フルタイムで共働きのご夫婦に、お子さんが生まれて、その後心配になるのが、奥さんが職場復帰するときではないでしょうか?
保育士をしている私も、復帰の時には自分がやっていけるか不安でした。
今回は「フルタイムの共働きの子育て、大変な時期はいつまで?家事のコツは?」と題して、お伝えしていきます。
今後、職場復帰を控えている初心者ママさんの不安が、少しでも解消できるように、共働きで子育て中の家庭の様子と、やりくりのコツをお伝えします!
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フルタイム共働きの子育てはどんな感じ?
初めての子育ては、分からないことや不安になることも多くて、毎日が本当にヘトヘトですよね。
そんな赤ちゃんのお世話に忙しい育児休業から、さらに職場復帰するとなると、仕事と家事に子育てを、どうやりくりをしていったらいいか心配になります。
私は保育士で保育のプロですが、そんな私でも仕事復帰は不安がありました。
私の場合、仕事復帰した時はどうだったかなども、参考にお伝えしますね^^
仕事復帰してからの生活
仕事復帰して最初に感じたのは、子供と日中離れて過ごせる身軽さです。
育児休業中は、常に子供と一緒にいることが当たり前だったので、子どもと一緒じゃない、一人でいられる自分にまず感動。笑
「子供と一日中一緒にいることは息が詰まる」という人などは特に、子供と離れている仕事の時間が、リフレッシュの時間になることでしょうね。
私の場合は保育士で体力勝負の仕事なので、仕事復帰して初めの頃は、やはり体に影響が出ました。
初日はほんとに、ふらふらした感覚で帰宅していましたね。
もちろん、職業やその人によって違うとは思います。
でも当たり前ですが、職場復帰後は、睡眠はできるだけしっかりとった方がいいです。
そして私の場合、我が子が保育園で泣いていないか心配で、少しでも早くお迎えに行ってあげたくて、走って迎えに行ってました。
今となっては懐かしいですね。
仕事も大事ですが、我が子のことももちろん大切にしたいので、残業ができず、仕事が思うように進みませんでした。
家で持ち帰った仕事をしようとして寝かしつけをしても、1歳1ヶ月だったうちの子は、私が布団から離れるとすぐに起きてしまって仕事ができません。
私もへとへとなので、結局夜は仕事ができず、早起きしてやろうとしますが、私が起きるとやっぱり子供も起きてしまいます。
仕事を進めなくてはいけないのに、どう頑張ってもできず、へとへとの体で「私はどうしたらいいの?」と泣いたこともありました。
そういう時は、職場の人に現状を素直にお話しして、フォローしてもらった方がいいです。
赤ちゃんの子育て中は、本当に大変なので!
子育て経験のある女性の方なら、より理解してもらえますよ。
旦那さんは基本的に家事を手伝ってくれましたが、私は復帰後も夜間の授乳をしていて大変だったので、うちの場合は月日の経過と供に、旦那さんがする家事の分量が増えていきました。
そのうちに半々になり、私が大変なクラスの担任の時には、私以上に家事をやってくれました。
旦那さんの家事能力や育児の参加度合いは、奥さんは少しずーつ育てていった方がいいです。(*^-^*)
うちは2歳違いで子供が二人いたのですが、掃除まで全然手が回らず、上の子が3歳でダニのアレルギーを発症してしまいました。
下の子の転倒防止の意味もあって、パズルマットやカーペットを敷きつめていたのがいけなかったようです。
やはり健康は大切なので、最低限の掃除は頑張ってしておかないと、子供が影響を受けてしまうことも学びました。
共働きの子育て大変な時期はいつまで?
私の場合、少し楽になってきたなぁと思ったのは、下の子が2歳になった頃です。
赤ちゃんの頃からずっと突っ走ってきて、ちょっと楽になったと感じ始めたのがその頃です。
持ち帰りの仕事をしていても「これは触らないでね。」と言って、反対に触って良いものを与えておけば、子供が起きているときでも仕事ができるようになりました。
でもこれは私の場合で、そのご家庭の環境やお子さんの様子によって様々なので、あくまでも参考までに^^
そして下の子というのは、一般的に上の子の様子をいつも見て学習しているので要領も良く、たくましくて、何でも自分でできるようになるのが早いことが多いです。
保育士をしていて多くのご家庭を見ていても、そういうご家庭が多いです。
なので上の子にかけるほど下の子には手がかからなかったですし、上の子が下の子の面倒を見たり手伝ったり、一緒に遊んでくれているので、どんどん楽になっていきました。
共働きで家事や子育てをするコツは何?
共働きで子育てをするのは、正直大変です。
何が大変って、とにかく時間がありません!
いつも時間に追われています。
そして休みの日は子供と遊んであげたいのは山々ですが、自分たちが疲れているので、出かけるより家でゆっくり休みたい・・・
もしくは日頃仕事でできない用足しをして1日が終わる、ということも多かったです。
ではそんな忙しい日々を、うまく乗り切るコツはないのでしょうか?
我が家が実際に共働きの子育てライフを乗り切ったコツをお伝えします。
家事の効率化、割り切って手抜きをする
食器洗い機やロボット掃除機、洗濯乾燥機など効率化に使えるものは使います。
そして、私は食料品などの買い出しに行く時間もとれないので、食材の宅配を利用していました。
洗剤などの基本的な日用品も揃いますし、決まった曜日になると仕事から帰ると家に届いています。
お子さんが小さいほど、買い物に一緒に連れて行くのは大変ですよね。
お子さんも小さくて、時間もないという人は、食材宅配は本当におすすめですよ。
そして食品添加物や農薬などが気になる人は、探すとそのようなものに気をつけていて、独自の安全基準を設けている宅配会社もあるので、スーパーで買うより安心だったりします。
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サポートをフルに使う
実家が近い方は、実家のサポートももらいましょう。
私の場合は保育士でシフト制なので、遅番の時は保育園のお迎えが間に合わず、祖父母に毎回お願いしていました。
週に2~3回遅番があることもありましたが、片道1時間かけて実家から来てくれてお迎えに行ってくれていました。
そして夕飯も作っていてくれて、本当に感謝でしたね。
実家には頼めないという方は、保育ママやファミリーサポートなど、市町村で利用できるものがないか調べてみるといいですね。
夫婦だけでやりくりするのは大変です。
利用できるサポートはお願いしていきましょう!
夫婦で分担し、自分の分担以外は思い切って休む
私の場合は、今日は旦那さんのお迎えの日、今日は私、この日は祖父母の日と決まっていました。
自分の分担の日ではない日は、思いきり残業したり、職場の人とご飯を食べに行ったり、割り切って自分の時間として、有効に使わせてもらいました。
そうすることで効率よく回ったり、リフレッシュすることができます。
短い時間だったとしても、少しリフレッシュの時間がとれるだけで、また頑張ろうと思えるものです。
まとめ
今回は「フルタイムの共働きの子育て、大変な時期はいつまで?家事のコツは?」ということでお伝えしてきました。
とにかく時間がない共働きの子育ては、自分ができていないところに意識がいきがちです。
でも子供にとって、接する時間よりも一緒に過ごす時間の密度、濃さが大切です。
そしてお母さんが笑顔でいてくれることが、子供にとっては一番嬉しいことです。
手を抜けるところは抜いたり、時には自分を癒やしたり普段精一杯頑張っている自分に、ご褒美をあげながら、今しかできない子育てを楽しんでくださいね!
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