子供にコーヒーはいつから?カフェインが子供にダメな理由。死亡例も!?

アイスカフェオレ 子どもの健康

子供にコーヒーはいつから与えていますか?

私の子供も、私がよくカフェオレを飲んでいるのを見て「飲んでみたい」と興味を持ち始めました。

でもコーヒーはカフェインの影響が気になりますよね。

子供には良くないイメージがあります。

妊娠中の時だって、カフェインは避けてノンカフェインの飲み物を選んだりしますよね。

「コーヒーは子供に、一体何歳から飲ませていいんだろう?」そんなふとした疑問から調べていたら恐ろしい事実にたどり着きました。

カフェインが子供に与える影響について、お伝えしていきたいと思います。

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子供にコーヒーはいつから与えていい?

コーヒー

子供は親のしていることに、何でも興味を持ちますよね。

大人がおいしそうにいつもコーヒーを飲んでいたら、やっぱり飲んでみたいと思いますよね。

自分が子供の頃も、父親が毎晩飲んでいるビールの匂いをかいで「くさっ!」なんてよくやっていたものです。

コーヒーで気になるのが、そこに含まれているカフェインです。

カフェインを気にして、コーヒーや紅茶は子供には飲ませないようにしているという方も多いと思います。

コーヒーは子供にはいつ頃から与えていい物なのでしょうか?

いろいろ調べてみると、一般的には10歳以上、体重が50kg以上と言われ、その辺りが目安になっていることが多いようです。

どうしても飲みたいと言うような状況の時には、ミルクを多めにして薄めて与えるようにします。

でもカフェインが含まれている飲み物は、実はコーヒーや紅茶だけではありません。

その他にもコーラやココア、緑茶、エナジードリンクなどにも含まれています。

また飲み物以外にも、チョコレートなどの食品にもカフェインが含まれています。

気を付けないと、1日の中で知らず知らずのうちにカフェインを多くとっていたということもありそうですね。

大人でも、コーヒーを飲むとカフェインで夜眠れなくなるという人がいますよね。

子供にコーヒーが良くないと言われるのは、子供は大人よりも体が小さく、また体や脳が発達の途中にあり、カフェインの成分に対する感受性が高いためです。

少量のカフェインでも、大人よりも大きな影響を受けてしまうのです。

カフェインが子供にダメな理由

3兄弟

具体的にはカフェインは子供に対して、どのような影響を与えてしまうのでしょうか?

カフェインを摂取することで起きる体への作用には、次のようなものがあります。

利尿作用、覚醒作用、気分の高揚、交感神経刺激、胃酸分泌促進などです。

それらの作用から、大人ならやる気を出すための気分の切り替えや、眠気覚ましの意味でコーヒーを飲む人もいますよね。

でも消化や代謝機能が未熟な成長過程にある子供は、吸収したカフェインを体内で分解するのに大人よりも時間がかかります。

そのため、カフェインによる覚醒作用が6~8時間持続し、夜に眠れなくなる可能性があります。

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コーヒーを飲むと背が伸びなくなると言われることがありますが、実際には直接成長を妨げられるというわけではありません。

コーヒーのカフェインにより、深い眠りが妨げられることで、大切な成長ホルモンの分泌に影響するということになります。

そして成長期の子供にとって、十分な深い睡眠は体や心の成長に大きな影響を与えます。

質の良い睡眠がとれないことによって、日中、イライラしたり、集中力がなくなり精神的にも不安定になることがあります。

また、カフェインの利尿作用によって年齢の小さい子供であれば、気付かないうちに脱水症状を起こすかもしれません。

胃を刺激して下痢や便秘になることもあり、体力の消耗にもつながります。

それからカルシウムや鉄分、亜鉛、ビタミンやミネラルなどの成長に必要な物質の排出が促される作用もあります。

そしてさらには国内外で、カフェインによって起きる事故が問題になっています。

カフェインで子供が死亡!?

海外ではエナジードリンクを大量に飲んだ子供や若者の死亡事故が起き、問題となっています。

日本でもNHKのクローズアップ現代で、カフェインの摂取が原因で救急搬送される若者が急増していると取り上げられています。

テレビ

たくさんの新商品が並ぶエナジードリンクは、含まれるカフェインで眠気を防ぎ、元気になれると人気が高いようです。

しかしカフェインの過剰摂取による、依存症や中毒になる若者が増えています。

そのような若者は実際に、眠気を防いだり、疲れにくくなる、やる気が出るなどという効果を感じており、それによって摂取を繰り返し依存症になっていくのです。

そしてそれまで頼っていたエナジードリンクが、だんだん効かなくなってきていると感じ始めます。

体が慣れていってしまうと、どうしても摂取する量や回数を増やしていかなくてはなりません。

そのためカフェインの成分を錠剤に固めた薬へ移行していくこともあるそうです。

エナジードリンクは水分なので量を増やすのが難しく、錠剤へと移っていってしまうようです。

多くの人はコーヒーの苦みのおいしさに気付くのは、大人になってからだと思います。

でもエナジードリンクは、甘くてジュース感覚のため、手軽にカフェインの効果に子供の時期から接してしまいます。

急増する若者のカフェイン中毒を防ぐため、世界でも対策が進められています。

海外では、カフェインを含む商品の規制に踏み切っている国もあり、アメリカでは、粉末状のカフェイン製品を販売する業者に、重大な影響をもたらすリスクがあると警告しています。

カナダでは、子どもへのエナジードリンクの販売や試供品の配布を禁止しています。

法律で18歳以下への販売を禁止した国もあります。

日本は国民の健康は二の次で、何でも規制が遅く緩すぎる国なので、私たち親が大切な子どもたちを守っていかなくてはいけません。

まとめ

コーヒーだけでなく、知らず知らずのうちに様々な飲料や食品に含まれているカフェイン。

子供が小さいほどそれらをなるべく避けると共に、水分補給を適切に行ったり、ビタミン、ミネラルの補給を多めにするなど、日々の食事にもできる範囲で気を付けていきたいですね。

また、昔から水分やミネラルの補給として良いとされている麦茶を、積極的に日々の水分補給に使っていくのも良い方法です。

大人も気になる方は、妊娠中や授乳中のママにも人気の高いノンカフェインコーヒーやタンポポコーヒーなども試してみてくださいね。

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れっきー

子育てライフカウンセラー・保育士として個別相談や情報発信を行ったり、宮城県で子育てサロンを運営しています。

19年の公立保育所勤務経験があります。

小さい頃から、不思議なことが当たり前に起こるような家庭環境で育ちました。

そのため「目には見えない世界が絶対ある!」と、見えない世界のことを探求する人生になりました。

男の子兄弟、二児の母です。

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