「芳香現象」という言葉を聞いたことがありますか?
私が芳香現象という言葉を初めて聞いたのは、以前放送されていた「オーラの泉」という番組で、江原啓之さんが芳香現象について説明をされていた時です。
「そこに無い匂いをその人だけが感じるなんですごいなぁ。そんなことってあるんだぁ。」と半分信じられないような思いで見ていました。
あれから数年がたち、まさか自分がこの芳香現象を日常的に体験することになるとは思いませんでした。
スピリチュアルでいう芳香現象とは一体何でしょうか?
またそれによって私たちに伝えたいメッセージとは?
私が体験している、この芳香現象についてお伝えしたいと思います。
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芳香現象って何?
芳香現象とは霊的現象であり、とてもスピリチュアルな現象だと言われています。
実際にはそこに無い匂いを、その人だけが感じている状態です。
その人の周りにいる、目には見えない存在が、何かその人に対して伝えたいメッセージがあって、香りをその人にだけ認識できるようにしているのです。
人間には第六感があります。
多くの人には見えないものでも、イメージ、ビジョンなどを視覚でキャッチできる能力が高い人もいます。
また言葉や声、音として聴覚で受け取る能力を持つ人もいます。
触覚や体感覚で感じる人もいます。
それと同じように、嗅覚で目に見えない世界からのサインを感じる人もいるのです。
同じ霊感があると言っても、人によって得意な部分があり、その能力の高い低いも様々です。
嗅覚で芳香現象をたびたび感じる人というのは、霊感が強い人が多いと言われていて、その後スピリチュアルな能力が開いていく可能性もあります。
この芳香現象は、霊的な存在がその人に何か伝えたいメッセージがあって起こしているので、そのメッセージを読み解くこともカギとなるようです。
私の場合の芳香現象の匂い
芳香現象は、何かその人に伝えたいメッセージがあって、送られてきます。
私の場合は、タバコの匂いがたびたびあります。
でも私、タバコの匂い大嫌いなんですよね…。
独身の実家にいた頃は、父親がリビングでタバコを吸うたびに「トイレで吸って!」と怒っていました。
1階のトイレは、すっかり父親の喫煙所になっていました。
その後、タバコを吸わない方と結婚し、タバコの匂いのない快適な生活になりました。
それがあるときを境に、たびたびタバコの匂いがするようになったんです。
最初は「突然隣の家の人が、タバコを吸うようになったのかな?」と思いました。
不思議に思っていたのですが、何回かたってから、家族に「今タバコの匂いするよね?」と聞いてみました。
そうしたら、家族全員が「タバコの匂いはしない」と言うではありませんか!
「うそっ!もしかして私だけ!?」
外出先でも感じるようになったので、家族以外の人といるときにどうしても確認したくなり、変だと思われるのを承知で聞いてみましたが、やっぱりこの匂いを感じているのは私だけでした。
「これって、もしかして江原啓之さんが言っていた芳香現象?」
薄々そうじゃないかと思ってはいましたが、明らかに私にしか感じない匂いが頻繁にあるので、その意味を知りたくなりました。
でもこの芳香現象の意味が、自分ではなかなか分かりませんでした。
一般的な芳香現象で伝えたいメッセージ
一般的に、その香りが良い香りであれば、良いことが起こる、幸運の前兆と言われています。
百合などの花の香りや香水、お香や線香の香りなどです。
高級感のある良い香りがするならば、それは高級な霊的存在が近くにいる可能性もあります。
高級な霊的存在が近くにいるならば、それは良いことが起こる前触れ、または自分の霊感が高まっているとも考えられます。
日本で一番有名な芳香現象と言われているのが、秋田の聖堂にある木製の聖母マリア像です。
この聖母マリアからは、驚くことに涙と汗が流れ落ちます。
そして聖堂が、何とも言えないとても良い香りに包まれます。
また、訪れた人の脳腫瘍が治るなどの不思議な現象も起き、海外でもキリスト信者の間では有名な場所となっています。
懐かしい香り、例えば小さい頃におばあちゃんの家でかいでいた匂いや、思い出のある花の香り、誰か深い関わりのあった人の香水の匂いなど、過去の記憶の中に残っている良い香りもありますね。
ポイントはその人がどう感じるかです。
懐かしい、落ち着く、心地よいなど、その人がいい香りと感じれば良い前兆と捉えることができます。
また反対に、悪臭や嫌いな匂いと感じた時は注意が必要です。
低級な霊の場合は悪臭がすると言われています。
タバコの匂いの場合は?
私が感じた、タバコの匂いというのはどうでしょうか?
例えば、普段はタバコの匂いが嫌いな人であっても、芳香現象のタバコの匂いは嫌だと感じなかったのであれば、それは良いことが起こる前触れの可能性があります。
人によっては、昔大好きだった家族や恋人が吸っていたタバコの、懐かしい匂いということもありますね。
このタバコの匂いというのは、芳香現象ではよくあることだそうです。
懐かしい大好きな人のタバコの匂いは、良い芳香現象の代表です。
でも合いたくない人や、嫌な人を象徴するタバコの匂いだった場合は、何か警告を送っている可能性があります。
良い気分になるのか嫌な気持ちになるのか、その人の感じ方が大切です。
私の場合伝えたいメッセージとは
私の場合、元々タバコの匂いは大嫌いな匂いでしたが、自分にしか感じない芳香現象ということで、副流煙の健康への害はおそらくないだろうと思ったら、そんなに嫌には思わなくなりました。
でも、この頻繁に感じるタバコの匂いが、一体私に何を伝えようとしているのかが、いくら考えても分かりませんでした。
どうしても気になったので、お世話になっているスピリチュアルカウンセラーの方に聞いてみました。
すると、この芳香現象を起こしているのは、母方のご先祖のおじいさんでした。
しかも私は直接会ったことのない、江戸時代に生きたご先祖様で、これはおじいさんが好きで吸っていたキセルの匂いだそうです。
私はその頃、必死に頑張っていることがあったので、「これは応援の意味があるのかな?」と思っていました。
でも実はそれとは逆で、この芳香現象はご先祖様が「間違えているよ。違うよ。」という意味で送っていた警告のメッセージだったんです。
私の必死な頑張りは、方向性が間違えていたということです。
その証拠に、その時、自分と家族を犠牲にする間違えた頑張り方をしてしまったために、私は体に慢性的な症状を抱えることになりました。
そして、もう一つご先祖のおじいさんが、スピリチュアルカウンセラーの方を通して伝えてくれたメッセージがありました。
その頃私は本当に心からやりたい、チャレンジしたいことから、理由をつけてずっと逃げていたのです。
それに対して「そんなにやりたいことが明確に見えているなら、四の五の言わずにやってみればいいだろう」というメッセージでした。
そのメッセージを受けて、私は本当にやりたいことへ、自分の進む方向を変えました。
そして、自分や家族を犠牲にするがむしゃらな頑張り方はしないように、心がけるようになりました。
それでも、今でも時々、おじいさんのキセルの匂いを感じることがあります。
そのたびに自分の進む方向ややり方が間違えていないか見直すと供に、いつも近くにいて見守ってくれていることに感謝しています。
まとめ
私の実際の体験も交えながら、芳香現象についてお伝えしました。
近くで見守ってくれている存在がいるというのは、心強いものです。
芳香現象のメッセージの意味を読み解くことはなかなか難しいこともありますが、自分だけにはピンと思い当たるということもあると思います。
自分には霊感はない、全く何も感じないと思い込んでいると、それがブロックになってなかなかメッセージをキャッチできなくなります。
気のせいと思わずに、自分が感じた繊細な感覚を信頼してみてくださいね。
見えない存在からのメッセージを受け取り、ぜひ日々の生活や人生に、生かしていってくださいね!
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