「結婚したら、いつかは夢のマイホームを持ちたい!」そう思っている人は多いですよね。
私もそうでした。
私たち夫婦が、土地探しにかけた期間は約4年。
回ったハウスメーカーや工務店の数は17社です。
でもそれだけ普通よりも長い年数と労力をかけたからこそ、納得のマイホームが手に入ったと思っています。
私たちの実際の体験や学びをお伝えすることで、これからマイホームを建てるという方に、ぜひ役立てていただけたら嬉しいです。
そして心から理想とするマイホームを手に入れ、健康で幸せに暮らせる人が、日本にもたくさん増えて欲しいという願いで、これからお伝えしていきたいと思います!
<その他のマイホームに関してはこちら>
マイホーム新築、土地探し工務店選びから自然素材や風水も
マイホーム購入、何からすればいいの?
私たちは土地も無いところからだったので、ハウスメーカー選びと土地探しの両方をしなくてはなりませんでした。
もちろんマイホームを建てるのは始めてですし、何の知識もありません。
とりあえず家の近くにある、大きな総合展示場へ行ってみました。
大きな総合住宅展示場に行ってみた
何社もモデルハウスが並んでいる、総合住宅展示場へ行ってみました。
そんなところへ行くのも始めてでしたから、まず一社目のモデルハウスに入って、その美しさと性能にすぐに「ここのハウスメーカーにしよう!」とノリノリの私でした。
だってあまりにステキなんですもの!
床暖房があって冬もあったか。
「このハウスメーカーにしたい!」と旦那さんに言いました。笑
でもまだまだモデルハウスは何社もあるので、とりあえず順番に回ってみました。
するとそれぞれ雰囲気も全く違えば、売りにしている所も全く違うんです。
重厚感のある落ち着いた感じから、明るくモダンな感じ、ナチュラルな感じのおうちなど様々です。
おすすめしてくるポイントも床暖房、小屋裏部屋、ロフトのある子供部屋、ソーラーパネル、自然素材、旦那さんの隠れ家的な地下室なんてところもありました。
何件か回ったところで、何をどう選んだら良いか分からなくなり、まだ小さかった子供もぐずり始めたので、とりあえず初日はそのくらいで帰りました。
いろいろあって悩む
まず私たちは、ハウスメーカーを選ぶところから始めようと思いました。
総合住宅展示場では、パンフレットや資料もたくさんもらえるので、家に帰ってじっくり読み、各社見比べてみました。
でも読めば読むほど、いろんな住宅会社があって悩みます。
でも中には「土地探しも一緒に責任を持ってさせていただいてます」という会社もあって、それなら土地探しもプロにお願いしたいという気持ちにはなりました。
だって、素人にはどう選んだらいいか本当に分からないんですよ。
情報もいっぱいあるし。
でもそんな時に、ふと目に止まった情報がありました。
それは私が愛用している会社の通販カタログが送られてきた時に、一緒に入っていた一枚のチラシでした。
そこには「医師が認めた健康住宅」「神様が宿る家」「住医学研究会」「本当に良い家づくりセミナー」そんな文字が書かれていました。
でも「本当に良い家づくりセミナ-」も住宅見学会も、載っている工務店も、皆県外のものばかり。
せっかく良さそうなものを見つけたのに残念、と思っていました。
その間にも、私たち家族はあちこちの総合住宅展示場巡りをしていました。
そして何ヶ月かカタログと一緒に送られてくるそのチラシを見送った後、ついに県内開催の「本当に良い家づくりセミナ-」の日程が書かれているチラシが送られてきたのです。
本当に良い家づくりセミナーに参加する
旦那さんは都合が合わなかったので、私一人でそのセミナーに参加しました。
そこでセミナー講師である、澤田升男氏の話に衝撃を受けたのです。
それは住宅業界の仕組みや、本当に良い住宅とは、という初めて聞く話ばかりでした。
これから家づくりをされる方は、まず最初に全国で開催している澤田氏のセミナーに参加されるか、著書をぜひお読みになってみてください。
<澤田升男氏プロフィール>
様々な業種を続けるかたわら、日本全国で「本当に良い家づくり」の普及のため講演を行っている。
WEDGEGROUPホームページより
<著書>
・住宅展示場では教えてくれない本当のこと
・ハウスメーカーと官僚がダメにした日本の住宅
・神様が宿る家
・神様が宿る家2
・神様が宿る家3
・全国の工務店が認めた本物の家づくり
マイホーム購入のポイントとは?
先ほどご紹介した澤田升男氏が講師の「本当に良い家づくりセミナ-」は特定非営利活動法人のハウスドットコムが主催で行われています。
そのハウスドットコムが伝える、【家づくりに欠かせない6つの想い】というものがあります。
お客様のために「本当に良い家づくり」をハウスドットコムでは従来までの家づくりにおける課題や問題、住宅業界が抱える構造的課題などを解決すべく「本当に良い家づくり」を全国に普及するための活動をしています。
ハウスドットコムが考える「本当に良い家づくり」とは、「安心・安全で」、「永く」、「快適に」、「便利に」、「楽しく」、「豊かな」、暮らしができる「6つの想い」を「家」という、「かたち」にすることです。
ハウスドットコムでは「安心・安全で」、「永く」、「快適に」、「便利に」、「楽しく」、「豊かな」、暮らしができる「6つの想い」をかなえた家づくりのサポートを行っています。
家づくりをご検討されている皆様からすれば、あたりまえのことに思われるかもしれませんが、残念ながら現在の住宅業界ではそれよりも優先されているものが多く存在しています。
シックハウス問題の本質例えば、シックハウスの問題は理想のマイホームを求めた多くの方に健康被害をもたらしています。
くしゃみ、目がチカチカする、頭痛などの症状が現れたり、もっと重度の場合にはアレルギーや内臓疾患や無気力・うつ・ノイローゼ等の精神神経障害などの症状がでるほど恐ろしいものです
。2003年に建築基準法にシックハウス対策が盛り込まれ、法改正が行われました。
しかし、その後も、健康被害を訴えるケースは少なくありません。
なぜならば、このシックハウス対策は何万と存在する化学物質のわずか1つを使用禁止し、もう1つを使用制限しただけだからです。
そして、化学物質が揮発するのは仕方のないことなので24時間換気を必須にすれば良い、という対処的な考え方で作られた法律なのです。
これでは、シックハウスの根本的な解決にはなっていないのです。
これは住宅業界が利益優先・効率優先した結果です。
家づくりされるお客様、そして一緒に過ごす家族の健康を念頭に考えていないからです。
「家を購入したけど、玄関から先に入れず、結局一日も入居せずに売却された方」、「国が良いというF☆☆☆☆を使用してリフォームしたけど、入居できずに売却検討されている方」、「新居を建てるために仮住まいしたら、顔がボロボロに荒れてしまった方」ハウスドットコムには現在でも多くのご相談をいただいています
。シックハウスにならない家シックハウス問題の根本的な解決のためには化学物質を多用した新建材を使用しないことです。
新建材とは住宅の下地などに使われる構造用合板やフローリングやドアなどに使われるプリントされた化粧合板、ビニールクロスや断熱材として使われるグラスウール、そして施工させるときに使用される接着剤。
これらから人体に有害なホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)などの化学物質が揮発され室内空気を汚染します。
ハウスドットコムでは、シックハウスの心配が無い、根本的な対策の取られた、より安心・安全で健康な暮らしのできる家づくりは大前提だと考えています。
また、シックハウス問題だけでなく、人は住まいから様々な影響を受けています。実は住まいと健康は密接なかかわりがあることもわかってきました。ハウスドットコム ホームページより
つまり、マイホーム購入のポイントの大前提は、安心で安全であるということです。
当たり前のようで当たり前ではない状況が、日本では普通に存在しているということです。
一生に一度の大きな買い物をして、家族の夢や未来を託すマイホームで健康を害するということは、絶対に避けたいことです。
そのためには、今の日本の現状としては、私たち購入する側、住まい手がしっかりと住まい造りについて学び、賢くならなければいけません。
ハウスメーカーや工務店の選び方は?
ではハウスメーカーや工務店は、どのように選べば良いのでしょうか?
我が家の場合は、17社の住宅会社を周りました。
その間に、先ほどお伝えした澤田升男氏が講師の「本当に良い家づくりセミナ-」に、夫婦でも参加しました。
ハウスドットコムが伝える「安心・安全で」、「永く」、「快適に」、「便利に」、「楽しく」、「豊かな」、暮らしができる家とはどういうものなのかを、澤田升男氏の書籍なども読みながら、少しずつ理解を深めていきました。
すると少しずつどんな住宅会社が良いか、そして自分たちが理想とするのはどのような家なのかが見えてきました。
私たちは住宅展示場を回っている時点で、人当たりの良い営業マンの方に、失礼にもお聞きしたことがあります。
「〇〇さんの目から見て、こちらの会社の他に良いと思っている住宅会社はどちらですか?」と。
今考えても失礼な話ですが、こちらだって一生に一度の大きな買い物ですから、真剣です。
その方は本当に親身になってくださるいい方だったので、2社ほど教えてくださいました。
そしてその2社のモデルハウスを実際に訪れてみて、私たちの住宅を選ぶ基準が、健康にも安心で、そして体感としても非常に居心地の良かった、自然素材の家に絞られました。
そんな中で、澤田升男氏がすすめる【0宣言の家】(ゼロ宣言の家・1ミリも嘘のない家づくり、健康に悪い物は一切使わない家づくり)を建てる工務店が、県内にあることを知ったのです。
それは工務店「無添加計画」です。
それが私たちと無添加計画さんとの、ステキな出会いの始まりでした。
ほとんどの住宅会社は当たり前ですが、どこも自分の会社にとって不利な情報は言いません。
それにほとんどの人は家づくりは始めてなので、専門的なことは分からない素人です。
勧められるものが良い物だと思いますし、美しく良く見せるように作られたモデルハウスは、どれもステキに見えます。
その人によって選ぶ基準は様々で良いと思います。
でも世の中には、夢のマイホームを持ったために化学物質過敏症になり、その後の人生を苦しみながら暮らしている人もいるんです。
そのことを是非知った上で、後悔しないご自分にあった家づくりを、進めていただけらたと思います。
まとめ
私たち家族は夢のマイホームを持ち、医師たちが認める本物の健康住宅で暮らすことができました。
無垢の木材と漆喰の壁に囲まれ、それらが夏は湿気を吸い、冬は湿気を放出してくれる、家自体が呼吸している家です。
日本の住宅は海外の住宅とは違って、数十年たつと価値が圧倒的に下がり、しかもその材料は再利用もできないゴミになる材料で作られています。
外国の家は、月日がたてばたつほど価値が上がるのにです。
日本も本当に国民が幸せに暮らせる住宅が、そしてそんな家づくりができる工務店がたくさん増えるといいですね。
コメント