旦那さんが、初めて帯状疱疹になりました。
顔に出たのですが、医師によると、高齢の方なら入院治療するレベルの重症だったそうです。
でも帯状疱疹と分かるまでの間も数日かかって、夫にとっては人生で一番大変な経験となりました。
目の痛みや強い頭痛、顔の発疹の場合は、何科で診てもらったら良いのかも、その都度悩みました。
今は良くなりましたが、今後もストレスを溜めたり、免疫力が下がらないように気を付けたいと思います。
夫の帯状疱疹体験記について、妻の視点からお伝えしていきます。
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頭痛と目の痛み
7月20日(金)
宿直勤務から帰宅して、左目から頭にかけての痛みを訴える。
左目が赤い。
「目と頭が痛い」とずっと寝ている。
本人も宿直勤務での寝不足が原因だろうと思っている。
7月21日(日)
まだ良くならないと一日中横になって休んでいる。
7月22日(月)
朝起きてまだ良くならないということで、かなり痛みもひどそう。
こんなに頭痛が続くのはただの頭痛ではないだろうと、家の近くの脳外科を受診する。
左目が赤く涙が流れることから、眼科は受診したのか尋ねられるが眼科受診はしていない。
MRIをとることになり、その日にすぐにとる。
その日は特に、診断や薬の処方もなく帰宅。
翌日MRIの結果を聞きに行くと、頭は全く問題ないとのこと。
その足でその後、眼科を受診する。
特に目に傷がついている様子もないと、目薬と痛み止めを処方される。
頭痛とまぶたの腫れ、顔に発疹
7月24日(水)
顔の中心辺りに、縦に長く水疱ができている。
涙と鼻水が出る。
鼻をかむときなど、発疹部分に触れるとヒリヒリ痛がっている。
左目はすっかりまぶたが腫れている。
縦一列に並んで水疱が出ていることから、私は帯状疱疹ではないかと思う。
でも顔に出るなんて、聞いたことがない。
帯状疱疹だと分かる
7月25日(木)
市立病院で何科を受診したら良いか分からない人向けの、相談室があるとのことで相談に行く。
看護師長が診てくださり、一目で帯状疱疹だと言い、外科受診をすすめられる。
外科へ行くと、帯状疱疹だが顔に症状が出ていて、目がだいぶ腫れており、頭痛もあるため目や脳の神経に後遺症が残ると大変なので、以前診てもらった眼科を再度受診するようすすめられる。
前回眼科を受診した時は、まだ発疹が出ていなかったので、帯状疱疹だと分からなかったはず。
でも今回は医者なら誰でも帯状疱疹だと分かる状態で、どの病院でも帯状疱疹の薬は処方できるので、目の専門の眼科で診てもらうようにとすすめられた。
すぐに眼科に電話をすると、午後一番になるべく早く来るよう言われる。
午後に眼科を受診し、帯状疱疹の飲み薬を処方された。
7月26日(金)
薬を服用し目薬も点眼しているが、症状は良くならず、ひどい頭痛も続いている。
反対の右目も少しずつ、腫れぼったくなってきている。
水疱は破れ、つゆが流れてひどい状態になっていく。
7月27日(土)
症状が良くならないので、このまま日曜の休みに入るのが心配で、土曜にやっている総合病院を受診する。
目と脳の神経への後遺症が心配。
受付で帯状疱疹の話をすると、皮膚科へ回される。
担当医師がとても話しやすくゆっくり話を聞き取ってくれたようで、夫も安心した表情を見せている。
今服用している薬はごく一般的な帯状疱疹の薬で、これに上乗せして服用する薬はあるとのことで、処方してもらう。
皮膚に塗布する塗り薬も処方され、綿棒で塗るようになる。
7月29日(月)
眼科の薬がなくなりそうなので受診する。
目が少し赤みがあり、検査の結果今は大丈夫だが、眼圧が今後少しあがってくるかもしれないとのこと。
目薬だと目から流れ出てしまうため、まぶたの裏に付けて入れる塗り薬を処方される。
夜寝る前のみ使う。
回復のきざしが見られ始める
7月30日(火)
少しずつ回復してきて、子供の様子を見て笑ったり、自分から話しかける余裕は出てきた様子。
発疹はかさぶたになってきて、綿棒で塗り薬を塗るたびに少しずつはがれてくる。
はがれた所もまたジクジクするところもある。
8月1日(木)
発疹部分が、かさぶたがはがれた所から少しずつ治っていく。
8月2日(金)
発疹部分がだいぶ治った肌の範囲が多くなってきた。
無理しないように休み休み過ごしているが、元気になってきている。
目の腫れも落ち着いてきているが、左目はまだ腫れぼったい。
帯状疱疹、顔に出た場合の病院は?
今回、初めての帯状疱疹が顔に出た。
医師の話によると、帯状疱疹が鼻まで出ると今回のように目にも出るのだそう。
仕事を休むため診断書を眼科で出してもらったが、「帯状疱疹」と「ぶどう膜炎」と書いてあった。
今回の帯状疱疹では、その時の状況も次々に変化していき、何科を受診したら良いか悩むことが多かった。
帯状疱疹が顔に出た場合、今回のように目や脳に痛みなどの影響が出たり、場所によっては耳など感覚器官が近いことが多いため、体に出た時よりも気を付けなければならないようだ。
市立病院の外科の医師の話から判断すると、外科医は目の視神経や脳神経などの専門ではないので、今回のような場所に症状が出た場合は、眼科など専門の科を受診するのが安心なようだ。
だが後遺症などの心配がない状態であれば、外科や皮膚科の受診で良いようである。
まとめ
今回は旦那さんの「帯状疱疹の目の痛みと頭痛、顔に出て病院は何科か悩んだ体験」ということでお伝えしました。
夫の場合、症状がだいぶ良くなってきてから、医師に重症だったと聞かされましたが、本当にひどい時は入院した方が良いのでは・・・と思うような状況でした。
ずっと寝たきりでしたし、痛みで大変な様子でした。
帯状疱疹は水ぼうそうのウイルスが、ストレスや免疫力低下により神経で悪さをして起こります。
医師にも言われましたが、水疱のつゆの中に水ぼうそうのウイルスがいるため、子供たちにうつらないように気を付けました。
一度帯状疱疹になったらもうならないという説もありますが、実際には年をとってからまた症状が出る人などもいるようなので、夫の体調管理には妻としても十分気を付けていきたいと思います。
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