育児の寝不足はいつまで?疲れが取れない時は?楽になるのはいつから?

寝不足であくびをする女性 赤ちゃん

赤ちゃんが生まれて大きな喜びを感じると供に、同時にやって来るのが、夜間の授乳や夜泣きによる寝不足の毎日。

疲れもたまる一方で、なかなか取れないですよね。

果てしなく続いていくように感じてしまう赤ちゃんのお世話ですが、一体、育児が楽に感じてくるのはいつからなのでしょうか?

個人差はありますが、保育士の私の個人的な体験や、保育園のお母さんたちから聞いたお話をもとにお伝えしていきたいと思います。

ぜひ参考になさってみてくださいね!

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育児の寝不足はいつまで続くの?

両親と手を繋ぐ赤ちゃん

夜間の授乳間隔や夜泣きの様子は、その赤ちゃんによって様々です。

私の場合は、1歳半まで夜間の授乳をして、1歳半で断乳しました。

それまではずっと、大体3時間からそれより短い間隔で授乳していたので、毎晩2~3回、多いときはそれよりもっと起きていました。

他の方のお話を聞くと、3時間より長く寝てくれるという赤ちゃんもいるので、本当にその子によって様々ですね。

夜泣きがあって抱っこで授乳すると、今度はお布団に置くと敏感に泣くので置けなくなったり、本当に大変でした。

置けないならこのまま抱っこして寝るしかないと、背中に布団を小高く積んで、そこに寄りかかって抱っこしたまま座って寝た夜もありました。

東日本大震災の時には停電で真っ暗な中、家族に懐中電灯で照らしてもらいながら、おむつ替えをしました。

赤ちゃんには、停電も関係ありませんからね。

1歳半の断乳後も夜泣きはあるし、私の方もそれまでの習慣から、3時間ごとに自然と目を覚ましてしまっていました。

それに赤ちゃんが寝返りしたり、動いただけで敏感に目が覚めてしまうんですよね。

お布団をちゃんとかけているかなとか気になって。

母親の体って不思議ですね。

断乳の時期は、そのお母さんと赤ちゃんによって様々です。

保育士をしていて、赤ちゃんクラスの担任をしていると、断乳の話もよくします。

中には、赤ちゃんの方が夜間まとまって寝てくれるようになって、自然と夜間授乳がなくなったというお母さんもいたりします。(うらやましい!)

それから1歳以降など少し大きくなってから、お母さんが夜泣きで困ったというときには、日中、子供にとって刺激の強すぎる来事があって、日中も大泣きしているという場合が多かったです。

授乳と夜泣きは本当にその子によって様々で、お母さんがある程度まとまって眠れるようになるのも、そのお子さんによって、だいぶ個人差があるということですね。

育児の疲れが取れない、どうしたらいい?

心配そうな女性

育児の疲れが全然取れない、常に疲れている、そんな状態にどうしてもなりますよね。

そんな時にはどうしたら良いか、いくつかあげてみたいと思います。

短時間でもいいから眠れる時に寝る

疲れが取れないときは、やっぱり寝るのが一番です。

でもまとまった時間はどうしてもとれないので、細切れで短時間でも、眠れる時に寝ることが大切です。

授乳クッションを使って授乳して、お布団におろすときに泣くときには、私は授乳クッションに乗せたまま、うまくスライドさせてお布団に着地させるというテクニックも生み出しました。笑

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それからどうしても難しいときには、授乳の前に、手の届くところにテレビのリモコンや飲み物、雑誌などを用意しておいて、赤ちゃんが起きるまでひたすら抱っこして過ごすということもよくありましたね。

そしてその状態のまま、私もちょっと寝たり。

まとまった睡眠がとれないのはどうしても仕方がないので、可能な時に少しずつ睡眠をとるように心がけてみてくださいね!

鉄分などの栄養不足を補う

こまめに睡眠をとっても、どうしても疲れが取れないというときには、鉄分不足を疑ってみるのも良い方法です。

産後や授乳中は栄養を赤ちゃんに優先的にとられてしまうので、鉄分不足に陥っている可能性があります。

そうすると、いくら寝ても疲れがとれない状態になります。

栄養バランスを見直してみるのも良いですね。

周りにサポートを求める

お母さんだけで頑張るのはやはりとても大変なので、大変だということを周りにちゃんと伝えてみることも大切です。

旦那さんや祖父母のサポートをもらって、疲労をためすぎないようにしましょう。

イライラするのは赤ちゃんにとっても、お母さん自身にとっても大変ですよね。

無理しすぎて、体を壊しても大変です。

周りの人に1時間でも赤ちゃんを見ていてもらって休息をとったり、自分だけの時間を持つことでも随分リフレッシュできます。

また、ファミリーサポートや食材宅配など利用できるものは利用して、少しでも負担を減らしていきましょう。

育児が楽になるのはいつから?

ハイハイする赤ちゃん

私の場合は、1歳1ヶ月で職場復帰して、共働きの子育てだったので、持ち帰りの仕事もこなさなくてはいけませんでした。

復帰してすぐは、1歳になったばかりの小さい子供がいる中では、どう頑張っても家での仕事はできないことが分かりました。笑

でもそれもうまくできるようになって、出産後からずっと突っ走ってきた赤ちゃんの子育てが、気付けば少しずつ楽になってきたなぁと感じたのは、子供が2歳になった頃でした。

家で仕事をするときも、「これで遊んでてね」と触っても良い物を与えておけば、私の仕事の道具を触らないでいてくれるようになりましたしね。

そこからは、子供の成長と供にどんどん楽になっていきました。

でも保育士をしていると、保護者の子育ての相談も日々受けますが、お子さんによってはもっと大きくなってもまだまだ家庭でとても手がかかる子もいますし、やはり個人差が大きいです。

何年も大変な時期が続くと、精神的にもかなり疲労してしまいますから、家族や親戚、保育園の先生や市町村ごとで実施しているサポートをフル活用して、大変な時期を乗り切っていきましょう。

自分一人で頑張っているのと、話を聞いてくれる人がいるのとでは全然違います。

ちょっと手を貸してくれる人がいるというだけでも、随分楽になります。

一人では決して、頑張りすぎないでくださいね!

まとめ

赤ちゃんの育児は本当に大変です。

初めての子育てなら、分からないことや不安なことだらけですし、なおさらです。

周りの力も借りて、大変な時期を乗り切りましょう!

そして私も二人の子供の子育てをしてきて、そして長年保育士をしてきて思うのは、子育ては本当に楽しいもので、期限付きのものです。

子供は大きくなればなるほど、どんどん親の手を離れていきます。

子供が小さいうちしか感じられない喜びがたくさんあります。

周りの人の力をうまく借りながら、大変な毎日の中でも子育ての楽しさ、我が子のかわいさを是非たくさん味わってくださいね!



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れっきー

子育てライフカウンセラー・保育士として個別相談や情報発信を行ったり、宮城県で子育てサロンを運営しています。

19年の公立保育所勤務経験があります。

小さい頃から、不思議なことが当たり前に起こるような家庭環境で育ちました。

そのため「目には見えない世界が絶対ある!」と、見えない世界のことを探求する人生になりました。

男の子兄弟、二児の母です。

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