私はスピリチュアルで言われる「芳香現象」というものをしばらく体験していました。
芳香現象というのは、私にしか感じることのできない、においのことです。
私の場合、芳香現象を起こさせていたのは、江戸時代の頃に生きていた、私のご先祖のおじいさんだったようです。
注意喚起したいことがあると、タバコのにおいがしていました。
このタバコにおいは、そのご先祖のおじいさんが好きだった、キセルの匂いだそうです。
結構頻繁にあったので、生活の一部分のようになっていて、心の中でおじいさんと会話したりしていました。
その日常的にあった芳香現象が、あるときを境になくなりました。
ピタリとなくなったその理由には、自分の中で思い当たることがあります。
1年以上ずっとあった芳香現象がなくなった、私の場合についてお伝えしていきたいと思います。
芳香現象がなくなった!?
私のこれまでの芳香現象については、1記事目と2記事目を読んでいただくと、よりご理解していただけます。
よろしければ、先にそちらをお読みになってから、こちらをお読みください^^
1記事目はこちらから
2記事目はこちらから
今回はその続きです。
私の芳香現象は一年以上前からずっと続いていました。
それはたまにあるという程度ではなく、自分の中ではもっと頻繁な頻度です。
「もう分かったよ~」とちょっとうんざりするくらいでした。
だって、素敵なユリの花の香りとかならいいですが、私の好きではないタバコ(キセル)のにおいですから。
それが、あるときを境に、ピタリとなくなったんですよ。
それまでは、最後の数ヶ月は「早く寝なさい」というメッセージが主でした。
私が夜遅くまで何か作業に夢中になっていたり、夜になってから何かを始めようとすると、きまってタバコのにおいがしていました。
特に21時以降は注意でしたね。
「ほらほら、また匂ってきたぞ~。じいちゃん来てる!」って感じで。
消灯にうるさい、ご先祖のおじいちゃんですよ。笑
その現象が突然なくなりました。
それに気付き始めたのは、夜21時を越えて私が何か作業をし始めても、いつもならにおいがしてくるはずのシチュエーションでにおいがなかったことです。
「あれっ?」と思いましたが「たまたまかな?」と思いました。
私もさすがに毎回のように、ご先祖のおじいちゃんに「早く寝ろー!」って言われ続けてきたので、ある程度の時間になったら早めに寝るように、自分で意識をするようになっていました。
きっと私にとって、睡眠をしっかりとるのが何よりも重要な時期なのかな、と捉えていました。
よく、寝ている間は向こうの世界に帰っていて、今後のための作戦会議をしたりしている、と言いますからね。
人生の大きな転換期の真っ只中にいたので、私が自分の力を発揮するためにも、睡眠がとても大事な時期でもあったのだと思います。
慢性的な症状で、病院にも通ってましたし。
でもその「あれっ?タバコのにおいがしない…」が、その後も続いていきました。
いつもなら、すかさず匂ってくるはずのシチュエーションで、全くしないんです。
さすがに5回くらいそれが続いたときに、確信に変わりました。
「たまたまじゃない。おじいちゃん、いなくなった。」と。
指導霊は変わる
どうやら、芳香現象を起こさせていた、江戸時代のご先祖のおじいさんは、私の元を離れていったようです。
私に芳香現象を起こさせていたおじいさんは、私の指導霊だったと私は捉えていました。
その人を守っている守護霊の中でも、指導霊は、生まれながらに持っている才能や資質を発揮させる役割があります。
指導霊は指導者的な守護霊であり、生きるうえでの指導、成長させるための指導をしてくれる存在です。
コーチのように導き、そして時には試練を課すこともあり、精神的な部分を成長させてくれる存在です。
指導霊は、その人のご先祖様にあたる人など、身近な存在であることが多いとも聞いたことがあります。
指導霊はその人の状況や状態によって、別の存在の指導霊に変わっていくといわれています。
指導霊が変わるとき
指導霊が変わるのは、次のようなときだと言われています。
・大きな人生の目標や志を持ったとき
・実現に向けて具体的に動き出したとき
・一生懸命努力を重ねて、人として向上したとき
・次のステップへ上がったとき
・環境が大きく変化したとき
このような時に、そのときの変化した状況やその人の状態に、最も適した指導霊やそれに特化した指導霊に変わり、その後をサポートしていくようになります。
指導霊が交代した私の場合
では、芳香現象がピタリとなくなって、指導霊のおじいちゃんがいなくなったと思われる、私の場合はどうでしょうか?
これが面白いほどに、自分の中で思い当たることがあるんですよね。
芳香現象が始まった時の状況
私が芳香現象を感じ始めたきったけというのが、私が心の中にずっとしまい込んでいた志を、自分で勇気を出して見ようとし始めたときです。
ある人たちとの出会いがあって、私のいる環境が大きく変化しました。
それによって「私は本当はこんなことをしていきたい!」という、自分で気付いてはいるけど、チャレンジするのが怖くて直視しないようにしてきた自分の中の思いと、向き合い始めたんですよね。
その頃に芳香現象が始まりました。
まさに大きな人生の目標を持ったときであり、環境が大きく変化したときです。
スピリチュアルカウンセラーの方を通じて受け取った、ご先祖のおじいちゃんからのメッセージ、
「そんなにやりたいことが明確に見えているなら、四の五の言わずにやってみればいいだろう」
という言葉が、ずっと私の後押しをしてくれました。
目には見えない世界にいる存在の、おじいちゃんが言うのなら、自分にはそれを達成できる未来が待っているのかもしれない。
そう思って、めちゃくちゃ怖かったですし、耐えがたい試練がたくさんきましたけど、思い切ってチャレンジして、何度も泣きながらも一歩ずつ進んでいくことができました。
それから一年以上の間、ご先祖のおじいちゃんは、私を支えてくれました。
いつも見守っていてくれる存在がいるというだけで、本当に心強く励まされました。
芳香現象がなくなった今の状況
そして今回、そのご先祖のおじいちゃんが、おそらく私の元を離れていきました。
ここまでの私の人生の中で、一番の試練となったこの怒濤の期間を、共にいてくれたこと、支えてくれてずっと後押しをしてくれたことの感謝を、ご先祖のおじいちゃんに伝えました。
本当に感謝しています。
だって、本当に大変だったからー!!泣
そして、ご先祖のおじいちゃんが離れて行ったということは、おそらく私の指導霊が変わったということです。
それにも思い当たることがあります。
今まであった芳香現象がピタリとなくなったとき、それがちょうど「私は自分の志に向かって、これから進んで行く」という新たな決意を決めたときでした。
それまでも少しずつ少しずつ自分の決意や覚悟を重ねてきてはいました。
でも自分の中でいろんな思いが、今までとは全く違うレベルで、やっと割り切れた、私はやるんだと覚悟ができたとき、ご先祖のおじいちゃんは私の元を離れていきました。
きっと、この大きな変化の真っ只中を、私に必要な試練を与えながら導いて行く役割を、ご先祖のおじいちゃんが担ってくれていたのだと思います。
まとめ
今回は、1年以上も続いていた私の芳香現象が、ピタリとなくなったことについてお伝えしました。
芳香現象がなくなったのですから、私の芳香現象話の3部作はこれで一旦終了ですね。
私にとっても、自分にしか感じないにおいというのは、とても貴重な体験でした。
我ながら、こんな不思議なことってあるんですね。笑
でも、ご先祖のおじいちゃんがいなくなって、今一番気になっていることは…
「次にいらしていただいている指導霊さまは、一体どちら様~!?」ということですね。
ご先祖のおじいちゃんの場合、においで私もキャッチできましたが、その後は特別に自分で何かキャッチしているという感覚は全くありません。
あんなに日常茶飯事のおじいちゃんのアピールに慣れてきてしまったので、正直さみしい気持ちがあります。
なんらかの別な方法でいいので、また新しい指導霊さまともコンタクトがとれたら嬉しいなぁと思っています^^