紅葉狩りの意味や由来は?一体何するの?いつ行くのがいい?

赤く紅葉したもみじ 秋の年中行事

秋と言えば、紅葉狩りが思い浮かぶ人もいますよね。

この紅葉狩りの意味を勘違いしている人が、日本の大人にも一定数いるそうです。

紅葉狩りには、なぜ「狩り」という言葉が使われているのでしょうか?

その由来についてお伝えしていきます。

また紅葉狩りってそもそも、一体何をすることなのでしょうか?

紅葉狩りのおすすめの楽しみ方についても、お伝えしていきたいと思います!

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紅葉狩りの意味

紅葉狩りは「もみじがり」と読みます。

「狩り」という言葉がついているので「一体紅葉狩りって何するの?」と思っている方もいますよね。

若い方には分からなかったり、勘違いしている方もいるようです。

私も学生の頃までは紅葉狩りって、紅葉した枝を折ってたくさんとってくることだと思っていました。笑

「でもそんなことしていいのかなぁ。みんな本当にそんなことしてるのかなぁ。」と思ったり…。

昔の私と同じように思っている、若い人たちがいるようです。

では紅葉狩りの「狩り」って何でしょうか?

狩りというと一般的には、獣を捕まえる時に狩りという言葉を使いますね。

でも果物狩りでは「いちご狩り」「さくらんぼ狩り」など、果物の名前をつけて言います。

その場合はその果物をとる、またはとって食べるという意味で使われています。

その他に使われているのが、「潮干狩り」という言葉です。

潮干狩りとは潮の引いた遠浅の浜で、砂の中のアサリやハマグリなどの貝をとることです。

こちらも貝をとるという意味があります。

「椎茸狩り」「たけのこ狩り」なんていう言葉もあります。

狩りというときには、何かをとるというイメージがあります。

これを紅葉狩りに当てはめると、「紅葉した葉っぱや、葉っぱのついた枝をとってくることなのでは?」と思うのも自然な発想ですね。

でも実際には、紅葉を見て楽しむことを紅葉狩りといいます。

紅葉の木を折るという行為は、マナー違反になる場合がほとんどですので、しないようにしましょう。

ではなぜ紅葉狩りには「狩り」という言葉が使われているのでしょう。

それには語源になる由来があります。

紅葉狩りの由来

紅葉狩りの風習は、平安時代からあったという説が有力です。

この説によれば、その当時、紅葉するような木は庭園に植えられるということはなく、鑑賞するには山へ出かけて行く必要がありました。

平安貴族は、秋に紅葉を鑑賞するために、山に出かけるので「狩り」と言われました。

また、この当時は実際に枝を折って手に取り、手元で鑑賞したので「狩り」と言われています。

手に取りやすい細い枝を刈り取り、手に取って和歌を詠んだりしていました。

室町時代の能楽師 観世信光の曲に「紅葉狩」があるので、室町時代には「紅葉狩り」という言葉はすっかり定着していたようです。

実は、桜狩りという言葉もあったんですよ。

桜

藤原定家の和歌に『桜狩り 霞の下に今日くれぬ 一夜宿かせ 春お山もり』というものがあったり、松尾芭蕉も桜狩りという言葉をつかっています。

植物にも狩りという言葉が使われていたのですね。

古語辞典にも「狩り」は、求めてとったり、鑑賞したりすることと載っているので、鑑賞するという意味もあったのですね。

桜狩りという言葉は、現代では聞かれることもすっかりなくなりましたが、紅葉狩りは現代でも日本に残るステキな風習ですね。

鬼女紅葉伝説

またその他にも、紅葉狩りの由来になるような話があります。

別の説では、鬼女にまつわるこんな説があります。

子供に恵まれなかった夫婦が、第六天の魔王に祈ると女の子を授かりました。

成長した娘の紅葉は読み書き、和歌、裁縫、琴などに秀で、美貌を持つ才女でありました。

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また、不思議な妖力があり、その力で人々の病を治したりすることもできました。

京に上ると、紅葉は源経基の目にとまり、 経基の子供を身ごもります。

その頃本妻がかかっていた病の原因が 紅葉の呪いであると比叡山の高僧に伝えられ、紅葉は信州戸隠に追放されました。

京での華やかさには、ほど遠い生活に、次第に紅葉の心は荒み、いつしか鬼の心が芽生え、夜な夜な村を荒らしに出るようになりました。

時の帝が、平維茂(たいらのこれもち)に鬼退治を命じます。

維茂が戸隠山に向かうと、美しい女たちが紅葉の下で宴をしていました。

維茂は誘われるがまま酒宴に加わり、いつしか眠りに落ちてしまいます。

この女たちこそ鬼女・紅葉とその手下なのでした。

罠にはまった維茂を前に、鬼女が本性を現したとたん、維茂は夢の中でお告げとともに神剣を与えられます。

危機一髪のところで目を覚ました維茂は、神剣によって鬼女を退治しました。

ちなみに現代でも鬼女紅葉の伝説は「紅葉狩」という演目で能や歌舞伎、神楽でも演じられていて有名です。

紅葉狩りどうやって楽しむ?

山

紅葉狩りは先ほどもお伝えしたように、現代では紅葉した葉っぱの枝を折って愛でるということではなく、紅葉を観賞することを言います。

でも鑑賞するといっても、その楽しみ方にはいろいろあります。

例えば紅葉狩りができる、場所について考えてみましょう。

山、滝、寺社仏閣、渓谷など紅葉はさまざまな場所で楽しむことがことができ、場所によってその趣も異なります。

それぞれの美しさや迫力などが異なるため、複数のスポットへ足を運んでみるのもいいですね。

また、紅葉に何かをプラスした楽しみ方もおすすめです。

例えば・・・

秋の味覚と共に紅葉を楽しむ

ハイキングやウォーキングをしながら紅葉を楽しむ

温泉に浸かりながら紅葉を楽しむ

温泉

どれも秋を存分に満喫できる楽しみ方ですね。

紅葉狩りに行くときに、自分はどんな場所や景色の中で何をしながら楽しみたいのか、それをポイントに、ぜひ楽しいお出かけを考えてみてくださいね!

紅葉狩りはいつ行くのがいい?

紅葉狩りで美しい木々の紅葉をを見るためには、気温の冷え込みが欠かせません。

朝晩の冷え込みが、およそ5℃以下になると、紅葉が鮮やかになりますから、その時期が見頃です。

以前は秋の風物詩として有名でしたが、現在では温暖化の影響もあり、場所によっては初冬にずれ込むことも珍しくありません。

せっかく行くなら、紅葉の一番良い時を狙って行きたいところですが、紅葉狩りの有名スポットとなると、ものすごく混雑ところもあります。

場所によっては遊歩道をすれ違うのに、ちょっとした順番待ちで大変だったりすることもあります。

混雑を避けて自分のペースでゆっくりと紅葉を観賞したいという方は、紅葉のピークの土日を避けたり、ピークそのものを避けてちょっとだけ時期をずらすというのも良いと思います。

そしておすすめなのが、早朝のまだ混んでいない早い時間に行くということです。

日中の秋の日差しも心地よいですが、朝は空気も澄んでいて更にいい気持ちで観賞することができます。

混雑する有名スポットでは、紅葉狩りに行く時期や時間帯も考慮してみてくださいね!

まとめ

「紅葉狩りの意味や由来は?一体何するの?いつ行くのがいい?」ということでお伝えしてきました。

平安時代の昔から、日本人の秋の風情ある楽しみとして行われてきた紅葉狩り。

日本人の自然を愛でる、豊かな日本の心を次世代にも伝えていきたいですね。

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はっぴぃママ

子どもが大好きな保育士ママです♪

プロセラピストとして、心理学も学んでいます。

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そのため「目には見えない世界が絶対ある!」と、見えない世界のことを日々探求するのが趣味になりました。

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