「子供に生まれる前の記憶がある」という話を聞いたことがありますか?
少しずつそんな話を聞いたことがある、という人も増えてきていますよね。
でも、絶対にそんなことはあり得ないという人も多いです。
子供たちは本当に生まれる前の記憶があって、それについて話をしているのでしょうか。
今回は「子供に生まれる前の記憶があるって本当?空にいたなどその共通点は?」と題して、お伝えしていきたいと思います。
私の子供が話した体験談もあるので、参考になれば嬉しいです!
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子育てのポイントやコツをおさえて親子で幸せな子育てを
子供に生まれる前の記憶があるって本当?
子供が言葉を話すようになると、自分が生まれる前の話をしゃべり出すことがあると言われています。
お母さんのお腹の中にいた時の、お腹の中の様子や、お腹の中で何をしていたか、何を感じていたかなどです。
また、お腹の中にいた時に、お父さんとお母さんがこんなことを話していた、夫婦げんかをしていた、こんな出来事があったなど、子供には話していないことを話されて驚くお母さんもいるようです。
子供に生まれる前の記憶があるって本当なのでしょうか?
年齢的には、子供が自分の記憶を言葉で表現できる時期なので2~3歳頃からが多く、年齢が上がるにつれて記憶が薄れていくことが多いと言われています。
その子供が持つ生まれる前の記憶について、日本で専門的に研究されているのが池川クリック院長の池川明先生です。
保育士の私も第一子が生まれた後、池川先生の講演会を聞く機会があり、赤ちゃんだった我が子を連れて聞きに行きました。
赤ちゃん連れのお母さんたちが、他にもたくさん来ていましたよ。
池川先生が研究されているのが「胎内記憶教育」という分野です。
お腹の中にいた記憶だけではなく、生まれる前の世界や過去世など、今世で生まれてくる前の部分の全てを「胎内記憶」と言っています。
池川先生の元には「うちの子がこんな胎内記憶を話しました!」という体験談がたくさん情報として集まってきています。
その情報の数々を知ったら「胎内記憶はやっぱりあるのでは?」と思う方も多いと思います。
歌舞伎役者の市川海老蔵さんご自身も、そしてそのお子さんも胎内記憶を語っています。
うちの次男も、胎内記憶や誕生記憶を話しましたし、私の周りのお母さんでも何人かいます。
身近でも胎内記憶を話す子が、やっぱり増えてきている感じがしますね。
我が家の場合
うちの次男の場合は、3歳の時に胎内記憶を話しました。
何かの話の流れでさり気なく「ママのお腹の中にいるときどうだった?お腹の中は何色だった?」と聞くと「ピンク」と即答。
(おー!ついにきたぞー!)と、初めて語られる胎内記憶に、内心喜びながらも、必死に平静を装いつつ、さらに聞いてみました。
「あったかかった?寒かった?」すると「あったかかった」と答えました。
「お腹の中で何見えた?」と聞くと「もも」だそうです。
「桃!?」
でもすぐ思い当たることがありました。
私、妊娠中、子宮筋腫を持っていたんです。
子宮筋腫は良性のポリープのようなものなので、何も影響がなければそのまま様子を見ていけば大丈夫なものです。
その時の筋腫は小さなものだったので、出産にも影響ないということでそのままでした。
次男は私の子宮にある筋腫を見ていたのではないか、そう思ったんです。
胎内記憶は子供がその当時の記憶を思い出して、今現在の言語力で言葉にします。
だから、3歳の子供が子宮筋腫というものを知るはずもないし、その言葉も知りません。
だとすれば、お腹の中にいる時に、近くにいつもピンクの丸い物があったのを思い出して、それを3歳の子供の言語力で表現すると「ももがあった」になると考えられます。
あくまでも憶測なので、それが真実かどうかは証明できませんが。
「お腹の中にいる時、何が楽しかった?嬉しかった?」と聞いてみました。
「ママが笑ってるとき楽しかった」とか「お腹の中でスイスイ泳いで楽しかった」とか言うかな?と想像。
次男の答えは「パパとお兄ちゃんが来て嬉しかった」でした。
「ん?」
でもこれもすぐにピンときました。
私は次男を出産の時に、切迫早産で3ヶ月弱ほど入院していて、絶対安静の生活だったんです。
自分の実家の近くの産婦人科に入院していたので、旦那さんが上の子を連れてお見舞いに来られるのは仕事が休みの日だけ。
週に1回だけ会えました。
その時間がとても嬉しかったのは私だけでなく、お腹の中の次男も同じだったようですね。
次男は帝王切開で生まれました。
「お腹から出てきた時、お医者さんは見えた?男だった?女だった?」と聞くと
「見えなかったよ。だって目をぎゅっとつぶってたもん。」
なるほど。「じゃあ、目はつぶってて見えなかったけど、耳は聞こえた?」
「聞こえた」
聴覚は発達してますからね。
なんかそれらしいこと言ってるなぁ!と内心めちゃくちゃ喜んでいる私。
でも平静を装って・・・、せっかくだからもう少し聞いてみよう。
「生まれた時どうだった?どんな気持ちだった?」
「ミルクをはさみでチョキンとされて、怖くて泣いた」
ミルク?はさみ?
3歳の子の頭で考えたときにミルクって・・・。
もしかして、へその緒!?
お腹の中にいる時、お母さんからの栄養をへその緒からもらいますよね。
赤ちゃんが栄養をもらう=ミルク
それをはさみでチョキンとする=へその緒をはさみで切るだー!
まるで暗号のように、3歳の次男の言葉を解読。
「ミルクってへその緒のこと?」
「わかんないよー」と次男。
そうだね、まだへその緒って知らないよね。
「じゃあ、ミルクをチョキンと切った時、痛かった?」
「うん、ちょっと痛かった」
へその緒切るとちょっと痛いのかー!!
そんな次男の胎内記憶でした。
これを証明するすべはないし、その2年後くらいには、そう話したことも忘れちゃったみたいです。
上の子に関しては、胎内記憶っぽいことを話すことも全くありませんでした。
でも、誰がなんと言おうと、可愛い我が子が話したそのことを、お母さん自身が胎内記憶だって思うならそれでいいと思うんです。
うちの子、お腹の中でこんなこと思ってたんだ、生まれた時こんなこと思いながら頑張って生まれてきてくれたんだ、そう思うだけでなんだか幸せな気持ちになりませんか?(*^-^*)
子供は生まれる前は空にいた?
池川明先生の胎内記憶教育では、お母さんのお腹の中にいた時のことだけではなく、生まれる前の世界や過去世など、今世で生まれてくる前の部分を全てひっくるめて胎内記憶と言っています。
胎内記憶を話す子供の中で一定数いるのが、お腹の中の記憶だけではなく、それよりも前の記憶を持っている子供たちです。
そして、その子供たちが話すのが、生まれる前は「お空にいた」という話です。
今生まれてきている子供たちは、私たち大人よりも魂年齢が高い子供たちが多いと言われています。
それはスピリチュアルな話になりますが、今、地球の波動が上がってきていて、地球の進化を促すために、魂のレベルが高い子供たちがたくさん生まれてきているといいます。
今の子供たちが大人になる頃には、世の中が大きく変わっていることでしょうね。
でもその子供たちが、自分らしく魂を輝かせて生きていくためには、私たち親がどう育てていくかが大きな影響を与えます。
保育士をしていて感じるのは、右向け右の子供ではなく、本当にいろんな個性の子供が増えているということです。
それは右向け右の型にはめる教育で育った世代から見たら「発達障害」というくくりの、型にはめたくなるような子もいることでしょう。
そんな今までにはなかなかいなかった、魂年齢の高い個性豊かな子供たちとの向き合い方を、私たち大人は学んでいかなければいけませんね。
また、生まれる前にいる世界のことを中間生といいます。
この中間生にいた時の記憶を話す子供が、増えてきています。
私が実際にお会いした人の中には、子供の胎内記憶のことに興味があって、自分なりに調べたり話を聞いたりしていたら、自分自身の中間生にいた時の記憶を思い出してしまった、という女性がいました。
大人でも少しずつ、何かのきっかけで生まれる前の記憶を思い出す、という方が増えてきている気がします。
空の上には神様がいる
中間世では空の世界にいて、そこには神様のような存在がいるようです。
その子どもが中間生の記憶を、その時の年齢の言語力で表現するので、表し方は様々です。
でも「天国みたいなところに、ひげが生えた神様がいて・・・」「大仏がいて」など、何かそこにいるみんなを見守って導いている存在がいると話す子が多いそうです。
その存在のもとで、次に生まれる人生ではどんなことを経験し、感じ、味わい、何を学びたいか、人生の設計図を立てます。
それは青写真(ブループリント)とも呼ばれます。
何度も地球で生まれ変わった経験のある魂は、よく分かっているので比較的あっさりとした設計図。
地球で生まれ変わる経験の少ない魂や、初めて地球に生まれる魂は、何歳でこの人と出会ってこんな経験をして・・・とこまかく決めてきます。
私たちの旅行と似ていますね。
初めて行く旅行先だと、十分楽しんで体験できるように、交通手段の乗り換えの仕方や、美味しい食べ物屋さんなどこまかく調べてから行きますよね。
そして空の上から、どの人を親にするかを自分で選びます。
自分がこの親の元に生まれたら、多くのことを学べるという人を、親に選ぶのです。
「このお母さんがいい!」とお母さんを選んで来る子が多いようです。
私たちも記憶はなかったとしても、生まれる前はステキなお空の世界にいて、この人生の設計図を立てて生まれてきたのかもしれませんね。
生まれる前の記憶の共通点
生まれる前の記憶について、いろいろお伝えしてきましたが、子供たちが話す胎内記憶には
共通点が多く見られます。
・お空の世界にいた
・お空の世界には神様がいた
・神様に「好きなお母さんを選んでいいよ」と言われて、自分でお母さんを選んだ
・すべり台でおりてお母さんのお腹の中に入った
などです。
そしてその他に共通点として多いのが「なぜ生まれてきたのか?」との質問に対して
「人の役に立つために生まれてきた」という答えです。
この人というのは多くの場合、母親のことを言っています。
でも、お母さんのお手伝いをするとか目に見えて分かりやすい役立ち方ではありません。
お母さんの感情を揺さぶって、それによってお母さん自身が成長するように役に立つのです。
そのまっただ中にいるお母さんにとっては、苦しいことも多くあるかもしれません。
でも目の前の子供が、一見自分を困らせているように見えても、本当はお母さんの成長のためにイライラさせたり、悲しくさせたり、自己嫌悪させたり、様々な気付きを与えているのかもしれませんね。
胎内記憶について興味が出てくると、多くのお母さんが、我が子にも聞いてみたいと思いますよね。
胎内記憶を自分の子どもから聞きたいお母さんは、うまく聞くためのコツがいろいろあります。
こちらから誘導するような形では、子供から引き出すと言うよりも、ただこちらがこう言って欲しいという願望を、子供に言わせるだけになってしまいます。
それに良くない聞き方をしてしまうと、せっかく話しても、その後二度と話してくれないようになってしまいますので、注意してくださいね!
まとめ
胎内記憶もそうですが、スピリチュアルな面を持つものは、そんなことはあるわけないと言われたり、嘘だと言われたり否定する人が多い分野です。
でもそのことが真実かどうかということにこだわるよりも、それを知ってその人の人生が、どう変わったかが大切だと思います。
胎内記憶のことを知ることで、気持ちが楽になったり、今までより楽に生きられるようになったり、その人の人生が輝くなら、その考えを取り入れたらいいですよね。
胎内記憶について知ることで、我が子がより一層愛おしくなり、絆が強まり、子育てが楽しくなるお母さんが増えますように!
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