秋と言えば「○○の秋」という言葉がたくさんありますよね。
そんな中でも答える人が1番多いのが「食欲の秋」なのだそうです。
秋はつい食べ過ぎて、太ってしまうという方も多いのではないでしょうか？
そもそもなぜ秋は、食欲の秋と言われるのでしょう？
そして秋に食べ過ぎないための対策はあるのでしょうか？
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なぜ食欲の秋と言われるの？
秋が「食欲の秋」と言われる理由には、いくつか説があります。
①心身の安定につながる脳内の「セロトニン」というホルモンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
このセロトニンは日照時間が短くなると少なくなり、長くなると増えるという性質があります。
秋に日照時間が短くなると共に少なくなったセロトニンは、糖質やたんぱく質を摂取する事によって分泌が増えます。
そこで、食欲を増してセロトニンを増やして、体を安定させていると言われています。
②気温が低くなると、体温を保つために体を温めようとして、基礎代謝量が上がります。
基礎代謝を上げるためにはエネルギーが使われるので、それを補うために食欲が増します。
③「実りの秋」と言われるように、主食の新米を始め、美味しいものがたくさん出回るため食欲も増します。
④夏は暑さのために低下していた食欲が、涼しくなり回復するため食欲が増します。
⑤人間も動物であるため、寒い冬に向けてたくさん食べて、栄養を蓄えようとします。
これらの説によって食欲の秋と言われるようになったのですね。
食欲の秋は食べ過ぎる？
食欲の秋なので太ってしまったと言う人もたくさんいると思います。
でもお医者さんによっては「秋になったからといって、他の季節よりも太る人が多いという訳ではない」というお医者さんもいます。
忘年会シーズンやお正月の方が、よっぽど太る人が多いという考え方もあるようです。
でも確かに秋は「実りの秋」とも言われ、お米や野菜、果物、サンマなど美味しい物が多い気がしますね。
バーベキューや芋煮会などが続く方などは、楽しい雰囲気で食べ過ぎ、飲み過ぎになってしまうことも多いかと思いますので、食べ過ぎには気を付けてくださいね！
食欲の秋の対策
食欲の秋に食べ過ぎて太らないための対策はあるのでしょうか？
いくつかご紹介してみたいと思います。
偽物の食欲を刺激しない
食欲には、本当にお腹がすいてエネルギーが不足している時以外に起こる、偽物の食欲というものがあります。
ついコンビニで買ってしまった、なんとなくつまんで食べてしまったということってありますよね。
そのようなことを防ぐために、グルメ情報は見ないようにしたり、用がないときには食品を扱うお店には行かないようにします。
また、偽物の食欲が起こったら、散歩や読書など他のことに意識をうまくそらすようにします。
糖質が低い物から食べる
食べる順番を工夫し、糖質が低い物から食べるということも有効です。
まず野菜から食べて炭水化物を最後にする「ベジタブルファースト」について聞いたことはありませんか？
野菜から先に食べることで、ごはんやパンなど糖質の吸収をゆるやかにして、太りにくくしてくれます。
ただし野菜の中でも、にんじん、玉ねぎ、かぼちゃ、れんこんやごぼうなど、食べて甘みを感じる野菜は高糖質になります。
野菜を摂るときはキャベツやレタス、ほうれん草などの葉野菜を野菜炒めやサラダなどで先に食べるように意識しましょう。
よく噛んで食べる
そしてよく噛むことです。
よく噛むということは、満腹中枢を刺激してくれますし、健康にも良いですね。
ダシを効かせる
味付けに「だし」を効かせるというのも効果的です。
だしのうま味成分によって、砂糖やみりん、塩などの調味料を減らすことができ、素材のうま味をしっかりと感じることができます。
まとめ
秋は心地良い気候の中で、ゆっくりといろいろなことを楽しめる季節ですね。
秋には、食欲の秋だけではなくて、スポーツの秋や紅葉の秋などもあります。
ぜひ食欲の秋も満喫しながら、運動や紅葉狩りなどで秋空の下で気持ちよく体を動かし、うまく体重コントロールをしていきましょう！
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