多くの人が「風水」という言葉は、聞いたことがあると思います。
私も独身時代から、李家幽竹さんやDr.コパさんの本を何冊も読んできました。
自分なりに本で学んだことを生活に取り入れて、基本的なところはおさえていたつもりでした。
そんな中、結婚していざ「自分たちも夢のマイホームをこれから持とう!」という時に知ったのが、ハウスドットコム主催、講師・澤田升男氏の「本当に良い家づくりセミナ-」です。
このセミナーによって、家づくりで最も重要な部分を衝撃的にも知ってしまいました。
そしてそのハウスドットコムが主催で、また別の日に行われたのが、風水セミナーです。
そこでまた衝撃の「中国伝統風水」を知ってしまうのでした。
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風水セミナーを受ける
私たち夫婦は、新築で夢のマイホームを建てるに当たって、自分たちの知らないこと、そして知っておかなくてはならないことがたくさんあることを知りました。
今度は風水のセミナーがあるということで、私は元々興味がある分野だったということもあり、楽しみに参加しました。
講師は風水コンサルタント、占術研究家の清水顕子氏です。
アメリカ風水研究所を開いた、ラリー・サング老師公認の、唯一の日本人講師として、セミナーやクラスを多数開催している方です。
清水先生によると、風水は環境学であり、どんなに良い工務店で良い間取りの家を建てても、家を建てるその土地の環境が良くなければいけないと言います。
その家に住む人の人生には、環境の方が大きな影響を与えるというんです。
例えば、近くに鉄塔があるとか、三角形の土地とか、寺の関係者ではない人が墓地の横に家を建てるというのは、なるべくなら避けた方が良いです。
その他にも、避けた方が良い条件はいろいろあります。
またその反対に、家を建てるのに良い土地や、適している土地の環境というのもあります。
やはり新築の場合は、土地から探している方は環境の良い土地を選ぶことができますし、既に土地を持っていて建てる時にも、風水を取り入れることができるので、興味のある方は風水の本で自分で学ぶのも良いと思います。
私はのちに、清水先生の有料の風水セミナーを受けて、中国伝統風水の基本的な鑑定ができるようになりました^^
新築の間取りは風水を取り入れた方がいい?
家の間取りにももちろん、風水を取り入れることができます。
でもこの一番最初の風水セミナーに参加した時に驚いたのは、一般的に風水と言われているものと、中国伝統風水は別物だったということです。
一般的に世間で風水と言われているもの、例えば「西に黄色の物を置く」というようなものは、世の中の人の6割とか何割かの人には当てはまるかもしれないよ、というようなレベルの、広く浅い情報だということです。
風水というものを全く知らない人が興味を持つのには、ちょうど良い情報かもしれません。
そのような情報を発信している風水師の方も、個人鑑定になったら、もっと詳しい内容の鑑定をしているのかもしれませんね。
でも中国伝統風水はそれとは全く異なり、その家の建てられた竣工年と方角、そこに住む人の生年月日から、計算式を使って出す、完全にオーダーメイドの鑑定であるということです。
そのために、セミナーの中では参加者が質問をすると、清水先生はかなりの割合で「それはあなたの家の竣工年や方位を見てみないとなんとも言えない」と答えていました。
ということは、家の竣工年や方位、そこに住む人の生年月日が分かれば、完全オーダーメイドの精度の高い鑑定結果が出るということです。
私が夢のマイホームをお願いすることになった工務店の【無添加計画】さんでは、清水先生の直々の鑑定ではなかったのですが、清水先生から中国伝統風水を学んだ風水師さんの鑑定が含まれていたので安、心してお願いすることができました。
風水の色は意味がある?
風水ではよく、方角と色について言われています。
間取りも方角などの風水の考え方を取り入れてみても良いと思いますが、それにこだわりすぎると、生活しにくい非現実的な家になってしまうので、ほどほどがおすすめです。
風水というと、どの本を見ても、色についても書いてありますよね。
風水的にいう、色にはやはり意味があるのでしょうか?
中国伝統風水を教えている清水先生によると、一般的に言われているこの風水の色は、先ほどもお伝えしたように、何割かの人には当てはまって効果があるかもしれないというレベルのものです。
なので、風水を取り入れてみたけど、効果が出ているのか出ていないのかあまりよく分からないという方も多いですよね。
この中国伝統風水では、一般的な風水でもよく言われている「陰陽五行」というものしか使いません。
五行とは「木・火・土・金・水」の5つのことです。
例えば、簡単な例で言うと、その方位の金のエネルギーが足りなければ金属でできている物を置くなどで対応ができます。
この時に、色は使いません。
でも唯一、火のエネルギーだけは、ずっと火を燃やしていることは危険だったり難しい場合が多いので、この場合だけ赤い色を使うことがあります。
これらは精度の高い完全オーダーメイド鑑定の、中国伝統風水の場合なので、学んでいなければできないことです。
風水の入門として捉えて取り入れるなら、色を取り入れてみるということを試してみても良いでしょうね。
まとめ
風水は環境学であり、人は環境によって大きく左右されます。
世界的にも発展している国や都市では、実は当たり前に風水の知恵が取り入れられているということが多いようです。
家の間取りや風水の色よりも、それ以上に家を建てるその土地の、環境の良し悪しの方がとても重要で、影響力が大きいものです。
どのような土地が適していて、どのような住環境が好ましいか、良い土地の選び方については、一般的な風水の本にも、役立つ情報がたくさんあります。
マイホーム購入の際には、ぜひ参考になさってみてはいかがでしょうか。
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