ある日、突然お腹が痛くなって、その後人生初めての血便が出ました。
しかも1回ではなく、何度か出たので「これはまずいぞ…」とかなり焦りました。
人は血便が出ると「私ガンなの?私もう死ぬの!?」そう思ってしまうものなのですね。
今回、かなりいろんな感情を感じ、私にとってたくさんの学びがありました。
貴重な経験をしましたので、誰かのお役に立てたらと思い、今回の体験をシェアしてみたいと思います。
<その他の健康についてはこちら>
体の悩み帯状疱疹や水虫ストレス臭、雨の憂鬱や日々の健康管理も
コロコロ便が長く続く
私は元々、便秘で悩んだことはなく、体調で気になることもなければ、むしろ体力や健康には自信のある人でした。
保育士という体力が必要な仕事だったので、健康な身体というのは本当にありがたいことだったのだなぁと、今ならそのありがたさがよく分かります。
私は自分の人生の中で、2年前に大きな転機を迎え、仕事の働き方を変えることになりました。
ずっと心の中で思っていた「いずれこういう仕事、働き方をしたい。」という思いを現実に移すときがやって来たんです。
元々、このブログの中でもいくつか記事にしていますが、私はスピリチュアルな感覚を持っているので、今がその時だと自分でハッキリと分かってしまったんです。
私のスピリチュアルな体験記事については、別の記事にまとめています。
ご興味のある方は、そちらも参考にしてみてください。
→私のスピリチュアル体験オーラ芳香現象チャクラ龍や座敷わらしも
占星術でいう「地の時代」から「風の時代」にちょうど移り変わるタイミングで、大変革の時だということを、後から知りました。
毎日ハードに動き、子どもたちと外を走り回る保育所の先生という仕事から、同じ子育て支援でも、別の形へ働き方を変えました。
それによって、慢性的な運動不足になってしまったんです。
以前スピリチュアル・カウンセラーの方に、仕事について相談した時に「退職したら運動不足になるから、散歩などをして歩いて血流を流した方がいい」そう言われていたんですけどね。
やりたいことがたくさんあり、その忙しさもあって、すっかり運動不足の状態でした。
元々運動が好きなので、最初の頃はその運動不足の感じがとても不快で嫌に感じていましたが、人間何事にも慣れてしまうものです。
その状態が長く続くと、その運動不足の状態が当たり前の感覚になっていきました。
そんなある時、いつも快便続きな私が、コロコロの便が続くようになったんです。
初めは「コロコロだけど量は少なくても、出てはいるから大丈夫かな?」そう思っていました。
だけど、便秘に良いと言われる食事や健康法を試してみても良くならないし、なんとなく「おかしいな」と思っていました。
そんな日が続いて、気付けばたぶん3週間くらい、ずっとコロコロ便が続いていました。
そんなある日、私にとってとても衝撃的な出来事が起こりました。
突然の腹痛
ある日の夜、就寝前に突然お腹が痛くなりました。
トイレにかけ込むと、コロコロ便が出ました。
お腹が結構痛くて、呼吸もだんだん荒くなります。
そして便座に座っていると、なんだかだんだん両手がしびれてきました。
なんとなく貧血っぽい感じもしてきました。
「これはやばい!」
そう思って、腹痛の波が少しやわらいだところで、トイレの狭い個室の中で横になりました。
「このまま座っていたら、クラクラして倒れるかもしれない」そう思ったからです。
横になっていると、手のしびれやクラクラした感じが少し良くなりました。
また便意の波がきたので、また便座に座りました。
何度かコロコロ便が出ました。
その後、下痢に変わりました。
下痢が出たことで「これで長く続いたコロコロ便から解放される!」そう思って、内心嬉しくも思っていました。
お腹を温めるために、少し前に買って愛用していた湯たんぽを用意して、その後21時半くらいに布団に入り、寝ました。
深夜にまた腹痛、そして血便
布団に入るとすぐに眠れましたが、夜中の1時過ぎに、またお腹が痛くなって目が覚めました。
トイレに直行します。
その後も数十分おきにお腹が痛くて、トイレに行きました。
そしたら3回目くらいの便で「あれっ?色がちょっとおかしい?」
なんとなく赤っぽい感じがします。
でも、うちの2階のトイレは泡で洗浄するようになっているので、いまいち泡で見えないんですよね。
1階のトイレに行って用をたしてみると、下痢便の中にやっぱり血が混ざってる!
痔で切れたのとは、ちょっと違う気がします。
「これって血便っていうやつだよね。もしかしてガンなの?まだ若いから進行が早くて、私もう死ぬの!?」
そんな恐怖心が一気に襲ってきます。
すぐにスマホで調べて、情報を探しました。
血便が出たからといって、必ずしもガンというわけではなくて、考えられる病気や症状はいろいろあるようです。
近所で翌朝受診できる消化器内科を、ネットで探しました。
普通の内科とかじゃなくて、ちゃんと調べてもらえる消化器内科を受診しよう。
良さそうなクリニックがあったので、そこに行ってみることにしました。
その時点で既に朝方になっていましたが、疲労感があったので少し布団に横になって休むことにしました。
消化器内科を受診
1時過ぎからほとんど寝ていない状態で、ドキドキしながら消化器内科を受診しました。
血液検査と尿検査、診察の時には念のためと思って撮影していった、便の写真をスマホで医師に見せました。
すぐに直腸検査をすることになりました。
初めての直腸検査でしたが、痛みなどはないし、全く負担なく終わりました。
検査の結果、直腸は異常なし。
検査の写真で見ると固い便が見えるので、痔の出血ではないかと言われました。
でも「いやいやいや!痔でこんなに何回も血便出ないでしょ!」と自分の中では明らかに、普段とは違う異常な何かが起こっていると感じていました。
だけどあんなに下痢が出たのに、まだ大腸の中に固い便が入っているなんて、人間の身体の作りって不思議ですね。
この日は大腸の一次検査のキッドをもらい、検便をとって後日提出することになりました。
とりあえず整腸剤を処方され、帰宅しました。
ひまし油湿布を始める
帰宅してからもずっとお腹が痛い状態です。
我慢できないほどではないけど、この痛みいつまで続くんだろう。
食事をとろうとすると、すぐにお腹が「グルグルグル…」となって、食べられる状態ではないので、水分だけ心がけて少しずつとるようにします。
クリニックでも医師が舌を見て、脱水になっていると言ってたし。
そういえば私は、エドガー・ケイシーがリーディングで多くの患者さんにすすめていたという療法の「ひまし油湿布」に興味があって、必要なオイルや道具を通販で買っていました。
エドガー・ケイシーとは、催眠状態に入ると何でも質問に対して答えることができ、特に様々な病気や症状を抱える人の相談に対して、当時の医療を越えた治療法をたくさん示しました。
その中で様々な症状に対して伝えられていたのが「ひまし油湿布」で、デトックスにとても効果的らしい。
本当はひまし油湿布に必要な温熱ヒーターがまだ届いていないから、届いてから始めようと思っていたけど、湯たんぽを使えばなんとか代わりになるかも。
今の身体の状態が続くのは心配だし、今できることは早速やってみよう!
初めてひまし油湿布をしてみましたが、率直な感想として、とっても気持ち良かったです。
自宅で贅沢なエステをしてるみたいで「身体に良いことしてる!」って感じ。
そしてひまし油湿布って「癒しのオイルテラピー」という本で読みましたが、精神的な部分も影響するみたいなんですよね。
ほんとに心身共に、浄化される感じがしました。
ひまし油湿布については、別の記事に詳しくまとめています。
ご興味のある方は、そちらも参考にしてみてください。
→ひまし油湿布のやり方やポイントは?効果はあるかやってみた感想
その日の夕飯は、カブの味噌汁の汁とカブを2切れ食べました。
夕飯後に便意があったので、クリニックでもらった大腸の一次検査のキッドを持ってトイレへ。
今まで下痢だったのが、柔らかいけど形になっていました。
そしたらやっぱり、血便だ。
その夜は一応湯たんぽを用意して寝たけど、その晩お腹は痛くはなりませんでした。
検査キッドを提出しにクリニックへ
翌朝も温めていなくても、お腹は痛くなかったです。
とりあえず痛みはなくなったみたい。
良かった~!
だけど、朝に出た便はやっぱり血便。
まだ出るなぁ…。
大腸の一次検査の検査キッドを提出しに、クリニックに行きました。
医師からは白血球の数値が高いと言われました。
炎症反応は無し。
大腸の内視鏡検査が必要だということで、検査の予約をとることになりました。
看護師さんから、内視鏡検査について詳しい説明を受けました。
大腸を下剤で洗浄するのかぁ。
私ずっと体のデトックスをしたいと思っていたんですよ。
というのも、働き方を変えて運動不足になってから、10分以上ウォーキングすると体がかゆくなるようになってしまったんです。
溜まっていた老廃物が、運動で血流が良くなって一気に流れ出すことで、体が炎症を起こしたと勘違いして、かゆみを起こすヒスタミンが出るのだそうです。
ネットで調べると、同じような状態の人って結構いるんですね。
かゆみは老廃物が影響しているということを知って「デトックスしたーい!」とずっと思っていました。
デトックスしたい!でもやり方が分からない。
先ほどお伝えしたエドガー・ケイシーの療法には「コロニクス」という腸内洗浄の方法もあります。
デトックスには腸が肝心と言われていますよね。
「やってみたいけど、腸内洗浄は素人が自分でやるにはハードルが高そうだよなぁ」そう思っていました。
だから私は、自分でもチャレンジできそうな、ひまし油湿布をすることにしたんです。
そうしたら、まさかこんな形で腸内洗浄することになるとは…。
私は望んだことは、いずれ何でも実現していくという自覚があります。
「デトックスしたい、腸内洗浄してみたい」そう思ってたら、願いが思いがけないこんな形で叶いました。
でもこの状態は、正直私にとっては過酷よ…。
大腸の内視鏡検査は、3週間後です。
ちょうどひまし油湿布の1クールも3週間。
これまた意味のある偶然の一致「シンクロニシティ」。
いつもの私のスピリチュアルパターンなら、この感じでいくと、検査結果は結局異常なし、みたいな感じになるんだけどな。
「腸内洗浄でデトックスしたいと願ったから、それがこんな形で現実化しました」みたいな。
今回はどうだろう?
もしかしたらガンかもしれないという可能性をつい考えちゃって不安になる自分を、その都度一生懸命に立て直す毎日です。
だって自分が思ったことは、いずれ現実化しちゃうから。
散歩に両手振り体操、できることをやろう
とりあえず、内視鏡検査まで3週間あったので、それまでにできることは全てやろうと思いました。
エドガー・ケイシーのリーディングでは「朝起きがけにコップ1杯程度のお湯を飲むと、体内毒素が排出されやすくなる」というのがあります。
熱すぎず生ぬるくもないお湯を飲むと良いらしい。
これを毎日やってます。
それから船井幸雄さんもよくお話されていた「両手振り体操」というものも、効果が高いとされています。
気功の世界にもこの両手を前後に振る動作があって、デトックスに良いと言われているそうなので、私も両手振り体操を本格的にやり始めました。
今まではほんの少し、気が向いた時にやる程度だったので。
気功では何か気になる症状がある場合は、1日1000回以上やると良いのだとか。
時間はちょっとかかりますが、必要なことだと思って、大体毎日1300回両手振り体操をやっています。
散歩などのウォーキングも、地味なように見えて、これが結局はすごく大事で効果的と言うことを知り、毎日30分を目安に歩いています。
10分ウォーキングするとヒスタミンが出てかゆくなって、どうしても歩けなかった私が、両手振り体操を真剣に毎日するようになったら、歩ける時間が少しずつ延びていったんです!
すごくないですか?
これに関する内容は、別の記事で詳しく載せています。
→歩くと足がかゆい!10分以上のウォーキングが困難な私の克服法
また、ヨガでは呼吸を重要視されていますが、深呼吸などの呼吸もとても大切だということを知りました。
散歩で有酸素運動をすることも大事ですね。
深呼吸などもしながら、ウォーキングしています。
エドガー・ケイシーのリーディングでは、体内をアルカリ性の保つことが大切だと言われています。
砂糖や肉類、酸化した油などをなるべく少なくして、野菜類を多くとることで、体内をアルカリ性に保ちやすくなります。
呼吸でも、肺の中に溜まったままになっている空気を深呼吸で吐き出すことで、体内をアルカリ性にすることができるんだそうです。
だから過呼吸の人は、調べると体内がアルカリ性になっているのだとか。
なるほど~。
野菜多めの食事を工夫しながら、ミキという乳酸菌飲料の作り方を学んだばかりだったので、自分で作って飲んだり、料理にも使って菌活も意識しています。
腸には身体の約7割の免疫細胞が集まっているというので、腸内環境は大事ですよね。
波動の機械も持ってるから、腹部に波動を当てて大腸や細胞の波動を整えます。
私が出会ったデトックスや健康維持に効果が高いと思うものを、腸のためにできることはなんでもやってみました。
そして毎日続けることが大切ですよね。
ひまし油湿布と合わせてそれらを続けていたら、バナナ状のとても良い便が出るようになりました。
こういう便は久しぶり!
血も混ざってないし。
この調子でできることをコツコツ続けていこう。
ひまし油湿布の3日目には、オリーブオイルを飲みます。
オリーブオイルを飲むと排泄が促されて、スムーズに老廃物が出るようになるそうです。
でも、普段から健康維持のためにオリーブオイルを飲んでいる人もいるし、便の出が悪くなったと思ったら、いつでもオリーブオイルを飲むようにしてみました。
それからお風呂に入ったら、自分の60兆個の細胞たちや大腸、それぞれの内臓たちに話しかけるようにしています。
笑われるかもしれないけど、この感覚、スピリチュアルな感覚を持っている人なら分かってくれるかもしれませんね。
それに細胞1つ1つには、微小管と呼ばれる部分があって、この1つ1つが意識を持っているという説があります。
だから細胞みんなに話しかけるイメージで、本気で話しかけます。
「今日も身体を動かしてくれてありがとね。」
ホ・オポノポノの言葉もよく言ってます。
ホ・オポノポノは、ハワイに伝わる伝統的なセルフクリーニング法(心を浄化する方法)です。
「ありがとう・ごめんなさい・許してください・愛しています」という言葉を唱えます。
私が自分の身体に対して無関心で無頓着な時も、今までずっと変わらずこの身体を維持し動かし続けてくれてありがとう。
今までちゃんとケアしなくてごめんね、許してね。
愛してるよー!
今まで自分の身体とこんなに向き合ったことはありません。
自分の身体ととてもよく対話するようになりました。
でも毎日のふとした時に、不安や心配する気持ち、恐怖心などがやっぱり出てきてしまいます。
そうしたらその都度、宇宙に向けて手放すイメージのスピリチュアルな方法を実践したり、前向きなイメージに変換していくようにしました。
また、いつもお世話になっているスピリチュアル・カウンセラーの方とお話したときに、今回の件に関していくつかアドバイスをいただきました。
「今回のことは、ガンなどの大事に至るような出来事ではないと思う」と感じたことをまずお話してくれました。
その上で、一般的に大腸など排泄の器官に問題が出るときは、こんな場合のこともあるということを教えてくれました。
まず、家にある観葉植物が根腐れしていたりする時に、そのメッセージとして現れることがあるそうです。
それを聞いたときに「あっ、そういえば…」と思い当たる植物がいました。
鉢植えの植物で「もっと大きく成長したがっているように見えるけど小さい鉢に入れられて、この子は窮屈に思っているのかなぁ」と、私が感じていた植物がいたんですよね。
それを話したら「なんだぁ!ちゃんと会話できてるじゃん。」と言われ、その植物をすぐに少し大きい鉢に植え替えてあげようと思いました。
それから、家の水周りの排水口が詰まっているときにも、土地神様からのメッセージとして現れることもあるそうです。
そんなふうにいろんな目には見えない世界の影響を、私たちの身体も受けていることがあるんですね。
できることは何でもやると決めていたので、観葉植物の鉢を入れ替えたり、土を補充したり、家中の排水口をパイプスルー的なもので掃除したり、気になることは全てやってみました。
大腸の内視鏡検査
そしてドキドキの内視鏡検査の日がやって来ました。
ここまでやれることは全部やってきたので、後は結果を受け取るだけです。
検査前日は指定された検査食だけを食べます。
消化の良い、検査の時に大腸の中に残りにくい食事ですね。
こんな感じのお粥と、具がほとんどない汁物とかですね。
夜には少量の下剤を飲んで、検査当日の朝は2リットルの下剤を飲みます。
この大量の下剤を飲むのが大変でした…。
これで腸の中をきれいに洗浄します。
2時間かけて飲むのですが、だんだん飲みにくくなってきて、結局2時間45分くらいかかりました。
トイレに何度も行き、排泄物の中に固形物がすっかり出なくなったら完了です。
そしていざ、クリニックへ。
結果から言うと、私は過去に帝王切開などの開腹手術をしていて癒着もあるようで、内視鏡がなかなか入って行かず、半分までしか検査ができませんでした。トホホ…
とりあえず大腸の半分までは、特別異常は無しでした。
あと半分はどうなのよー!
ということで、眠くなる薬を使って検査するために、大きな病院の紹介状を書いてもらうことになりました。
眠くなる薬って!怖っ!!
検査の4日後に下痢、恐怖に襲われる
検査から4日後に、バナナ状の便が朝晩たくさん出ました。
ちょっと出過ぎじゃないか?
そう思っていたら、夜に布団に入ってから腹痛が起きて、激しい水様便の下痢が出ました。
この時点でかなりの恐怖に襲われます。
検査ができなかった残りの半分の大腸に、やっぱり何かあるのか!?
腹痛やこんな激しい下痢を繰り返すなんて、やっぱりおかしい!!
でもこれ、後から知ったんですけど、下剤を使って腸がすっからかんになったので、腸内細菌が定着してバランスがとれるようになるまで、下痢や便秘を繰り返すことはよくあることみたいです。
だけどこの時はそんなことは知らなかったので、恐怖でした。
「とりあえずこの恐怖の波動から抜け出さないと!」と思って何気なく見たYouTubeで「恐怖心や痛みは、原因を知ると小さくなる」という体験談を語っていました。
これって、まさに私へのメッセージじゃん。
「眠くなる薬を使って検査するの怖いよ~、このまま検査しないという選択肢もあるよね」なんてうっすらと考えていた私。
でも、ちゃんと原因をはっきりさせなくちゃ、この先も何かあるたびにおびえることになる…。
「やっぱり検査しないとダメかぁ!」と腹をくくった瞬間でした。
検査まで、またやれることをやる日々
それからは大きい病院での内視鏡検査の日まで、また自分が今できることをコツコツとやる日々が続きました。
たまにやっぱり下痢を何回もする日もあったけど、あんまり考えすぎないようにしました。
考えても仕方ないし。
食事に気を付けること、毎日の散歩や両手振り体操。
波動の機械で大腸に良い波動を当てる、そして定期的なひまし油湿布。
水をたくさん飲むと良いらしいので、コーヒーやお茶ではなく、意識的に水や白湯を飲むようにしていました。
そしたら、かかりつけのお医者さんに水毒が出ていると言われ「えっ!健康のために意識して水飲んでたのに!」ということもありました。
ちまたで言われている健康法ってたくさんあるけど、それがその人にとって合っているかは分からないんですね。
例えば毎日何時間も運動している人と、デスクワークの人が同じ量の水を飲むのっておかしいですよね。
それに便通に良いとされている食物繊維も、便が既にパンパンに溜まっている人がとってしまうと、もっと大腸の中がいっぱいになってしまうそうです。
健康法はそれが自分に合っているかどうかを判断して、合っているものをカスタマイズして取り入れることが大切だということを学びました。
そしてある方のブログで「2020年冬至から2021年春分までは、新ステージに向けて大浄化の期間」と言われていることを知りました。
まさに私にとっても、大浄化の期間になってるじゃん!
これはうまく乗り越えるしかない!
そしていよいよ薬で眠る日を迎える
いよいよ大きな病院での、内視鏡検査の日がやって来ました。
当日の朝に飲む2リットルの下剤も、前回より楽に飲めました。
前回はあんなに大変だったのにね。
人間何事も経験していることに対しては、自分なりに工夫したり、不要な心配せずに楽にこなせるものですね。
病院では検査用の服に着替えて、事前に点滴がつながれます。
検査室に入ると、優しそうな女性の先生だったので、お顔を見て安心しました。
検査用のベッドに横になると、点滴から例の「眠くなる薬」が注入されます。
薬が入った瞬間、スーッとエネルギーが吸い取られて、力が抜けるような感覚になりました。
後から知りましたが、若い人は代謝が早いから、検査中に眠らずに終わる人が多いらしいです。
私も自分が眠っていたという実感はありませんでした。
でも、終わってみると、普段の認識の仕方や記憶の仕方とは違っていることに気付きました。
眠くなる薬には、意識レベルを下げる作用があるみたいで、それによって年配の人は眠ってしまうみたいですが、私も寝てはいなくても確かに意識の感じ方が普段とは違いました。
半分まどろみの中にいるような感じです。
だから、検査の痛みとか苦痛とかを和らげることができるんですよね。
とはいえ、内視鏡が当たって苦しいとか痛いとかのときに、自分が「あー!」とか「うー!」とか、やたらと騒いでいたなという記憶はあります。
でも終わってみれば、検査の様子を思い返してみても、なんとなくよく分からないうちに終わったなという感じ。
眠くなる薬の力、恐るべしです。
でもそのおかげで、前のクリニックでは半分しか検査ができなかったのが、最後までしっかり検査することができました。
検査結果を聞くのは翌日になります。
当日は意識の状態がいつもとは違うので、結果を本人に伝えることはできないのだそうです。
車の運転も検査当日は1日できないので、旦那さんに休みをとって送迎してもらいました。
検査結果はいかに!
そして翌日、検査結果を聞きに行きました。
担当の先生がイケメンだったので、それを励みに若干ルンルンで行きましたよ。笑
大腸の内視鏡検査の結果、どうだったと思います?
結果は「血管が赤く透けて見えていて、むしろとても良い腸です」だってー!!
私の場合、振り返ると一番最初の症状的には「虚血性腸炎」と呼ばれるものだったようです。
慢性の便秘で部分的に血行が悪くなり、細胞がダメージを受けて、腹痛からまず最初は固い便が出て、その後下痢になり、血便が出る、これが虚血性腸炎の典型的なパターンみたいです。
最初の症状があった日から、既に2ヶ月弱たっています。
虚血性腸炎なら出血や出血の跡も、もうすっかり良くなっている頃だそうで、実際に何も残っていないとのことでした。
いえーーーーーーーーーーい!!♪
やったぜー!
イケメン先生ありがとう♡
こうして私の壮絶なデトックス体験は、幕を閉じたのでした。
まとめ
今回の一件は、最終的には事なきを得ましたが、私にとっては自分の死をも意識する、大変大きな出来事となりました。
普段から天体の動きや宇宙の流れによく影響を受けていると自覚していますが、春分の日までに大きな大浄化の期間が訪れるというのも、まさにその宇宙の流れに順調に乗っていた私です。
今まで実体験をともなって、健康についてここまで考えさせられたり体感することはありませんでした。
私も40代に入ったので、これから身体の変化も起こってくると思いますし、いろんな病気のリスクも高まってくる年代に入ります。
今まで健康や体力が取り柄で、何の悩みもなかった私が、これから先の人生のステージで、いかにして自分の健康を維持していったら良いのか、その具体的な方法を体感を元に腑に落とせた感じがします。
運動は大事、食事も大事、あまりにも当たり前になっている言葉ですが、その真意を私なりに体験することができました。
その後も、毎日のウォーキングや両手振り体操はちゃんと続けていますよ。
健康に関する専門家が「歯磨きはみんな毎日するのに、それ以上に健康にとって大切なことがあっても、全くそれをやっていない」と言っていたのが印象的だったのでね。
私にとっては毎日歯磨きするように、毎日ウォーキングと両手振り体操の時間をちゃんととっています。
私のこのとても大変だった学び多き体験が、誰かのお役に立つことができたなら嬉しいです!