直感という言葉を、よく聞きますよね。
でも直感って、一体なんでしょう?
直感で感じた方を選択したことで、のちにそれが大きな人生の転機になったという話も聞きます。
上手く使うことで、人生を好転させることができるのなら、その力を借りてみたいですよね。
今回は「直感と思考の違い、人生の転機にも影響する?直感を養う方法とは」というテーマで、お伝えしていきたいと思います。
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直感と思考は違うの?
直感でふと頭に浮かぶ、という経験があるでしょうか?
でもそれは、思考とは別のものなのでしょうか?
思考はとてもおしゃべりです。
直感で浮かんだものも、考えて思考が働いた途端に、一瞬で消えていってしまいます。
例えば、心がワクワクして「あそこに行きたい!」と、ふと思ったとします。
でも次の瞬間には「だけどお金がないし・・・」「仕事は休めない。時間もないから・・・」と、思考がすぐに直感を打ち消してしまいます。
でも思考でなんだかんだと行けない理由を並べても、「それでもなぜか気になる!」「どうしても行きたい!」これが直感です。
理由は分からないけど、とにかく心引かれたり、なぜか分からないけど何となくそう感じる、そんな経験はありませんか?
直感には、理由も根拠もありません。
なぜかは分からないけど、ただそう感じるだけです。
でも、現代のほとんどの人は、そんな直感を使うことなく、左脳優位に思考で考え判断して、行動に移しています。
人生の転機にも影響するって本当?
直感力が磨かれるほど、良い選択ができて、仕事でも趣味でも大きな成果を出すことが出来ます。
ビジネスでもスポーツでも「成功者」と呼ばれる人達ほど、優れた直感力を持つと言われています。
スティーブ・ジョブズ氏のこの言葉は有名です。
心と直感に従う勇気を持ちなさい。
それは、あなたのなりたいものが何なのか知っているものだ。
それ以外は、二の次でいい
直感には、あなたの人生を変える力があるのです。
直感力とは、その分野に精通した、数々の経験や思考の蓄積の中からも沸き上がってきます。
将棋の羽生善治さんなどもそうですね。
私たちは毎瞬、毎瞬、決断の連続の中にいます。
今日着る服の色から、夕ご飯は何を食べようか、今度の休みは誰と出かけようか。
もっと小さなことでは、今からどの番組を見ようかな、何時にお風呂に入って今日は何時に寝よう。
全て自分で次の瞬間の行動を選択し、決断し、行動しています。
その決断の連続、積み重ねがその人の人生を作っていくのです。
日常の小さな選択も意識をし、自分の人生にとって良い物を選択することで、人生はすこしずつ良い方向にシフトしていきます。
ジャンクフードばかりの食事が積み重なると、いつかは病気になるかもしれませんよね。
でも、人生の中では時に、人生の流れや方向がガラリと変わる、人生の転機と呼ばれる瞬間が、何度かやってきます。
その時に直感が働いたり、冴えている人が、直感で感じた方を選択すると、それはやがて大きな幸運へと導かれていくことになるのです。
直感には人生を変える力があります。
直感を養う方法がある!
そんな大きな可能性と力のある直感を、もし養う方法があったとしたらどうでしょうか?
実は、直感力を養う方法はあります。
次から、直感力を養う方法についてお伝えしていきます。
右脳を使う
現代のほとんどの人は、直感を使うことなく、左脳優位に思考で考え、判断して行動しているとお伝えしました。
直感力を養うためには、右脳を鍛えるのが近道です。
右脳は芸術の脳とも呼ばれていて、手軽なところでは、音楽を聴く、楽器を演奏する、映画鑑賞をする、パズルをするなどの方法があります。
芸術家やスポーツ選手が、素晴らしい作品や成績を残した時に「イメージが振ってきた」「何かが降りてきた」ということがあるのも、右脳の活性化により直感が働いているのかもしれませんね。
五感を使って実体験を増やす
直感を養うためには、自然に触れて五感を使うことも大切です。
小鳥のさえずりを聞き、花の香りを感じ、心地よい風に吹かれて歩くのも良いですね。
自然に触れることもそうですが、バーチャルな世界ではなく実体験を多くしていくことが、五感を使うことになります。
常識や思い込み、先入観を無くす
直感は、なぜか理由や理屈は分からないけどそう感じる、という状態です。
常識にとらわれていると、「でも常識で考えるとこうだよね・・・」と、せっかく感じた直感を打ち消すことになってしまいます。
それでは人生の転機のチャンスを逃してしまい、また昨日までの自分の人生と、同じ道を進むことになります。
子供が直感力に優れているのは、常識や先入観にとらわれないからでしょう。
直感で浮かんだことは打ち消さずに、大切に受け取る習慣をつけましょう。
その上で、自分がそれを選択するかしないかを決めれば良いのです。
リラックスした時間を持つ
直感は、リラックスした状態の時にわいてきます。
目の前の生活に追われ、脳が忙しく動き続けている状態や、ストレス、緊張状態にある中では、直感はおりてきません。
私もかなりハードで、ストレス状態の日々が続いたときには、驚くほど直感やひらめき、スピリチュアルな感覚が閉じてしまい、そのことを実感しました。
ゆっくりとコーヒーを飲んでいる時、お風呂に入っている時、トイレの中で、直感やひらめきが降りて来る人もいますね。
ちなみに私の場合は、最近は無心で庭の草取りをしている時に、直感やひらめきがおりてくることが多いです。
だから、良いアイディアが欲しい時や煮詰まったときには、庭に出て草取りが始まります。笑
その人にとって緊張やストレスがなく、リラックスできる状況は違うと思います。
忙しい中にも、ほっとリラックスする時間を、短い時間でも良いので持つようにしてみてくださいね。
直感はすぐに行動に移したりメモをする
直感は、すぐに思考に打ち消されて、飲み込まれます。
そうなる前に、できることはすぐに行動に移してしまう、またはすぐにできないものなら、せめてメモをするようにしましょう。
その直感が、あなたの人生を変えるかもしれません。
まとめ
今回は「直感と思考の違い、人生の転機にも影響する?直感を養う方法とは」ということでお伝えしました。
直感は、自分だけが受け取れる大切なメッセージです。
それを無いものにしてしまうのか、それともしっかり受け取り、勇気を持って行動に移していくのかによって、人生は大きく変わっていくのです。
あなたが敏感にキャッチしようと思えば、直感はいくらでも降り注いでくれます。
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