子供って年齢が小さいほどいろんな感染症にもかかりやすいし、中には病院通いばかりしているというご家庭もありますよね。
体が小さい子供は、大人よりも体への影響も出やすくて、気を付けないと症状が急激に悪化したりすることもあります。
でも気を付けるポイントが分かっていれば、必要以上に心配しなくてもすみますよね。
こちらでは様々な場面の、子供の健康で気を付けておくと良いポイントについて、簡単にまとめました。
もし気になる内容があったら、ぜひ関連記事から詳しく読んで、参考にしてみてくださいね!
大人の帯状疱疹ウイルスは子供にもうつる
帯状疱疹は子供の頃に、水疱瘡(水痘)にかかったときの水痘・帯状疱疹ウイルスが、体内の神経節という所に潜んでいて、免疫力が低下したときに再び活動、増殖を始めることで発症します。
帯状疱疹の水ぶくれのつゆの中に、たくさんのウイルスがいるため、このウイルスに感染したことのない子供にはうつることがあり、水疱瘡として発症します。
感染力は非常に強く、唾液・咳などの飛沫感染、ウイルスに触れることでの接触感染、そして空気感染もします。
我が家も旦那さんから子どもたちにうつりましたが、年齢が上がるほど症状がひどくなることが多いようなので、小さいうちにかかって良かったと思っています。
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うちの子は果物が苦手、これってアレルギー?
「うちの子は果物をあまり食べたがらない」そんな方はいませんか?
それはもしかしたら、口腔アレルギーの可能性があります。
キウイやパイナップルの他に、モモ、リンゴ、ナシ、サクランボ、イチゴなどバラ科の果物でも、アレルギー症状が出る場合があります。
小さな子どもの場合、口の中の違和感をうまく言葉で伝えられずに、大人に「好き嫌い」「わがまま」と判断されてしまうことがあります。
食べている最中や食後に、何かを訴えてくるようなら注意が必要です。
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子供は大人以上に熱中症対策を万全に
私たちの体の体温は、大体36度台に保たれていますが、夏の暑さが厳しいと、体から熱がうまく発散されなくなっていきます。
脳を含めた大切な体の臓器は、体温が上がりすぎることでうまく機能しづらくなり、それによって様々な症状が出てくるのが、熱中症です。
子供は汗腺や体温調節機能がまだ未発達で、身長の低い子供の場合、地面からの照り返しの影響を強く受けるので、大人よりも高温の環境にいることになります。
そのため、子供は大人よりも熱中症になりやすく、十分な注意が必要になります。
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コーヒーは10歳から?カフェインのとりすぎに注意
子供にコーヒーをいつから与えても良いのか調べてみると、一般的には10歳以上、体重が50kg以上と言われ、その辺りが目安になっていることが多いようです。
それよりも小さい子がどうしても飲みたいと言う時には、ミルクを多めにして薄めて与えるようにします。
カフェインはコーヒーの他にも、紅茶や緑茶、ココア、コーラやエナジードリンク、チョコレートなどにも含まれています。
1日の中で知らず知らずのうちに、カフェインを多くとっていたということもありそうですね。
子供にコーヒーが良くないと言われるのは、子供は大人よりも体が小さく、また体や脳が発達の途中にあり、カフェインの成分に対する感受性が高いためです。
少量のカフェインでも、大人よりも大きな影響を受けてしまうのです。
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秋の衣替えは特にハウスダストに気を付ける
気温30度前後の日がなくなり、25度前後に安定してくる9月中旬以降が、衣替えスタートにはちょうど良い時期です。
突然の気温差があった時のためにも、衣替えを一回で終わらせず、徐々に入れ替えながら、10月頃には完了させるというように進めていくのがおすすめです。
秋物の衣類は、夏の間にダニ、カビ、細菌などが増殖し、そのハウスダストが原因で、咳やくしゃみ、体のかゆみなどアレルギー症状が出ることがあります。
夏の高温多湿は、ダニやカビが増えやすい条件が揃っているため、秋の衣替えの時には特に注意が必要です。
出した衣類はそのまま着せるのではなく、面倒でも一度洗濯してから子供に着せると安心です。
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夏の高温多湿で布団もダニが増殖
秋になって布団に入ると、風邪でもなさそうなのに、急に子供が咳や鼻水、痰が出始めた、そんな体験はありませんか?
秋は夏の高温多湿で一気に増殖したダニが、死骸となって吸い込まれやすくなり、秋に発症するアレルギーの原因となります。
咳喘息を起こしやすくなるため、しまい込んでいた布団の上掛けを使い始める時も、要注意です。
布団は洗濯をしてから使ったり、敷き布団にも裏表に掃除機をかけて対策をします。
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まとめ
子供の健康管理について、簡単にまとめてみました。
子供は体がまだ小さいため、感受性が高くて様々な症状が出たり、体の機能も未発達なので、大人以上に気を付けてあげる必要があります。
注意するポイントをおさせて、効果的に防いでいきたいですね。
我が家の体験など、別の記事に詳しく書いている内容もあるので、気になったものは関連記事から詳しく読んで、ぜひ参考にしてみてくださいね!