子供が水疱瘡に、親の帯状疱疹からうつる!兄弟でなった体験

お薬手帳 子どもの健康

旦那さんが初めて帯状疱疹になりました。

症状が出た場所が顔の神経だったので、結構重症化しました。

顔のほぼ中央に縦に並んで発疹が出て、脳の神経も近いため、ひどい頭痛と片側の目も大変な状態でした。

時間はかかりましたが、旦那さんは少しずつ症状も回復していきました。

仕事ができる状態ではないので、病休でずっと家で安静に過ごしていました。

そんな中「子供たちにもうつるかもね」と言っていたら、潜伏期間と言われている2週間がたったところで、子供たちにも異変が・・・。

親の帯状疱疹から、子供たちが水疱瘡にかかった体験を、お伝えしたいと思います。

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子供が水疱瘡、親の帯状疱疹からうつった!

旦那さんが、初めて帯状疱疹になりました。

私の周りでも、母親や職場の人など、疲れやストレスがたまると帯状疱疹になっている方がいたので、そのたびに大変だなぁと思ってみていました。

母親が言っていたのは「カミソリでスリスリこすられているように痛い」と。

カミソリでって、それってだいぶ痛くない!?

絶対になりたくない!

旦那さんの場合、症状が出た場所が顔で、最初の症状が頭痛と目の痛みだったため、帯状疱疹だと診断がつくまで、数日かかりました。

神経に沿って発疹が出るという帯状疱疹の特徴の通り、縦に並んで帯状に発疹が出始めたため、その段階になってやっと診断がつきました。

帯状疱疹は小さい頃、水疱瘡(水痘)にかかったときの水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が、体内の神経節という所に潜んでいて、免疫力が低下したときに再び活動、増殖を始めることで発症します。

ウイルスは神経の流れに沿って、神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹、水ぶくれが出ます。

普段は免疫力によって普通に活動が抑えられているのですが、加齢や過労、ストレスなどで免疫力が低下すると暴れ出します。

日本では成人のおよそ9割の人がこのウイルスを持っていて、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。

特に50代から発症率が高くなりますが、若い人でも発症する可能性があります。

旦那さんは40代なかば。

まぁ、年齢も年齢だし、仕方ないかぁ。

この水痘・帯状疱疹ウイルスは、初めて感染した時には水痘(水疱瘡)として発症します。

だから小さい子は、水疱瘡になるんですね。

帯状疱疹の水ぶくれのつゆの中に、たくさんのウイルスがいるため、それによってまだこのウイルスに感染したことのない子供には、うつることがあります。

「子供たちにもうつるかもね。でも大きくなるほど症状が重くなりやすいから、今かかった方がいいかもね」なんて話していました。

調べてみると感染力は非常に強く、なんと空気感染する!

そもそも防げないじゃん!!

唾液・咳などの飛沫感染、そしてウイルスに触れることでの接触感染も注意です。

同じ生活空間で生活している親子なので、かからなかったらそっちの方が驚きですね。

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潜伏期間はおよそ2週間。

旦那さんの水ぶくれが顔にできて、つゆが垂れるようになってから、ちょうど2週間ほどたった頃、まずは小学生の長男に異変が・・・。

やっぱりきたか!?

子供が熱。水疱瘡の症状は?

長男が深夜に、突然嘔吐しました。

水ぼうそうで嘔吐のイメージがなかったので、「回転寿司で食べ過ぎたか?」という思いもありつつ、様子を見ることに。

夜が明けて、嘔吐は朝までで治まったけど、吐き気は日中も続いているみたいでした。

その日は水分だけとって、食事はほとんど食べず、横になってだるそうに寝てばかり。

目は具合悪いときにいつもなる、二重まぶたに。

熱は37.7度で、平熱よりも高めです。

口元にちょっとニキビが。

そのまた翌日は、少し会話に入ってくる元気が出てきたようで、少しずつですが食事もとれるようになりました。

うーん、口元のニキビが大きくなってきてる。

んっ?ニキビが2つになってる。

これ、怪しいぞ!

と思っていたら、時間の経過と供に、パラパラと発疹が増えてきました。

そのまた次の日は明らかに顔、頭皮、お腹、背中、腕と発疹が広がってきました。

小児科を受診したら、やっぱり水痘(水疱瘡)でした。

受診の前には、一応病院に電話をして水疱瘡の可能性が高いことを伝え、速やかに隔離室に入れてもらい、そこで診察とお会計をしてもらいました。

長男の場合、嘔吐、便はちょっとゆるめ、微熱、倦怠感、食欲不振、全身の発疹(発疹はかゆみを伴う)といった症状でした。

調べると症状に嘔吐って書いてあるのはなかなか無いんですけどね。

たまたまかな?

症状も人それぞれですね。

兄弟で水疱瘡の症状の出方が違う

うちには小学生の次男もいるのですが、下の子ももちろんうつりましたよー。

なんていったって、空気感染ですから!

でも水ぼうそうは、調べたところ症状の出方の個人差が大きいようです。

年齢が上がるほどひどくなることが多いそうですが、下の子は長男よりも症状が軽かったです。

熱も出なければ、元気もいつも通りにあり、食欲も旺盛のまま。

発疹も少なめでした。

かゆみはあるので、それは時々「かゆいー!」と訴えてきましたけど。

発疹用の塗り薬ももらったので、かゆみが強いような所にだけ塗りました。

感染症は同じかかるなら、小さいうちの方がいいですね。

まとめ

我が家は旦那さんの帯状疱疹から夏休み中にうつったので、とんだ夏休みになりましたが、家でゆっくり休める夏休み中で良かったです。

学校を1週間も休ませたら、やっぱり勉強の遅れも気になりますからね。

今回の経験で思ったことは、大人の過労やストレスは本当に万病の元!

加齢は仕方がないにしても、普段から疲れやストレスは溜めないようにしないといけないですね。

そして感染症は家族がかかるとやっぱり防ぐのは難しいので、かかったらみんなで安静に過ごしましょう。

なんていったって健康が一番!

健康管理の大切さを改めて再確認した体験でした。

皆さんも健康には十分にお気をつけてお過ごしください^^

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れっきー

子育てライフカウンセラー・保育士として個別相談や情報発信を行ったり、宮城県で子育てサロンを運営しています。

19年の公立保育所勤務経験があります。

小さい頃から、不思議なことが当たり前に起こるような家庭環境で育ちました。

そのため「目には見えない世界が絶対ある!」と、見えない世界のことを探求する人生になりました。

男の子兄弟、二児の母です。

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