足を肩幅に開いて立ち、両手は自然な形で内側を向け、力を抜いてリラックスして前後に軽く勢いを付けて振ります。

後ろに勢いよく振って、その反動で両手が前に行くイメージです。

船井幸雄さんは両手振り体操を、通信工学の権威だった工学博士の関英夫先生から教えてもらったそうです。

関先生は、達磨大師が健康長寿法として「易筋経」という経典の中に書いていたものを見つけて、ご自分も実践されていたそうです。

以前私は、両手振り体操の効果について伝える、詳しい動画を見たことがあります。

それは両手振り体操をする前と後とで、様々な身体の変化を数値化して明確に伝えているものでした。

驚きだったのは、血流やリンパの流れが良くなるだけではなく、両手を前後に繰り返し振ることで、身体の骨格の歪みも改善されるのだそうです。

他にもとても多くの効果が現れることを、その動画では数値化して伝えていたので「両手を前後に振るだけで!?」と驚いたのを覚えています。

気功法のスワイショウ

瞑想

気功の世界では、両手振り体操と同じような動きの「スワイショウ」という気功法があるそうです。

老廃物のデトックスに効果的だとされているようです。

今回いろいろと調べてみたら、両手振り体操をすることで、背骨に沿ってあるチャクラのエネルギーが上下して、チャクラが整うという話もありました。

私の友達も、両手振り体操を続けていたら、エネルギーが見える方から「丹田がしっかりしてきたね」と言われたそうです。

この気功法のスワイショウは、何か症状がある人は、毎日1000回以上行うといいと言われているようです。

船井幸雄さんは、毎朝1000回以上されていたそうです。

そうすることで健康維持ができ、0.05だった視力が約3年で0.9に回復して、その後は眼鏡がいらなくなったと言っています。

3年はかかっていますが、両手を振るだけで高齢の方の視力が回復するなんてすごいですよね。

視力が回復して目にも良いなら、きっと全身に良い影響を与えているのだろうと想像できますね。

年齢ごとの回数の目安

両手振り体操は、前後に振って1回と数えます。

年齢によって良いと言われている、最低限の回数の目安があるようです。

・60歳以下は200回前後(3~4分間)
・60歳代は300回(5~6分間)
・70歳代は400回(6~8分間)
・80歳代は1000回(15~20分間)
・90歳代は2000回(30~40分間)

年齢を重ねていたり、病気や症状のために行うなら、多くやる方が効果的なようですね。

健康維持には500回、病気治しには2000回という情報もありました。

回数はその情報によって、少し差が見られました。

きっとその人の状態によって、効果を感じられる回数というのは違うのだと思います。

1人1人の体や抱えている症状は、全く違いますからね。

自分にとって変化が感じられる回数を見つけていくと良さそうですね。

回数を分けてやってもいい

1度でたくさんの回数を全てやらなくても、何回かに分けてやってもいいそうです。

音楽を聴きながら、時間でアラームをかけてやってもいいそうです。

でも友達からは「気功ではテレビを見ながらなどではなく、自分としっかりと向き合いながらやるとより効果的」と聞きました。

東の朝日の方を向いてやるのも良いと言われているのだとか。

いろんな情報がありますが、今では「両手振り体操」をする人も増えて、研究もいろいろと進んでいるそうです。

それによると1日5~10分くらい、方角や時間帯には関係なく、空いている時間にするだけでも、十分に効果があることも分かってきたそうです。

でもその人の健康状態や、どうなりたいかによって、回数は増やしていくとより効果的なのだと思います。

まずは継続してやってみて、自分の体の変化を観察していくと良さそうですね。

10分以上ウォーキングできない私の場合

心配そうな女性

私は1年半くらい、ずっと困った症状がありました。

それは10分以上ウォーキングすると、体がかゆくなるというものです。

初めは原因も分からず、1年半もこの症状と付き合うことになりました。

でもある時、その原因が運動不足による老廃物の蓄積に関係しているということを知りました。

運動して血流が良くなることで、体内に溜まった老廃物や体内毒素が、一気に流れ始めます。

そうすると、体が炎症を起こしていると勘違いして、かゆみの原因になるヒスタミンが分泌されるようです。

運動不足が原因だけど、運動すれば強いかゆみに襲われてしまうという、困った状態でした。

そんな状態の私が「これなら続けられるかもしれない!」と希望を抱いたのが、この両手振り体操でした。

両手振り体操は、高齢の方や歩くのが困難な人でも取り組みやすいという利点があります。

歩くと強いかゆみが出てしまう私でも、これならできそうだと思いました。

それにこの私の症状が、老廃物の蓄積が原因なのだとしたら、老廃物のデトックスに効果的だとされている気功法のスワイショウなら、より効果が見られるはずです。

そんな希望を胸に、私はこの両手振り体操に、本格的に取り組んでみることにしました。

毎日1300回を目標にする

とりあえず毎日欠かさずに継続してやると決めて、毎日の生活の中での優先順位を上げていきました。

回数としては、何か症状がある人は1日1000回以上やると良いという目安があるので、1000回以上はやりたいと思いました。

船井幸雄さんは前後に振る動きの他に、胸を開くような前後の振りも入れていたようなので、私も胸開きの振りを100回加えることにしました。

やってみると、この動きがとても気持ちが良かったからです。

また、ごく軽いスクワットを加えた両手振りを100回、そして左右に体をひねって腕を振る動作も100回加えました。

気功にも左右に腕を振る動作があると聞いたのでやってみると、これがとても気持ち良くて、体のこわばりや歪みがとれるような感覚がしたからです。

スクワット付きの両手振りも、筋力アップのためにも続けていきたいと思いました。

つまり、やってみて自分が気持ちがいいな、続けてやってみたいなと思った動きを、合計300回分加えた形です。

全部を合わせると、前後の普通の両手振りを1000回、胸開き・スクワット・左右のひねりをそれぞれ100回ずつの、合計1300回を私の毎日の基本の形にしてみました。

初日は体のこわばりを感じる

桜

両手振り体操は春になり気候も良くなってきたので、なるべく外でするようにしました。

初日は、腕を振り始めると体がこわばっているのが自分でも分かりました。

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腕が前後にスムーズに動かない、ちょっとひっかかる感覚です。

腕を振るだけで、肩のあたりに少しかゆみも感じました。

左右に体をひねって両手を振る動きでは、足の骨がバキバキ何度もなりました。

いかにも「運動不足だなぁ…」といった感じです。

2日目に早くも腕がスムーズに動くのを感じる

2日目になると、自分でも驚きだったのですが、初日とは違って腕がスムーズに動いて振ることができている感覚がありました。

腕の可動域も、初日より少し大きい感じがしました。

「2日目でこんなに違いを感じるなんてすごい!」それが最初の感想でした。

左右にひねって振る動きでは、相変わらず足がバキバキなります。

およそ1週間後、外でやると呼吸が違う感覚に気付く

太陽

それから毎日、1300回の両手振り体操をしました。

日中なかなか時間がとれない日には、子どもたちと一緒に寝室に向かう間際に、リビングであわててやる日もありました。

すると、何日かやってみて気付きましたが、室内でするのと外でするのとでは、呼吸の空気の入り方がなんとなく違うという感覚に気付きました。

室内より外の方が空気もきれいですし、そのきれいな空気が、外だとより深く呼吸で体内に入る感じがしました。

あくまでも私の感覚ですけどね。

でもその時、こんな話を思い出しました。

コロナウイルスの出現を予言的中させて有名になった、インドの占星術師のアビギャ・アナンドくんという少年を知っていますか?

この少年が、コロナウイルスによって人々が室内の空気だけを吸っているのが健康に大きな問題だとYouTubeで言っていました。

それを聞いて私は「運動不足になるだけじゃなくて、室内の空気だけを吸っているのがそんなに問題なの?」と思ったんですよね。

だけど自分の体感でも、室内と外の空気を呼吸することの違いを感じたので、アナンドくんが言っていたことはきっとそうなんだろうなと思いました。

肺

人間って普通の状態で呼吸しているときには、肺の中にある空気を少ししか循環させられていないらしいんですよね。

ほんの一部分だけが交換されて、他はずっと古い空気が肺の中に残っているんだそうです。

だからヨガの呼吸とか深呼吸をすることは、新しい空気としっかり交換できて、健康にはとても大切なんですよね。

リーディングで有名なエドガー・ケイシーもこんなことを言っています。

エドガー・ケイシーは瞑想状態に入ると、宇宙の叡知にアクセスして、どんな分野のどんな質問にも答えることができた「眠れる予言者」と呼ばれる人です。

●私たちは、食物なしでも数週間、水なしでも数日は生きられるが、空気がなくては数分間しか生きられない。

食物や飲み物よりも、大量の新鮮な空気の供給のほうが必要だ。

●歩く時には、規則正しく深く呼吸して、肺を最大限の容量まで満たし、また、息を吐くたびに空気をできるだけ多く排出しなさい。

これはすべての呼吸練習にも適用される。

口で呼吸してはならない。

鼻を通って戸外の空気が肺に到達することが、自然の意図なのだ。

深い深呼吸をして、体内の空気をしっかりと吐き出すと、体はアルカリ性に傾くそうです。

だから過呼吸になっている人の体を調べると、みんなアルカリ性になっているそうです。

人間の体は、酸性よりアルカリ性になっている方が、健康を維持できると言われています。

肺の中に溜まっている空気をしっかりと吐き出して、新鮮な空気をたくさん吸うことがとても大切なんですね。

私の知っている情報や、実際に感じた体感から考えると、やっぱり両手振り体操も室内でするのと外でするのとは全然違うのかも、そう思いました。

そんなこともあり、できる限りなるべく外で両手振り体操をするように心がけていきました。

それに太陽の方を向いて目をつぶって、無心に数を数えながらするのも、とても気持ちがいいですよ。

ちょっとした瞑想状態になるのかな。

目を開けたときの、現実世界に帰ってきた感じが、ギャップをちょっと感じます。笑

肩こりや肩のゴリゴリがなくなる

肩こりの女性

私はそれまで肩こりに悩んだことはなかったのですが、運動不足になってから、パソコンを少し長くやっていると肩こりを感じるようになりました。

それから、夜布団に入っていて寝返りを打った時など、肩がゴリゴリとなるようになってきていました。

年齢を重ねてきているから仕方ないのかな?

こうやってみんな、四十肩とか五十肩とかになっていくのかな?

そうなふうに漠然と思っていました。

それが両手振り体操を続けていくうちに、パソコンをしていても肩こりを感じなくなり、肩のゴリゴリもなくなっていったんです!

肩のあたりは、毎日1300回両手を振ることで、なんとなく筋肉が付いたような気がしていました。

それに両手を振ると血流も良くなるはずなので、肩こりの予防にも良いのでしょうね。

毎日の散歩も続けていく

ウォーキング

毎日1300回の両手振り体操と一緒に、毎日の散歩も続けていきました。

最初は10分歩くとかゆくなり始めて、すぐにかゆみが強くなるので、限界に近付いた頃に帰宅する感じで長くは歩けませんでした。

でも両手振り体操と散歩を毎日続けていくうちに、自分でも驚きだったのですが、かゆみを感じ始める時間がどんどん変化していったんです。

最初10分だったのが、わずか1週間後には20分かゆみもなく歩けるようになりました!

1年半もずっとこのかゆみと付き合ってきたので、私にとってはとても大きな変化でした。

2週間後にはジョギングも少しずつ入れられるようになっていきました。

3週間後にはさらにたくさん歩けるようになり、それまでは車で行っていた片道22分のコンビニまで往復で45分程度、歩いて行けるようになりました。

そして1ヶ月半後には1時間以上歩けるようになり、長い距離を走ればかゆくなり始めますが、歩けばすぐにかゆみはなくなるようになりました。

この状態にまでなると、歩くことへの不安はほとんど感じなくなり、体もとても軽やかに感じるようになりました。

元々運動が好きなので、外に出ればすぐに走り出したい気分になる、そんな以前の私が戻ってきました。

無理なく毎日継続すること

歩くことへの不安がほとんどなくなった現在では、日課となった両手振り体操を、必ずしも毎日1300回はやっていません。

なぜなら私の場合、500回までは無理なくあっという間にできるのですが、やっているとそこからが結構長く感じるんです。

だから負担を感じながら無理してやるよりも、とにかく毎日続けていくことを優先させました。

でもどんなに時間がなくても、毎日必ず500回はするようにしています。

そして時間がある時やできそうな時には、目標の1300回を目指してやっています。

健康に関する専門家がこんな話をしていました。

「歯磨きはみんな毎日するのに、それ以上に健康にとって大切なことがあっても、全くそれをやっていない人が多い」と。

私は歯磨きはどんなに時間がなくても、疲れていたとしても、意地でもやります。

それと同じですね。

私の健康にとっては必要で欠かせないこととして、毎日歯磨きをするように、毎日ウォーキングと両手振り体操の時間を優先させて、ちゃんととるようにしています。

まとめ

両手振り体操はとても高い健康効果が言われています。

気功の世界ではスワイショウと言われ、老廃物のデトックスに効果があるとされています。

毎日ある程度の回数を継続して行うことで、速やかに老廃物や体内毒素の排出を促してくれるのだと思います。

実際にやってみて、それまで1年半もずっと克服できなかった、運動した時の体のかゆみが、毎日の両手振り体操と散歩によって、およそ1ヶ月半でほぼ克服することができました。

毎日の健康維持には500回、何か症状があったり病気治しには1000回~2000回、試しにぜひ毎日継続してやってみてくださいね!

皆さんもご自身の身体の変化に気付くかもしれませんよ。

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れっきー

子育てライフカウンセラー・保育士として個別相談や情報発信を行ったり、宮城県で子育てサロンを運営しています。

19年の公立保育所勤務経験があります。

小さい頃から、不思議なことが当たり前に起こるような家庭環境で育ちました。

そのため「目には見えない世界が絶対ある!」と、見えない世界のことを探求する人生になりました。

男の子兄弟、二児の母です。

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