前々回の記事では、おさえておきたい日月神示の概要について、そして前回の記事では日常生活での具体的な考え方や実践についてお伝えしました。
日月神示では、今私たちが迎えている人類史上初めての大試練は、身魂を磨いていないと越えられないと言っています。
そしてそれには、食がとても重要なのだそうです。
日月神示では食に関してたくさん示されていて、知っておきたい情報がとても多い部分です。
今回は、身魂磨きにとても重要な、食に関してもっと詳しくお伝えしたいと思います!
予備知識がないと理解しにくいところがあるので、前の記事から先に読まれることをおすすめします!
★おさえておきたい日月神示の概要はこちら
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日月神示とは?世界最高の預言書が伝える世の混乱と人類初の大変革
★具体的な考え方や実践はこちら
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日月神示が伝える身魂磨きの考え方や日常生活での具体的な実践
日本人は食から滅びる
地上を創った神様の、国常立大神が伝える日月神示では、日本人は食から滅びると言っています。
地球上では過去に、たくさんの大きな文明が繁栄してきました。
その大きな文明が滅亡するときには、いつも必ず「食」と「色(男女関係の色情)」が乱れたのだそうです。
アフリカやアジアの国々では、今日食べる食べ物もなくて、飢餓に苦しんでいる人たちがたくさんいます。
日本ではどうでしょうか?
医療の進歩によって、日本は平均寿命を延ばして、世界一の長寿国とも言われるまでになりました。
でもその反面、昔とは違って、生活習慣病やガンになる人は増えて、天寿をまっとうして安らかな最後を迎えられる人はとても少ない状況です。
ほとんどの日本人は、最後は何かの病気になって苦しむか、寝たきりになったり、認知症になったりして人生を終えます。
東京都心では、路上生活者がコンビニで売れ残った食品を食べ続けて、糖尿病になる時代です。
病気が増えて、年々医療費がかさんでいる大きな原因になっているのが、食品添加物をはじめとする日本の食の問題です。
食が乱れれば、必ず体は病んで、精神も病みます。
さらに進めば魂もけがれて、霊性も落ちます。
身魂の質が落ちて波長が粗くなると、低級霊と波長が合いやすくなります。
神様の気を受けにくくなり、真実を見る目を失って、正しいことのために立ち上がろうとする意志のない人間が、社会にあふれるとされています。
世界支配をもくろむ陰謀集団「石屋(イシヤ)」からすれば、こういう社会にすることで、戦争をしなくても日本人を奴隷化することができるわけです。
これこそが、日本人を骨抜きにするために仕掛けられた「悪魔の日本占領計画」の大きな柱の一つなのだそうです!
大きな柱の1つということは、他にも大きな柱がいくつもあるんですけどね…。
そしてその食を利用した「悪魔の日本占領計画」は、九分九厘まで成功していると言えます。
日月神示が伝える正しき食とは
日月神示では、人間にとっての正しい食べ物は決まっていると言っています。
現代の日本人が持っている食に対する常識や、日常的に食べている食べ物や食べ方は、どうやら間違っているようですよ。
肉食動物は肉を食べて、草食動物は草を食べるように、天地が栄える天地弥栄(てんちいやさか)の法則に合った食が、人間にもあるのだそうです。
「牛の物食べると牛のようになるぞ。猿は猿、虎は虎となるのざぞ。臣民の食べ物は定まっているのざぞ」
このように臣民の食べ物は定まっていると、神示では明確に伝えています。
そして人間が何でも食べるようになってしまって、天地に合った食が乱れる社会になった時、獣と神とが分かれると示されています。
「獣と神とが分かれると申してあろがな。縁ある臣民に知らせておけよ、日本中に知らせておけよ、世界中に知らせてやれよ」
ここで伝えている「獣」とは、霊性が墜ちて神の気が抜けた獣性人間のことで、「神」とは神の気がしっかりと納まっている神人合一の神人のことです。
人類はやがて、この二種類に分かれるようになると言います。
現代社会の今は、どう考えても既に、天地に合った食が乱れる社会になっていると思います。
ぱっと見ただけでは分からないかもしれませんが、神様とちゃんとつながっている神人と、獣性人間とに、実は分かれているというのですね。
獣性人間って、結構衝撃的じゃないですか?
獣人間ですよ。
でも世界中で起きているいろんなことを見ていると、本当にびっくりするようなことをしている人たちがたくさんいて、なんだか分かる気がしますね。
そして反対に、本来の人間のあるべき姿というのは、神様とちゃんとつながっていて、神の気がしっかりと納まっている、神人合一の「神人」だということですね。
確かに昔は、自然界の声を聞き、自然と調和した生活が当たり前の時代が、長くありましたからね。
特に日本人は、八百万の神々というくらい、あらゆるものには神が宿っていると信じて、神様を尊び大切にして暮らしていました。
私たちは陰謀集団「石屋(イシヤ)」の悪の仕組みに、長い間取り込まれていて、すっかり当たり前になってしまっている自分の食生活を、一度しっかりと振り返ってみた方が良さそうですよ。
あなたはご自分が、獣人間と神人、一体どちらだと思いますか?
次からは日月神示が伝える、人間にとっての正しい食べ物や食べ方について、1つずつお伝えしていきます。
自分の食生活を一気に大きく変えることは難しいですし、当たり前の習慣になっていることを変えることは、人によってはストレスを感じることもあります。
日月神示が言う天地が栄える天地弥栄(てんちいやさか)の法則に合った食に近づいていきたい人は、できることから少しずつ、心がけて変えていきましょう!
肉食は共食いになる、人間の食べ物は五穀野菜
日月神示の中で、食に関して繰り返し伝えられていることが、肉食についてです。
「四ツ足を食ってはならん。共食いになるぞ。草木から動物生まれると申してあろう。臣民の食べ物は、五穀野菜の類であるぞ」
「日本には、五穀、海のもの、野のもの、山のもの、みな人民の食いて生くべきもの、作らしてあるのぢゃぞ。日本人には肉類禁物ぢゃぞ。今に食い物の騒動激しくなると申してあること忘れるなよ。今度は共食いとなるから、共食いならんから、今から心鍛えて食い物大切にせよ」
四ツ足というのは、牛や豚、羊など四本足で歩く動物類を主にさしています。
生命進化では人間に近い生き物なので、これを食べることは共食いになるということで、肉食はいけないとハッキリと言っています。
人間にとっての正しい食べ物とは、米や雑穀などの穀類、豆類、野菜、海の海藻類のことのようです。
これに関しては、別の時代に同じ国常立大神の神様から、出口王仁三郎(でぐちおにざぶろう)が降ろしていた神示の中でも、同じように伝えられています。
「日本は神国と申して、昔から神に仕え、政治を行うた国であるから、血に穢れたり肉食をしたものは、神の御前に出ることは許さぬ国であるから、日本人はどこまでも五穀野菜と鮮魚よりほかのものは、口に入れることは許していないのであれども、今の日本の人民は皆外国の真似を致して、四ツ足と見たら共食い致すようになり、たまたま四足獣を食わぬ人民があれば、時勢遅れの馬鹿と申して嘲笑うようになりてしもうて、この清らかな国土も清らかな神民も皆穢れてしもうて、今日の国家のありさま、神の住居を致すべき場所が、地の上には錐(きり)1本立つ場も無き所まで曇りてしもうておるぞよ」(大正8年1月5日)
大正8年の時点でその状況では、今はさらに比べものにならないほど、血が穢れてしまっていますね…。
肉を食べないとスタミナが出ないとか、タンパク質が足りなくなるというのが間違った情報だということは、いろいろなところで既に言われていることです。
学術的にも、肉食で血液が汚れて不健康になるということは、だいぶ認知されてきました。
日本食の玄米やヒジキなどの海藻類、味噌や納豆の発酵食品などをしっかり摂る方が、はるかに栄養価も高くて健康的で、動物性食品で補う必要はないとも言われています。
肉類は発酵とは逆の腐敗の過程にあって、毒素が腸管から吸収されるし、血液の酸化も起こるので体が不健康になっていくとされています。
現代栄養学で言われている食事バランスは、次のようになっています。
・穀物、パンなど
・肉、魚、卵など
・牛乳、チーズなどの乳製品
・野菜、果物など
この食事指針は、終戦直後にGHQ占領軍の政治政策の一環として進められたもので、間違った指針だと言われています。
戦後の日本市場に参入しようとする、アメリカ企業の思惑も働いていたものなのだそうです。
つまり日本に輸入して、お金儲けをしようとしたんですね。
動物性タンパクなどの動物性食品が、絶対に必要なものだとあおられることで、日本国民は見事にアメリカ企業主導型の食習慣で、占領されてしまいました。
有名な「マクガバン・レポート」というものがあります。
そこには、生活習慣病は食事が原因で、医学的治療よりもまずは動物性食品を控えて、植物性食品中心の食事に切り替え、食を正すべきだと書かれています。
そして植物性のタンパク源として、豆腐が脚光を浴びるなど、アメリカでは日本食ブームが起こりました。
その結果実際に、15年間のうちに心臓病の死亡者数を30%減らすことに成功しているそうです。
アメリカだけではなくヨーロッパでも、ベジタリアンはかなりの数に達しているそうです。
そうした世界的な動きの中で、日本はいまだにテレビ番組などでも、肉食料理やグルメが喜ばれていますよね。
人の臼歯の比率を見ても、動物とは違って人間は、穀類菜食に適応するようになっています。
また、腸の長さを肉食動物と比べてもはるかに長くて、穀類菜食が適していることを表しています。
特に日本人は西洋人と比べると、腸の長さが2メートルも長く、昔から穀類菜食をしてきた民族だということが分かります。
それに菜食の方が肉食よりもはるかに力が出るという実験やデータも、調べるとたくさん出てくるので、肉類を食べないと力が出ないというのも、長年すり込まれた思い込みだということが分かります。
BSE(牛海綿状脳症)や鳥インフルエンザなど、神示が「今に食い物の騒動激しくなる」と予告していたように、いろいろな騒動も起きてきていますよね。
また、肉食の文化が環境破壊や食糧不足に深刻な影響を及ぼしているという情報も、よく目にするようになりました。
肉食産業に使われる飼料や放牧のために、熱帯雨林がものすごいスピードで破壊され続け、糞尿による土壌や水質汚染も深刻です。
それに肉食産業のメタンガスの膨大な排出が、本当の温暖化の原因だというのもよく言われるようになってきました。
エサに使われる膨大なトウモロコシや飼料の穀物を人々に分け与えれば、飢餓や食糧危機の問題はなくなるとも言われています。
肉食は健康面、環境面、倫理面、霊的観点からみても、なんのメリットもないのに、肝心の日本人が世界からオーガニックや有機農業、ベジタリアンなど食の面でもだいぶ遅れをとっているようです。
いろいろなことを総合して考えると、肉食の文化は、天地が栄える天地弥栄(てんちいやさか)の法則に合った食とは、大きくかけ離れていることが分かります。
昔の日本人は、今のような肉食の文化はなかったんですよね。
私たち人間にとって、四ツ足の動物を食べる肉食は、共食いになるんですよ。
食生活の中で、共食いやめられますか?
わが家の場合は、家族は基本的に自由にしていますが、毎日の食事を作る私が、自分から進んで豚肉や牛肉の肉そのものを買うことはやめました。
コロッケなど加工品に入っていることはありますけどね。
でもうちには食べ盛りの子どもたちがいますし、野菜ばかりだと文句を言われるんですよね。
なので、自分の中で牛肉と豚肉は買いませんが、鶏肉はOKにしていますし、豚汁をリクエストされた時には豚肉を買うこともあります。
あとは外食の時はたまの楽しみで、食べたい物を食べるとか、自分の中で柔軟性を持たせています。
でも、毎日の食事の食材を買うときに、基本的に豚肉や牛肉、ウインナーやベーコンなどの肉加工品を買うのを控えるというだけでも、以前と比べたらだいぶ肉食の量は減っていると思います。
それに私自身はだんだん、豚肉や牛肉を食べたいともあまり思わなくなってきました。
私の場合は、一気に大きく変えるのではなくて、時間をかけて少しずつ体も心も慣れさせていくことが、無理なく徐々に肉食を減らしていくことにつながっていくのかなと感じています。
わが家と同じく肉食をしている皆さんは、身魂磨きのためにこれから何か取り組んでいこうと思うことはありますか?
一二三の食べ方でよく噛んで食べる
食べ物は私たちの身魂磨きに密接に関わるものですが、食に関してはさらに具体的な実践についても示されています。
「一二三(ひふみ)の食べ物に病無いと申してあろがな。一二三の食べ方は、一二三唱えながら噛むのざそ。四十七回噛んでから呑むのざぞ。これが一二三の食べ方、頂き方ざぞ。神に供えてからこの一二三の食べ方すれば、どんな病でも治るのざぞ。」
ここで言う一二三(ひふみ)とは、「ひふみ祝詞(のりと)」のことを指していて、つまり一二三の食べ方とは、よく咀嚼して噛んで食べなさいということのようです。
ひふみ祝詞は「ひ・ふ・み・・・」からはじまる47文字から構成された祝詞で、「あいうえお」や「いろはにほへと」と同じように、同じ音が繰り返されないように作られています。
その一音一音には言霊が込められていて、47文字の祝詞の中には、とても深い意味が隠されているとされていて、とてもパワーのあるものだと言われています。
「食べることは噛むことぞ。噛むとはかみざぞ。神に供えてから噛むのざぞ。噛めば噛むほど神となるぞ」
「食べ物頂く時はよくよく噛めと申してあろが。上の歯は火(カ)ざぞ。下の歯は水(ミ)ざぞ。火と水合わすのざぞ。カムロギ、カムロミぞ。噛むと力生れるぞ。血となるぞ。肉となるぞ」
食事療法では、動物性は抜きにして、玄米や野菜類を口に入れたら箸を置いて、50回、100回、200回とよく噛んで唾液と混ぜ合わせて、口の中でトロトロになったら飲み込むという方法で、病気を治す療法が実際に行われています。
胃潰瘍だけでなく、ガンを含めたいろんな病気が、正食に基づいた食事療法を実践することによって完治しているそうです。
一昔前のアメリカでも、フレッチャリズムと呼ばれる咀嚼健康法が、一時はヨーロッパまでに普及して有名になったことがあるそうですよ。
霊学的に言うと、上あごは火の気、下あごは水の気で、これを噛み合わせることで「カミ」になって、陰と陽と組み合わせた不思議な力が生まれ、浄化作用も促進されて、噛めば噛むほど神になるということのようです。
忙しい現代人にとっては、ゆっくりとよく咀嚼して食べるというのは、なかなかできていない人が多いでしょうね。
本来は噛めば噛むほど神になるのに、テレビやYouTubeを見ながらなんとなく食べている人も多いですよね。
私も気をつけます。
自分の住む土地で採れたものを食べる
もう一つ重要なのが「遠くて近いものを食べる」と示されている点です。
これは「遠くて近い」の遠いとは、人間の性から遠いもの(肉食は避ける)という意味で、近いとは自分の住んでいる土地に近いところで採れたものという意味です。
四ツ足の動物は生命進化で見ると、人間の性から近いものであるし、穀類や野菜などの植物性のものは遠いものということになります。
「遠くて近きは男女だけではないぞ。神と人、天と地、親と子、食べる物も遠くて近きが良いのざぞ」
「日本には五穀、野菜、海、川、いくらも弥栄の食べ物あるぞ。人民の食べ物間違えるでないぞ」
つまり、国産の自分が住んでいる土地で採れた、穀類や野菜を食べなさいということです。
どこか別の国や遠い土地で育った物を多く体にとりこむと、波長が合わないために、肉体的にも精神的にもいろいろな不調和が生まれて、病気になりやすくなります。
マクロビオティックなどを研究する人たちにとっては、このことは常識なのだそうです。
「人」と「土地」との一体性は、昔から「身土不二(しんどふじ)」と呼ばれていて、これが大自然の秩序で法則なようですよ。
今はスーパーに行けば、外国産の果物や肉類など、なんでも買うことができますよね。
皆さんは買う時に、1つ1つ産地を確認して買っていますか?
地産地消という言葉もありますが、自分が住んでいる土地に近いところでとれた食品を食べることが、霊的観点でも心身の健康にとっても一番いいということですね。
神に通じる嬉し嬉しの食べ方で食べる
共食いになる肉食は控えて、住んでいる土地からなるべく近いところでとれた穀類や野菜を、一二三の食べ方でよく噛んで食べることが、正しき食であるということについてお伝えしました。
もう一つ重要な点が、この食事法を実践するにあたって、とても大切なのは「歓喜を基本に喜びで食べる」ということです。
歓喜の源をたどると神に通じ、喜びの本体が神なので、喜びを感じず歓喜と交流しなければ、その行動は正しく力を発揮しないのだそうです。
体や行動に、神の気である歓喜が入っていない状態になるからだそうですよ。
「一二三の食べ方心得たら、今度は気分ゆるやかに嬉し嬉しで食べよ。天国の食べ方ぞ」
「ただ喜びに向ってひたすらに進んで行けば良いのであるぞ。正しき喜びをまず見極めよ。見極めて、ひたすらに進めば良いのぢゃ。食べ物を食べるのも喜びであるぞ。正しき食べ物、正しく食べよ。更に喜び増えて弥栄えるのぢゃ。自分の喜びを進め進めて天国へ入ること出来るのぢゃ。悪い食べ物、悪く食べるから悪くなるのぢゃ。目に見える食べ物ばかりでないぞ。何もかも同様ぞ。人民は喜びの子と申してあろう。罪の子でないぞ。嬉し嬉しの道あるに、何故歩まんのぢゃ」
正しい食事療法を実践することで、難病を克服して元の健康体を取り戻し、病気になる前よりも元気になってしまった人は数多くいるといいます。
神示にもある通りに食を正すだけで、実際に病気が治ってしまった人はたくさんいるのですが、治らなかった人がいることも事実だそうです。
その違いは一体なんでしょうか?
それは、病気を早く治したいと思いながら、仕方なく嫌々とやっていて、喜びを持って歓喜で実践していなかったということのようです。
食べ物を食べられることに感謝して、ありがたいと嬉し嬉しで神の気を受けていなければ、本当に良くなることは難しいようです。
神の道は無理のない道で、苦労はあっても楽しい苦労、やればやるほど喜びが増す苦労なのだそうですよ。
そう考えると、私たちがこうして生きていることや人の人生とは、全てが嬉し嬉しの歓喜の神の道なんですよね。
そして私たちの命を支える毎日の食事こそ、嬉し嬉しで感謝していただきたいですね!
動物を食べることと植物を食べることの違い
人間は、天国の住人の高級霊人の入れ物にならなくてはならないそうです。
ですが現在の人間は、食は乱れ血は汚れ、霊性は曇ってしまっているので、高級霊人どころか下級霊、もしくは動物霊の入れ物になってしまっているそうです。
「また霊人の食物は、その質において、その霊体のもつ質より遠く離れたものを好む。現代社会における、山菜、果物、海藻などに相当する植物性のものを好み、同類である動物性のものは好まない。何故ならば、性の遠く離れた食物ほど歓喜の度が強くなってくるからである。霊人自身に近い動物霊的なものを食べると歓喜しないのみならず、かえって不快となるからである」
これが人間にとっての正しい食生活を考える上で、とても重要な部分だそうです。
現代社会では、動物性の食品を食べて、これを美味しいと感じてしまっています。
自分の性に近いものを食べて、喜びを感じてしまっているんですね。
すり込まれた長年の習慣というものは、恐ろしいですね。
本来は動物性食は不快なもので、人間に許された食べ物は「五穀野菜の類」です。
この定められた食べ物の範囲を逸脱することは、宇宙秩序に反する行為なのだそうですよ。
植物も命あるものだから、食べてしまっては可哀想じゃないか、そう思う人もいますよね。
でも植物は動物とは違って、命を捧げることで魂が磨かれて成長し、次へのステージアップができるのだそうです。
また植物は、人々や昆虫、動物を癒す力に長けていて、「心を癒す」ことでも植物たちの魂は磨かれていくのだそうです。
そもそもの存在意義が、それぞれの生物によって違うのですね。
植物にとってみれば、人間に食べられることは歓喜で、人間が植物性のものを食べるという行為は、歓喜による融合を意味するそうです。
「草木は身を動物虫けらに捧げるのが嬉しいのであるぞ。種は残して育ててやらねばならんのざぞ。草木の身が動物虫けらの御身となるのざぞ。出世するから嬉しいのざぞ。草木から動物虫けら生まれると申してあろがな」
食べるという行為そのものは、食べる側と食べられる側の、両方の歓喜をもとにしたものでなくてはなりません。
人間が自分の性に近い動物食を歓喜と感じてしまうのは、偽物の歓喜です。
なぜなら、食べられる動物側にとっては、決して歓喜ではないからです。
彼ら動物にも、夫婦や親子の情愛があり、生活があって社会があるそうです。
傷つけられれば痛みや恐怖、悲しみや絶望、怒りを感じることもあって、殺されれば恨むこともあるのだそうです。
動物性の食べ物は、霊的波長が粗いので、これを食べている人の身魂は、その食べ物の霊的波長と合いやすくなって、自然と粗い波長と交流するようになります。
一方、植物性の食べ物は、霊的波長が細やかです。
そのため、これを常食する人の身魂は、細やかな霊的波長の世界と交流します。
細やかな霊的波長の世界とは神界、またそれに従属する高級霊界のことです。
主に穀類菜食をしている人の性格は、穏やかで感情の起伏が少なく、情緒は安定しています。
反対に肉食ばかりしている人は、すぐに感情的になったり思慮深さを欠いたり、情緒不安定である場合が多いそうです。
人間は誰でも霊界と通じているのだそうですが、どのレベルの霊界と交流しているのか、その1つの大きな判断基準になるのが、毎日何を食べて自分の血肉にしているのかという点なのだそうですよ。
食は私たちにとって、本当に大きな影響力のあるものなのですね。
肉食をしていてはメグリは解消しない
低い霊が人間に憑く場合は、波長が合ってしまっている状態です。
下級霊が住む世界と自分が交流してしまっているから、彼らに操られて翻弄されることになります。
でも身魂の波長が高ければ、当然下級霊との交流は起きることはなく、そのような霊たちから悪影響を受けることもありません。
その霊を祓っても、本人の身魂の波長が変化しなければ、その波長と交流する霊たちはいくらでも寄ってきます。
波長の粗い世界に住む悪神、悪霊たちが人間に影響を及ぼす場合、まずはその人間の身魂の波長をその波長と合致させなければ、影響を与えることはできませんよね。
だからそれを可能にするために、一番効果的な方法が「食」を乱し、人間の血を汚すことなのだそうです。
だから悪神や悪霊たちは日本占領のために、まずは日本人の食体系を破壊して、動物性や食品添加物などを大量に摂らせることで身魂を汚させて、肉体に憑いてコントロールしやすいように足場を固めたのですね。
そして今ではその計画は見事に功を奏して、日本人の血は獣肉や添加物で汚染されて、神様からは遠くなり、思うがままに操りやすい状況が実現しました。
この悪の勢力からの影響を受けないようにするためには、まず「食」を正すことから始めるべきなのだそうです。
日本古来の伝統食に立ち返って身魂の波長を高めて、神界からの正流を正しく受けるようにしなくてはなりません。
身魂の曇りを取り去って汚れを清め祓い、「メグリ」を清算すること、それ以外にはなく、そのために最も重要で誰でもすぐに実践できることが、食を正すことです。
日月神示で言う「メグリ」とは、因縁やカルマ、業(ごう)と言われているものと、同じような意味です。
大正時代に神示を伝えていた出口王任三郎は、次のように言っています。
「肉食のみを滋養物として、皇国(日本)固有の穀菜を度外する人間の性情は、日に月に惨酷性を帯び来たり、しまいには生物一般に対する愛情を失い、利己主義となり、且つ獣欲ますます旺盛となり、不倫・不道徳の人非人(人でなし)となってしまうのである。虎や狼や獅子などの獰猛なるは、常に動物を常食とするからである。牛馬や象の如くに体躯は巨大なりといえども極めて温順なるは、生物を食わず、草食または穀食の影響である。」
肉食を廃止して穀菜食を取り入れることが、社会を改革する上での最重要課題だということを訴えていました。
肉類を常食している限り、メグリは解消しないのだそうです。
殺した動物の屍骸(しがい)を体の中に摂り込むということは、メグリを食べていることになって、メグリが血肉になっていきます。
メグリが体の中にあれば、必然的にメグリを呼び込むことになって、これが不幸な現象を生じさせる大きな要因となっているそうです。
今、世界のトレンドは確実に「脱・肉食文明」の方向に向かって動き出しているようです。
その流れに乗れる者と乗れない者、つまり「神」と「獣」の2つに、ハッキリと分かれ始めているようですよ!
と本に書かれていることをまとめつつも、私も時々動物の屍骸を食べてはいるので、耳が痛いですね…。
日月神示を通じて私たちにメッセージを伝えている国常立尊大神は、どうしても「肉」を欲する時は、一旦神様に捧げて毒を抜いて頂いてから食べるように、と教えているようです。
肉食を少しずつ減らしていけるように心がけていくのはもちろんですが、いただく場合には神に捧げる気持ちで、嬉し嬉しで命に心から感謝していただきたいですね。
膨大に使われている食品添加物、農薬や化学肥料、養殖に投与される抗生物質、水質・大気汚染などによって体内に蓄積される重金属、「白い麻薬」と言われる白砂糖の大量摂取、減塩信仰がもたらしている「塩抜き」など、日本の食が抱えている問題はたくさんあります。
私たちは悪の集団「イシヤ」が傘下に収める、マスメディアの偽りの報道を鵜呑みにせずに、自分で真実を学び、自分や大切な家族を守らなければいけませんね。
まとめ
日月神示で身魂磨きにおいて重要視されている、「食」についてお伝えしました。
敗戦後にGHQ占領軍が仕掛けた、日本人を骨抜きにするための「悪魔の日本占領計画」よって、日本が本来持っていた食文化は、完全に破壊されてしまいました。
それによって多くの日本人が、自分の性に近い動物性の食品を食べて、これを美味しいと感じ、喜びを感じてしまっています。
長い年月をかけて作られてきたこの食習慣を変えることは、簡単ではありません。
でも、少しずつでも心がけていくことで、人の感じる感覚というものは少しずつ変化していくものです。
国常立尊大神は「その時になってから気付いては遅い」「今に食い物の騒動激しくなる」「今から心鍛えて食い物大切にせよ」と繰り返し言葉を変えて、私たちに伝えています。
そのメッセージを聞いて、あなたはこれからの毎日の自分の食事をどう変えていきたいですか?
★次の記事では、同じ霊団が伝える現代へのメッセージ「大日月地神示」についてお伝えします!
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大日月地神示が伝える霊団からの現代に向けたメッセージ
★スライヴも超おすすめです★
映画『スライヴ』(THRIVE)は、2011年に製作されたアメリカのドキュメンタリー映画です。
YouTubeで公開されていて、日月神示ともリンクする、世の中の支配構造などがよく分かります。
2011年の映画ですが、コロナ騒動が起きた今見ると、さらに深く納得できる内容です。
目覚めよ!日本魂!!