どんぐりの工作の虫対策。処理にはゆでる?冷凍する?それとも…

子供が両手に乗せたどんぐり 秋の自然

「秋の自然物を、工作や作品に使いたい!」

でもそんな時に気になるのが、どんぐりの中にいる虫ですよね。

我が家でも子供が小さい頃、拾ってきたどんぐりを家に置いておいたある日。

旦那さんが「ご飯粒がこんなところまで飛んでる」と手でつまんで床から拾ったのが、どんぐりから出てきた白いイモムシでした。汗

秋の工作やクリスマスリースの飾りに重宝するどんぐりですが、工作に使う場合には、しっかり虫対策をしておきたいですね。

拾ってきたどんぐりの、事前の虫処理についてお伝えしたいと思います!

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どんぐりから出てくる虫は何?

私は保育士をしていますが、子供と一緒に工作で使うどんぐりを拾ってくると、子どもたちはそれがきれいかどうかは関係なく、見つけたどんぐりは全て喜んで拾います。

大きい子どもたちなら「絶対きれいなものだけ拾う!」「黄緑のだけ!」など自分なりのこだわりを持って拾いますが、そうでなければ虫食いであろうが割れていようがお構いなしです。

拾うこと自体が楽しいんですよね^^

でもそれを工作に使うとしたら、やはりきれいな使える物だけを選別しなければいけません。

そうしないと後から、どんぐりの中から白いイモムシが出てきて大変なことになります。

これは多くの場合、ゾウムシの幼虫です。

そんな大変な事態にならないためにはどうしたらいいか、虫の処理の仕方についてお伝えしていきます。

虫の処理の方法

虫の処理の方法は、まず最初に、目で見ていたんでいるものは取り除きます。

割れている、穴が空いている、汚ないなどです。

そして次に、どんぐりを水の中に入れてみます。

底に沈んだどんぐりは、実が詰まっていて虫がいない可能性が高いです。

一方、水に浮かんだどんぐりは、虫がいたり中身が食べられた状態で、空洞の部分があるために浮かんでいる可能性が高いので取り除きます。

ただ、水に沈んだどんぐりが全て虫がいないという訳ではないので、あくまでこれは目安にして、適切にその後の処理をしてから使うのがおすすめです。

茹でる方法

目で見ていたんでいるのを取り除き、水に入れてみて選別した後は、次の処理方法に進みます。

まず、虫の処理方法としては、どんぐりを煮沸する方法があります。

鍋にお湯を沸かして、どんぐりを入れるだけの簡単な方法です。

ここで注意したいのは、その煮沸時間です。

長い時間煮沸してしまうと、中の実が膨張して皮が割れてしまいます。

また反対に煮沸時間が短いと、中に虫がいた場合に死滅されることができません。

小さいどんぐりなら3分、大きいものなら10分を目安に茹でるようにします。

茹であがったどんぐりはザルにあげて、しっかり水を切ります。

そして3日ほどしっかりと乾燥させましょう。

ただ直射日光に当ててしまうと割れてしまうことがあるので、風通しのよい場所で日の当たり具合は加減してください。

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見た目が乾いたように見えても、十分に乾燥していないと後からカビが生えてくることがあるのでしっかりと乾燥させてくださいね。

冷凍する方法

先ほどお伝えした煮沸の方法を行うには鍋を使いますが、料理に使う鍋に虫がいるかもしれないどんぐりを入れるのは抵抗がある、という人もいるかもしれませんね。

そのような方には、どんぐりの冷凍がおすすめです。

どんぐりを洗って水に沈む物だけを選別して乾かしたら、ビニール袋に入れて虫を凍らせて処理します。

この方法の場合、虫の死滅には4日以上の日数を冷凍し、その後は煮沸の時と同様に、しっかりと乾燥させる必要があるため、少し時間がかかります。

すぐに使いたいときには時間がかかりすぎるかもしれませんね。

塩水・電子レンジも

冷凍では時間がかかりすぎる、そんな時には塩水に一晩つけるという方法もあります。

その後は他の方法と同じように、しっかりと乾燥させます。

また、どうしても「急ぎで使いたい!」という時には、電子レンジで加熱する方法もあります。

電子レンジだと30秒以上加熱すると皮が破裂してはぜてしまうため、時間の調節が難しいですし、はぜたときにかなり熱くて危険です。

電子レンジから出した瞬間にはぜる時もあるので、安全性からあまりおすすめはしません。

でも「明日どうしても工作に使いたくて困っている…。」という時にはそのような方法もあります。

まとめ

身近な秋の自然を感じられる、かわいいどんぐり。

イモムシで大変な思いをしたり作品を台無しにしてしまわないように、しっかり虫の処理をしてからお使いください。

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れっきー

子育てライフカウンセラー・保育士として個別相談や情報発信を行ったり、宮城県で子育てサロンを運営しています。

19年の公立保育所勤務経験があります。

小さい頃から、不思議なことが当たり前に起こるような家庭環境で育ちました。

そのため「目には見えない世界が絶対ある!」と、見えない世界のことを探求する人生になりました。

男の子兄弟、二児の母です。

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