夏になって車で道を走っていると、同じ巨大に生長した雑草を、あちこちで目にするようになりました。
驚くほど生長するその雑草、気になってはいたのですが、気付いたら家の庭にも生えてきていました!
その生長のスピードはとても速く、ぐんぐん成長していきます。
一体この植物の正体は何でしょうか?
あるきっかけがあり、調べてみました。
<その他のマイホームに関してはこちら>
マイホーム新築、土地探し工務店選びから自然素材や風水も
あちこちで見かける巨大な雑草
私の住まいは東北ですが、夏になって、巨大に生長する雑草をよく目にするようになりました。
初めは道ばたや、よその家の敷地で目にしていましたが、気付いたら我が家の建物の周りにも同じような葉っぱがいくつか生えてきました。
どんどん大きくなっていたのは気付いていたのですが、クモなどの虫が大の苦手な私。
そして家族の中でも、特に蚊に刺されやすい私です。
梅雨の時期までは、雑草とりも好きでこまめに行っていたのですが、虫の多い夏はなかなかできず、その気になる雑草も、なんとなくそのままにしていました。
するとあるとき、ご近所のお隣さんとお向かいさん両方に「この草はどんどん大きくなるから、これだけは早く抜いた方がいい」と言われたんです。
しかも巨木になるからと。
お隣さんの話では、裏のおうちの庭に茂っているのがその巨木になった状態のものなんだそうです。
「えっ!あんなふうになっちゃうの!?」
そちらの巨木から、種が飛んできたのだろうとのこと。
それを聞いて、急に焦り始めました。
抜こうとチャレンジはしましたが、やっぱり凄い数の大小様々なクモたちに行く手を阻まれ、断念…。
旦那さんにお願いして、抜いてもらいました。
我が家は建物の周りをぐるっと取り囲んで、砂利の下に防草シートが入っているのですが、建物やフェンスのきわの、防草シートと地面の間の隙間から生えてきていました。
旦那さんの話によると、小さいものはスッと根から抜けたけど、大きいものは途中で切れてしまったり、根がガッチリ張ってしまっていて抜けないので、下の方から枝切りばさみで切ったそうです。
もう既に根っこから抜けなくなっている!
恐るべし・・・。
庭に生えてきた葉っぱの名前は?
とりあえずの応急処置として、できる部分は取り除きましたが、一体この植物の正体は何でしょうか?
調べてみるとやはり、うちと同じように「この巨大な雑草はなんですか?」と質問している人がいましたね。
これは私にとっては予想外の植物でした。
この巨大に生長する手強い雑草は、なんと桐(キリ)でした!
今年もやって来ました!!
夏に向けて、ぐんぐん成長する桐の幼木!!
除草は早くしないと、でかくなったら業者呼ばないと無理ですよ! pic.twitter.com/VNUsfdqMZF— ペルタニ/YOCO ORGAN (@PERUTANI) May 21, 2019
「桐ってあのタンスの桐?」って驚きました。
だって桐って木ですよね?
これはなんと雑草ではなく、桐の幼木なんだそうです。
家の周りにこんなに木が生えてきたら困ります!
早いうちにご近所さんに教えていただいて良かったです。
桐には日本の古い風習があって、農家に女の子が生まれると、庭に桐の苗木を2本植えるのだそうです。
これは、その女の子が成人したときに、この桐からタンスを作り、嫁入り道具に持たせるためです。
15年ほどで成木になることと、木材として丈夫で扱いやすいことから、この風習が生まれたとされています。
そんな風習が日本にはあったのですね。
夏の雑草、大きいのには注意!
風習にもあったように、桐の幼木は生長のスピードが大変速く、15年ほどで成木になります。
他にもヨウシュヤマゴボウ、ビロードモウズイカなど、大きく生長する植物が身近もあるようです。
雑草と言っても、その根っこの張り方はとても頑丈で、抜くのが大変困難になります。
桐の根もそうですが、中には除草剤を使って根から枯らす人もいるようです。
うちは小さい子供たちがいるので、庭に危険な薬品は使いたくありません。
雑草対策には、熱湯をかけると良いというのも聞きますね。
雑草は早めに対処するのが安心です!
まとめ
「巨大な雑草に注意!庭にも生えた夏に巨大化する植物の名前は?」ということでお伝えしてきました。
桐の幼木は、夏にぐんぐん葉を伸ばし、冬には葉を落とすようですね。
だから夏にだけ目についたのですね。
雑草対策はくれぐれもお早めに!
コメント