私の小学生の下の子どもが、夜布団に入ると鼻水が出て、鼻をかみはじめます。
秋になった頃は、私も上の子も鼻がムズムズしたり、くしゃみをしたりしていたので、ダニのハウスダストだと思い、布団をこまめに洗濯したり、寝室の掃除をしました。
その後、上の子と私は落ち着いて、冬になった今はすっかり大丈夫なのですが、下の子だけは冬になった今でも、布団に入ると鼻をかんでいます。
そもそも冬のアレルギーはあるのでしょうか?
鼻水の原因としては、一体何が考えられるのでしょうか?
冬にアレルギーってある?
冬にアレルギーになるということはあるのでしょうか?
調べてみると、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状の原因として、冬に起こりやすいものが、いくつかあることが分かりました。
冬に使い始める暖房器具
1つ目は、冬に使い始める暖房器具です。
例えば、ファンヒーターやエアコンなどです。
温風が吹き出るタイプの暖房器具は、そこから吹き出るアレルゲンによって、アレルギー症状が出ることがあります。
ファンヒーターやエアコンの中にたまった埃や、カビ、ダニが、寒くなって使い始めたことで、温風とともに一気に吹き出てきます。
これを吸い込んで、アレルギーを発症することがあります。
暖房器具を使用する前に、掃除をしてから使うと良いですね。
また、暖房器具の中ではなくて、部屋の中にたまったハウスダストが、暖房の温風に舞上げられて発症するということもあるようです。
でも我が家の場合、寝室で暖房器具はつけていはいません。
エアコンを付けているリビングでは、下の子の鼻も反応していないので、うちの場合はこれが原因ではなさそうです。
冬に使い始める寝具類
2つ目に考えられる、冬のアレルギーの原因は、冬に使い始める羽毛布団などの寝具類です。
押し入れにしまっている間に、ダニが発生して増殖し、それによってアレルギー症状が出ることがあります。
季節が変わって、押し入れにしまい込んでいた寝具を使う時には、注意が必要です。
毛布類は洗濯してから使い始めます。
羽毛布団のカバーもしっかり洗って、アレルゲンを落とします。
羽毛布団は、天日干しをしたり、布団専用のヘッドを付けた掃除機でしっかりと吸います。
押し入れの中も、しっかりと掃除機で吸い取ります。
うちの場合は、これが原因としては考えられますね。
全員分のタオルケットや毛布類、羽毛布団のカバーなどは、全部洗濯してから使っていますが、羽毛布団の本体だけは、気になりつつも何もしないで使い始めたんですよね。
私と上の子は今ではすっかり大丈夫でも、一番体の小さい下の子は影響がまだ続いているのかもしれませんね。
急な寒暖差
3つ目に考えられるのは、寒暖差によるものです。
朝晩に咳や鼻水、くしゃみが出る、鼻がムズムズするという場合は、寒暖差アレルギーの可能性があります。
私は実家にいた頃、冬はこんな感じでした。
寒暖差アレルギーは、じんましんも症状の1つです。
これも私は寒い時期にはありましたね。
その他にもイライラする、食欲がない、胃腸の不振なども症状としてあげられるようです。
寒暖差アレルギーは急に冷え込んだときなど、寒暖差によって自律神経が乱れることで起こります。
血管は寒いと縮み、暑いと広がりますが、寒暖差が激しいと、血管の収縮が追いつかなくなり、自律神経が乱れて体に不調をもたらします。
花粉症など一般的なアレルギーは、アレルゲンに反応して起こりますが、寒暖差アレルギーはアレルゲンは関係ありません。
自律神経の乱れが原因なので、一番の予防策は体調管理をしていくことになります。
自律神経は、女性ホルモンとの関係が深くて影響を受けやすいので、一般的に女性の方が自律神経失調による影響を受けやすくなります。
男性よりも筋肉が少なく、冷え症になりやすいというのも大きく影響します。
対処法としては寒暖差をなくすことが大切になってくるので、衣服の重ね着をしたり、お風呂にゆっくりつかるなどして、体が大きな寒暖差にさらされないようにしていきます。
充分な睡眠と栄養の補給、適度な運動、健康的な食生活も大切になります。
うちの下の子の場合を考えてみると、確かに寝室は暖房もつけていませんし、リビングに比べると寒いんですよね。
そして、子供って寒さに鈍感というか、手足が冷たくても平気でいるというか、特にうちの下の子はそういうところがあります。
下着のシャツもズボンから出ていて、お腹が見えていたり。
体が小さい分、寒さの影響を受けているという可能性もありますね。
まとめ
冬の多く見られるアレルギー症状の、主な原因となるものについてお伝えしました。
寝室で布団に入った時にだけ鼻水が出る、うちの下の子の場合、考えられるのは2つでした。
羽毛布団に残っているダニの死骸などのハウスダストと、寝室の寒さからくる寒暖差によるものの可能性が考えられます。
私と上の子は大丈夫でも、下の子はまだ体が小さいことで強く影響を受けているか、体質的なものもあるのかもしれません。
布団と室温に気を付けて、様子を見ていきたいと思います。
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