冬至かぼちゃはなぜ食べる?んのつく食べ物やゆず湯の意味

かぼちゃの煮付け 冬の年中行事

冬至になると冬至かぼちゃを食べますよね。

一体なぜ冬至には、冬至かぼちゃを食べるのかご存じですか?

また、冬至かぼちゃ以外にも「んのつく食べ物」を食べると良いとも言われています。

冬至にゆず湯をする意味についても、お伝えしていきたいと思います!

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冬至かぼちゃを食べるのはなぜ?

冬至かぼちゃ

まず冬至とは一体何なのかについて、簡単に確認しておきましょう。

冬至とは、太陽の高さが1年で最も低く、太陽が出ている日照時間が最も短くなる日のことです。

言い換えると、一年で一番夜の時間が長い日ということになります。

具体的にはいつかというと12月21日頃になりますが、日にちは固定ではなく毎年変動します。

冬至の日の日照時間を、太陽の高さが1年で最も高くなる6月の夏至と比べると、北海道でおよそ6時間、東京ではおよそ4時間半もの差があります。

昔の日本では、冬至の頃になると、収穫した野菜も少なくなり、野生の動物たちも活動しない季節のため、食べ物を確保するのがとても難しい季節でした。

栄養もあって保存もきくかぼちゃは、とても重宝される食材で、特別に大切にされていました。

かぼちゃの収穫のピークは夏ですが、採れたてのかぼちゃには甘みがなく、貯蔵して3ヶ月前後ねかせることで甘みが引き出されおいしくなります。

野菜の中では高カロリーで、重要な栄養素の多くが豊富に含まれ、野菜の中でもトップレベルの栄養価を誇るかぼちゃは、冬の風邪予防にも効果的です。

栄養豊富なかぼちゃは、冬にビタミンなどの供給源が不足した時代にとって、とても貴重なものだったといえます。

また、一緒に食べる小豆は赤い色をしていますね。

赤い色には厄除けや魔除けの意味があり、昔から食べられていました。

その風習が、今でも冬至かぼちゃを食べる習慣として残っているのですね。

冬至に、んのつく食べ物を食べる由来

金柑

冬至の日には「ん」がつくものを食べることで運気が上がると昔から言われているのをご存じでしたか?

この風習には「一陽来復」という考え方が関係しています。

冬至は太陽が出ている時間が一年の中で最も短く、翌日から再び徐々に長くなり、太陽の力が甦ってきます。

そのため冬至が「陰」が極まった状態で、その翌日から「陽」が再びやって来るため、冬至を境に運が向いてくるという考え方です。

かな文字「いろはにほへと」は最後に「ん」がくることから、「ん」には一陽来復の願いが込められており、縁起の良いものなのです。

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かぼちゃも南瓜(なんきん)と表され「ん」がつくため、縁起の良い食べ物のひとつです。

これは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ています。

「ん」がつく食べ物は、だいこん・ほうれん草・こんにゃく・みかん・りんごなどたくさんありますね。

また、特に「ん」が2個つくものは「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれています。

南瓜(なんきん)・蓮根(れんこん)・人参(にんじん)・銀杏(ぎんなん)・金柑(きんかん)・寒天(かんてん)・饂飩(うんどん(うどん))の七つです。

「ん」が二つ付いていることから運が沢山呼び込めると言われています。

冬至にゆず湯に入る意味

柚子

冬至には、ゆず湯に入ると良いと言われていますよね。

その意味とは一体何なのでしょうか?

先ほど「一陽来復」についてお伝えしました。

ゆず湯は、冬至を境にして運気が上昇していく前に、身体を清めておく厄払いのための禊ぎの意味があります。

昔は今と違って、毎日のように入浴する習慣はありませんでした。

そのため、お湯に浸かること自体に、禊ぎといった浄化の意味があったのです。

そこにさらに香りの強い柚子を入れる事によって、邪気を払うといった意味もありました。

冬が旬の柚子は香りが強く、身を清めるのには最適でした。

また、柚子の木は寿命が長く病気にも強いので、ゆず湯に入り無病息災を祈ったとも言われています。

柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。

柚子湯に入りながら「一陽来復」と唱えると、さらに運気を呼び込めるとも言われているそうですよ。

ゆずの入れ方は?

柚子

ゆず湯の入り方には、いろいろな方法があります。

丸ごとお風呂に入れる、皮を何ヶ所か削ぐか切り込みを入れて丸ごと入れる、半分に切って入れる、皮だけ入れる、果汁を搾って入れる、輪切りにしてガーゼの袋などに入れるなどお好みの方法で味わいましょう。

肌に刺激を感じる場合があるので、特に肌がデリケートな方やお子様は気をつけてください。

また、入れ方によっては後からのお掃除が大変になる場合があるので、そちらも考えて行ってください。

ゆずに含まれるクエン酸やビタミンCには、美肌効果や、体を温めたり風邪を予防する効果もあります。

香りにも癒やされ、リラックスできますね。

厄払いの禊ぎの意味、そして様々な効果のあるゆず湯を、ぜひ楽しんでみてくださいね!

まとめ

冬至は、昔からの日本の風習が多く残る、1年の節目の時です。

そこには、昔からの日本人の知恵や願いが、たくさん込められていたのですね。

冬至を有意義に過ごし、一陽来復の運気の上昇気流に乗って、新たな1年を迎えたいですね!

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