年末になると「そろそろ、やらないとなぁ」と頭をよぎる大掃除。
気持ちよく新年を迎えるために、済ませておきたいと思いつつも、なかなか時間がとれなかったり、気持ちが乗らないという方も多いではないでしょうか?
来年も気持ちよくお正月を迎えられるように、年末の大掃除のポイントをおさえて、コツコツと進めていきましょう!
年末の大掃除のポイントは?
まず「年末の大掃除」とは言いますが、年末の忙しい時期に気合いを入れて1日で終わらせようとするのは避けましょう。
12月は何かと慌ただしく忙しい月ですよね。
年末年始の休みに入る前に、仕事もある程度終わらせておきたいし、お歳暮の手配や年賀状作成、クリスマスやお正月の準備、飲み会と何かと忙しいものです。
一年の大掃除はできるなら、寒くなる前に秋からコツコツと進めておくのがおすすめです。
忙しい12月ではやる気もなかなか出ませんが、まだ時間的に余裕のある11月あたりなら気持ちにもゆとりを持って取り組むことができます。
それに12月は冷え込むため、ベランダや大きな窓などの掃除は寒いですし、室内の掃除も換気で寒い中、窓を開けていなければいけません。
気候が良く日差しの気持ち良い秋から、何回かに分けて計画的に取り組むことをおすすめします。
大掃除は何から始める?
まずは真冬の寒さになる前に、外回りの掃除や水を使うような掃除から先に手を付けると良いでしょう。
そして室内は、すぐに掃除に取りかかるのではなく、まずは不要品の処分から始めていきます。
いらないものはこの機会に思い切って処分していきます。
思いがけずたくさん不要品が出るかもしれないので、各自治体のゴミの回収日や回収方法を確認して進めていきましょう。
年末の最終回収日もチェックし、ゴミに囲まれてしまわないようにすると良いですね。
掃除は大変な場所から先に行っていきます。
汚れが蓄積しているキッチンなどは、頑固な汚れを落とすために、漬け置き洗いで思っていた以上の時間がかかるかも知れません。
つけ置きにかかる時間を考えながら、その間に他の場所の掃除を進められるようにしていきます。
お風呂のカビ取りなども、時間がかかるところですね。
いつも頻繁に使用するトイレや玄関、リビングなどは年末年始の来客の予定に合わせて行っても良いので、その他の時間がかかる場所を優先させていきます。
カーテンなど洗濯機で洗える大きな物は、晴れた日を見つけてタイミングを逃さずに洗濯していきます。
チェックリストを作って家族を巻き込む
自分が掃除したいところのチェックリストを作って、前もって掃除する効率の良い順番を決めてのぞむのも良い方法です。
その時にうまく家族を巻き込んで、分担して進めていきます。
例えば未就学児や小学生くらいの子どもたちなら、普段は使わないような掃除用具を与えるだけで張り切って取り組んでくれます。
小学生になると子供と言っても、結構きれいな仕上がりで掃除してくれるようになるので、立派な戦力です。
うまく家族を巻き込み、分担しながら大掃除を進めていきましょう。
まとめ
日本では、昔からお正月にきれいな状態で年神様をお迎えするために、大掃除をしてきました。
でも完璧になるまできれいに掃除をしようと思うと、気持ち的にも疲れてしまうものです。
完璧主義にならず、自分がこれくらいなら心地良くお正月を迎えられる、というところをまずは目指して少しずつ進めていきましょう。
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