風邪予防には加湿器、何月から使う?濡れタオルは効果ある?

加湿器 冬の健康

寒くなってくると気になり始めるのが、空気の乾燥ですね。

喉が乾燥したり、肌がかさついたり、女性ならハンドクリームも必要になってきますね。

冬の風邪予防には加湿が必要と言いますが、加湿器は何月頃から使い始めるといいのでしょうか?

また、加湿器がない家庭では、部屋に濡れタオルを干す方法でも効果はあるのでしょうか?

冬の乾燥対策についてお伝えしていきたいと思います。

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風邪予防には加湿で湿度を保つ

風で落ち葉が舞う町の風景

季節の移り変わりで湿度が下がり、空気が乾燥してくると、喉や鼻の粘膜の機能が弱まってきます。

本来、喉や鼻の粘膜には、外から侵入してきたバイ菌やウイルスを排出する機能があります。

しかし、空気が乾燥することで粘膜の保護機能が弱まると、ウイルスが侵入しやすくなり、喉が痛くなったり風邪をひきやすくなります。

また、流行の時期が年々早まってきているインフルエンザウイルスは、低温や乾燥した環境で活発になります。

室温20~23℃、湿度50~60%の快適な環境を保つことで、菌やウイルスの活動を抑制することができるのです。

特に冷え込む日が続いて暖房が必要なときや、風邪をひきやすいとき、抵抗力の弱い赤ちゃんや高齢の方がいる場合は早めに加湿し、ウイルスを抑制する環境作りを心がけましょう。

特に赤ちゃんやお年寄りがいる家庭は湿度計を用意し、体感ではなく、しっかりと湿度を確認できると良いですね。

加湿器は何月から使うといいの?

ススキ

加湿器を使い始める時期はその地域によって気温や湿度が違うため、湿度計を使って湿度を確認し、湿度が40%以下になるようなら加湿が必要です。

湿度が40%を下回ると、インフルエンザのウイルスがとても活発になってくるので、早めに加湿を始めるようにしましょう。

一般的に加湿器が使われ始めるのは、10月~11月頃と言われています。

10月になるとそれまでとは違って、空気が乾燥し始めたのを感じることが多くなりますね。

それに朝晩は気温が下がって寒くなってきます。

11月頃までには、加湿器を用意し使えるようにしておきたいですね。

湿度を上げすぎると、結露やカビの繁殖が心配になってくるので、湿度は50~60%程度を目安に調節していきましょう。

我が家は自然素材の家ですが、家を建てた時に工務店さんから、湿度が70%を超えてくると、カビやダニが発生するため、湿度管理には気を付けるよう言われました。

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湿度計付きの時計をリビング、キッチン、2階の寝室などに置いて、湿度や室温もすぐに確認できるようにしています。

部屋の加湿、濡れタオルで効果はある?

よく部屋に濡らしたタオルを広げて加湿する方法がありますよね。

その方法でも効果はあるのでしょうか?

工務店さんから言われたのは、家のためには空気が乾燥する時期は、ぜひ洗濯物を部屋干ししてくださいとのことでした。

洗濯干し

先ほどお伝えしたように、我が家はあちこちに湿度計付きの時計を置いているので、常々湿度も確認しているのですが、確かに部屋干をしするとその部屋の湿度がぐんと上がります。

洗濯物の部屋干しや、加湿のために濡らしたタオルを干す方法は、効果があるといえるでしょう。

でも正直、真冬の乾燥が激しい時期に関しては、我が家の場合、部屋干ししたからといってそれによって適湿まで上がることはありません。

乾燥が激しい時期は、それだけでは足りないのですね。

やはり加湿器など様々な方法を組み合わせないと、乾燥をしっかりと防ぐことは難しいと感じています。

でも対策をしなければ乾燥する一方なので、加湿器、洗濯物の部屋干し、さらに大きめのバスタオルを加湿のために広げて干すなど、湿度計を確認しながら組み合わせて行ってみてくださいね。

その場合、サーキュレーターや扇風機を使って空気の流れを作ると、乾燥した空気と湿度の高い空気が循環するので効果的です。

私は保育士をしていますが、保育園でも赤ちゃんクラスは特に、お部屋の快適な環境作りには気をつかいます。

室温計・湿度計も常にこまめに確認しているので、乾燥し始めたらすぐに加湿器を使い始めます。

冬の間、加湿器を使用しても湿度がなかなか上がってこない時には、濡らしたタオルを広げてかけたり調節しています。

部屋の広さなどにもよりますが、一台の加湿器では足りないこともありますね。

加湿器の使用はいつ頃まで?

加湿器

では、加湿器の使用はいつ頃まで行うと良いのでしょうか?

一般的には、加湿器の使用は、3月頃までの場合が多いようです。

3月以降は、気温が上がるにつれて、空気中の湿度も少しずつ上がってくるからです。

でも4月になっても、日によっては暖房が必要な日もあります。

暖房を使用すると、どうしても湿度が低くなりがちなので、暖房を使う可能性がある間は、加湿器も片付けずに出しておいた方が良いでしょう。

まとめ

加湿器の使用は、冬の健康管理にとても効果的な方法の1つです。

加湿器も様々な機能のものが売られていますので、ご自分にあった加湿器を探してみてくださいね。

また、加湿器の衛生管理も重要なので、定期的に掃除を行いながら、冬の健康管理に役立ててください。

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れっきー

子育てライフカウンセラー・保育士として個別相談や情報発信を行ったり、宮城県で子育てサロンを運営しています。

19年の公立保育所勤務経験があります。

小さい頃から、不思議なことが当たり前に起こるような家庭環境で育ちました。

そのため「目には見えない世界が絶対ある!」と、見えない世界のことを探求する人生になりました。

男の子兄弟、二児の母です。

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