寒い季節は、冷え性の人にはつらい季節ですよね。
「体を温めるといいって聞くけど、ホットドリンクを飲んでも寒い!」
そんな方は、飲み物の選び方を間違えているかもしれません。
温活におすすめの、体を温める飲み物についてお伝えしていきたいと思います。
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体を温める効果とは?
体を温めると良いとよく聞きますが、体を温める効果にはどのようなものがあるのでしょうか?
体が温かくなると血液の循環も良くなって、血流にのって酸素や栄養素が体内のすみずみまで運ばれていきます。
基礎代謝が向上し、カロリーを効率良く消費できるため、痩せやすく太りにくい体になります。
余分な水分や老廃物も排出しやすくなります。
細胞の働きも活発になり、新陳代謝がスムーズに行われることで、お肌も生き生きと保たれます。
女性であれば、体を温めることが生理痛の緩和にもつながります。
そして体温が上がると、体の免疫力が上がります。
免疫細胞は、体温が高いほど活発になります。
免疫細胞が活発になるということは、様々な感染症や病気などにかかりにくくなります。
特に腸にある免疫細胞は、体全体の免疫細胞のうちの7割を占めます。
冷えによって腸の活動が鈍くならないよう、いつもお腹まわりを温かい状態に保つことは健康な体づくりに繋がります。
体を温める飲み物は何?
ではそんな免疫細胞が集まっている腸を、冷たい飲み物で一気に冷やすよりも、なるべく温かい飲み物で温かくしておきたいですよね。
でも温かい飲み物なら、なんでも良いと思ってはいませんか?
実はホットドリンクの中にも、体を温める飲み物と、冷やす働きのある飲み物があるんです。
体を温める物で有名なのが、生姜ですね。
生姜に含まれる辛味成分「ショウガオール」には、脂肪の燃焼を促して熱を作り出すことに加え、血流をよくする作用があります。
ジンジャーティーなど、生姜を使った飲み物もありますね。
その他にも体を温める飲み物がたくさんあるので、ご紹介していきたいと思います。
温活におすすめの飲み物
体に優しい、温活におすすめの飲み物には次のようなものがあります。
・甘酒
・ゆず茶
・ルイボスティー
・ココア(砂糖がふくまれていない純ココア)
・ごぼう茶
・ほうじ茶
・黒豆茶
・玄米茶
・タンポポ茶
・紅茶(ジンジャーティー・レモンティー・シナモンティーなど)
・ホットレモン
・ウーロン茶
・プーアール茶
・白湯
・ホットワイン
・味噌汁
発酵茶(ウーロン茶、プーアール茶など)は体を温めるといわれています。
味噌汁も発酵した味噌を使っているので良いですね。
発酵茶の中でもプーアール茶は、発酵度が高く、健康維持にはおすすめです。
冷え解消の他にも、ダイエットや腸内環境の改善、デトックスなど様々な効果が期待できます。
また、紅茶などには砂糖やミルクを入れてしまうと、それらは体を冷やすものなので入れないほうが良いです。
ちなみに体を冷やす飲み物には牛乳、コーヒー、緑茶、ジュース、清涼飲料水などがあります。
体を温める習慣をつけよう
温かい飲み物を飲むと、体の中からポカポカしてきますが、一時的に体を温めても、それを持続させる効果はありません。
選んだものによっては、逆に体を冷やすことにつながってしまいます。
また、温かいものを飲んで汗をかけば、反対に体温が下がってしまいます。
それから飲み物を飲むとトイレに行きたくなりますよね。
尿には体内の熱を逃す役割もあるため、大量の飲み物を摂取しすぎれば、排尿とともに体温が下がってしまいます。
飲み物だけではなく、ふくらはぎや首など冷えに効果的な部分を温める衣類を身につけたり、適度な運動を心がけるなど、無理なくできる方法で体を温める習慣を身につけてみてくださいね。
まとめ
温活におすすめの飲み物についてお伝えしてきました。
体を温めることは、美容と健康の維持につながります。
それに寒がっている状態よりも、ポカポカの状態の方がなんだか心も軽くなりますね。
自分に合った温活方法で、寒い季節もぜひ温かくお過ごしください!
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